夕方の番組。
安保法案に対する街の声。
反対・賛成それぞれの意見を紹介。
しかし、背景に違和感。昨日の雨の中の抗議行動。数人のアップの映像。
相当の数の人が参加していたはず。
もっとカメラを引いて、ハイアングルで撮れば規模がわかるはず。
賛成者の集会と思しき映像。
室内なのか。終了後なのか。閑散としている。
一人の女性にインタビュー。
この法案で自衛隊員も安全に活動でき、命をまもれる。
紛争の真っ只中に突っ込んで銃器で弾丸を撃ちまくる。
このどこが命を守る行為と言うのか。
自分の命は守れた、ということは相手命を奪う。
もしくは相当のダメージを与えることになる。
戦争はそういうこと。性善説は通用しない。
人を見たら泥棒と思え。
これだ！
Ｅテレで国会中継をやっているからチャンネルを換えた。
与党の与太議員が安保法案に関する質疑。
北朝鮮が攻めてきたら云々・・・。
なんの妥当な根拠もない言辞で、明日にも戦争が迫っているかのような「荒唐無稽」な質問。
これで、国民の理解を得ようとしているのか。
じゃあ、ホルムズ海峡の機雷とか、南スーダンのＰＫＯは何なのか？
会期が押してきている。
来週にも成立を図ろうとしている。
幕僚長の発言や、幕僚監部の文書などどう扱うのか？
強行採決は許さない！
いつもている番組から。
今日は災害・防災の専門家が出席。
一言、防災や災害に強い国土づくりのための予算が少なすぎると。
今回堤防が決壊した鬼怒川もいくらも離れていない箇所が、
増水で決壊の危険が有ると指摘されていた。
未だに河川の氾濫危険雨量が昔のままだとも。
近年、平年の一月の降水量が24時間とかの短時間に、
集中的に降る傾向にある。
今回も南北に縦に延びる雨雲のせいで長時間降り続いた。
専門家は今年に限ったことではないと。
今回の鬼怒川の氾濫は、利根川に合流するわけだが、
利根川のほうが高い位置にあるためなかなか合流が出来ず上流からの水が溜まり、
結果、堤防が決壊しおびただしい水害となった。
こういう箇所は全国でも多数有ると。
今までの予算配分ではすべて改修するのに1000年かかるだろうと。
決して大げさではないと思う。
公共工事がヤリ玉に上げられるが、生活に欠かせないものと、
そうでないものの線引きはあって然るべきでは。
およそ40年前に二つの大川が合流する所に住んでいた。
台風くずれの低気圧のせいで大雨が降った。
濁流の音がすごく近くの橋まで見に行ったが、
二川の比較的幅の広い川の勢いに押されなかなか合流できないのを見た。
このような現象が今回起きていたのだろう。
これから徐々に水が引き復旧が始まる中で犠牲者の数もはっきりしてくるのでは・・・。
ニュースは大雨被害の様相を伝えている。
大河川の勢いで流入できない中小河川が氾濫。
これから大きな川へ流れ込む。
火山の噴火も小休止？
とりあえず水害。
昔の人は智恵があった。
毎年、河川が氾濫し、田畑が被害にあう。
ために低地を遊水池とし、水害から守ってきた。
現代、人口の増加と宅地不足から、それらは埋め立てられ家が建ち人がすむようになった。
もともと低地であり水はけも悪い地である。
山からの土石流で被害をもたらした住宅地。
自然の脅威は人智で解明されていない部分が大半。
被害にあってから何十年も住んでいるが今回がはじめてという。
中には、もともと湿地であったと言う箇所も少なくない。
災害に強い国土にする。
喫緊の課題であろう。
