70年代経営側は「パイの理論」を持ち出して春闘での大幅賃上げ要求に楔を打ち込んできた。
今日、「トリクルダウン」なる言葉で国民を欺こうとしている。
辞書で調べるとtrickle downとある。
血・涙・雨などがしたたり落ちる意味。
言い得て妙とはこのことか。
労働者の血や涙を滴り落として酷使し大企業が大儲けをする。
これほど適切にしかも端的に表す表現はない。
血も涙もない輩が国民・労働者の血と涙をしたたらせて喜ぶ姿は地獄の閻魔も開いた口が塞がらないのでは?
70年代経営側は「パイの理論」を持ち出して春闘での大幅賃上げ要求に楔を打ち込んできた。
今日、「トリクルダウン」なる言葉で国民を欺こうとしている。
辞書で調べるとtrickle downとある。
血・涙・雨などがしたたり落ちる意味。
言い得て妙とはこのことか。
労働者の血や涙を滴り落として酷使し大企業が大儲けをする。
これほど適切にしかも端的に表す表現はない。
血も涙もない輩が国民・労働者の血と涙をしたたらせて喜ぶ姿は地獄の閻魔も開いた口が塞がらないのでは?
言葉として聞いたことはあった。そうとう前に。
ただ、タックスヘブン。税金天国。そんな意味で捉えていた。
今回パナマ文書で明かされた内容では世界の政治家、それも一国のリーダーの名が明記されていた。
中には首相を辞職した人も。
中国の習近平氏と彼の家族も。
原語では、tax haven=租税回避地だそう。heaven=天国でない。
まあ、回避する者にとっては天国みたいなものか。ヘイヴンとヘヴン。
似たような響きではある。
かつてケイマン諸島が代表的なものとして記憶にあるが、オランダにもあると聞いてびっくり。
日本の企業代表でこの恩恵を受けている人は本来納税額を7億も軽減しているようだ。
アパレルメーカーのY氏。
脱税とは違い「合法」であるから司直の手が伸びることはないともいう。
それにしても本来納める税を回避するという点から言えば広義で「脱税」と言えないか。
先日見たドキュメンタリー番組「欲望の資本主義」。
そこまで人間を駆り立てるもの、何なのか。
自分の知恵と行動力の結果の「蓄財」を国に税金として持って行かれることに我慢ならないということか。
いよいよ参院選iモードに。
各党それぞれに戦闘態勢。
二つの点で今までと違った興味がある。
一つは選挙権が18歳に引き下げられたことで新たな有権者がどう行動するか。
二つ目は全国32ある一人区で野党と市民の共闘がなったこと。
これまでの投票結果を単純にプラスしただけでは分からない結果となるか。
自民党が本気を出して議席を守るか大いに興味を持って見られることだろう。
早々と行方を占っている向きもあるが結果を見るまでは分からない。
消費税増税を二年半延期したことで与野党ともに増税が争点になるか。
憲法「改正」が争点になるのか。
アベノミクスによる経済効果は?
選ぶ側として傍観していていいとは思わないが、面白くなってきたことは隠せない。
風情のある話ではない。
石北峠は少しだが、十勝岳温泉辺りは本格的な冬の到来を思わせる景色。
今朝は山間部では六月として記録的な最低気温。
数か所でマイナスを記録。
当地でも今朝の最低気温は三度台。
五月にいきなり真夏日がきてもういいかなと冬ものを洗濯してしまいこんだ。
服装も夏モードになったところへいきなりの寒波。
暖房が手放せない。
日が射せばそれなりに室内も暖かいのだが全く一面の曇り空。
首都圏あたりでも北海道ほどでないけれど冷えているようだ。
こんなだと暑い夏など来るのだろうかと不安になる。
北海道は油断できない。
今朝、「置き去り」にされた男の子が自衛隊演習場で無事発見されたとの知らせ。
特に外傷もな異ということ。不明の日からこの場所にとどまっていたとのこと。
取りあえず雨風は凌げたのだろう。
最悪の結果でないことにホッと安堵した。
親は関係機関から厳しく問い詰められることになるだろう。
それはそれでやむを得ないことである。