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SiriusとAldebaranとPolaris

辺野古で襲撃

2015-09-21 13:00:06 | 日記

19日深夜から20日未明にかけて、辺野古のキャンプシュワブ門前で座り込みを続けているテントに、

カッターナイフを持った集団が襲い掛かった。

 

地元沖縄タイムスは次の社説で暴力を批判した。

 

自分の気に入らない意見や異論を暴力で封じるような風潮が、広がっている。今回のケースは、政治が「対話による意思決定」に失敗したために生じた事件ではないのか。危険な兆候だ。
 19日夜から20日未明にかけ、政治団体の街宣車で乗り付けた約20人の男女が、名護市辺野古の新基地建設に反対する市民が常駐しているキャンプ・シュワブゲート前のテントに乱入した。
 居合わせた市民や県警の話によると、押しかけた男女は「テントをどかせ」などと罵声を浴びせ、横断幕やのぼりを引きちぎったり、カッターナイフで切ったりして乱暴を働いた。

 

まさに、安倍内閣がまともな説明責任を果たさぬままに、

最長の会期延長の末強行採決をした。

強行などという言葉では足りない。暴挙であり数の力で問答無用と反対意見を切り捨てた。

「タイムス紙」の社説にあるように、この強権政治と同根であろう。

 

戦前、このようなやり方で破滅へと突き進んでいった。

翁長知事が「承認取り消し」を決断したことに対し暴力で封じ込めようとする行動。

このような暴力は断じて許してはならない。

 

 


武装する

2015-09-21 08:31:09 | 日記

いまだに世界は武装することに汲々としている。

丸腰でいることの恐怖、判らなくはない。

アメリカで銃による殺傷事件が起きても銃規制が進まない。

建国以来の自らは自ら守る。そういう文化・思想。

 

中国も国内において格差問題、共産党一党支配等々決して楽観視できないことだらけ。

近辺への海洋進出。

軍備の増強も怠らない様子。

 

核兵器開発が、今、どうなっているのかニュースとして見聞しない。

それは、私のアンテナが錆付いているからか?

 


 

 以前も書いた。

「武器」を持つ。それが国対国となれば、相手より強力な「武器」を持ちたくなる。

やがて果てしない軍拡競争。

戦いにまで行かなくてもその調達にどれほどの国費を要するか。

すべて国民が治める税金。

何時までもこのような愚を繰り返すか。


安倍氏は思考停止

2015-09-21 06:08:46 | 日記

電子版によると、安倍氏は祖父である岸信介氏の教えを忠実に守っていた。

50年たてば悪といわれたことも定着すると。

その教えを受けた時、思考は停止した。

 

安保条約改定で首相の座を追われた。

「60年安保」から55年が経過した。

その間、更なる改定が図られたが反対を怖れ断念。

「日米安保」を実行面で改定と同等の効力を持たせてきた。

 

岸氏が言うような定着などしていない。

沖縄に例を採ってみよう。

確かに翁長氏は「日米安保廃棄」の立場ではない。

その意味では定着と強弁は可能だろう。

しかし、辺野古新基地建設反対で「前知事の承認取り消し」を決めた。

「日米安保」が沖縄に代表されるさまざまな危険をもたらしている。

それに対する県民の怒りが最大になり、その結果翁長知事の誕生となった。

これを見ただけで岸氏の考えが如何に乱暴であり、

戦前の「大本営」の考えを体現しているだけに過ぎない。

その教えを受けた安倍晋三、彼の思考もそこで停止した。

 

2015年9月19日未明の参議院での採決。

そのご、すぐさま、日本国民のあらゆる階層からの反対の声。

憲法学者は勿論、若者から若い母親、高齢者を問わず自主的・自発的に声を上げ始めている。

 

歴史は紆余曲折を経ながらも前進する。

武力で解決する時代は過去のものとなりつつある。

 

安倍晋三が成立させたものは日本を、日本人を守るものとは全く正反対の代物である。

しかも、その成立の過程が憲法に違反するものである。本質的に。

国会議員として、首相として、その立場から言って憲法を犯している。

 

ポツダム宣言を詳らかに読んでいないと同じく憲法も詳らかに読んでいないか?

あるいは読んでも無視しているか?その両方か。

 

安倍政権は打倒するしか道はない。