いつもている番組から。
今日は災害・防災の専門家が出席。
一言、防災や災害に強い国土づくりのための予算が少なすぎると。
今回堤防が決壊した鬼怒川もいくらも離れていない箇所が、
増水で決壊の危険が有ると指摘されていた。
未だに河川の氾濫危険雨量が昔のままだとも。
近年、平年の一月の降水量が24時間とかの短時間に、
集中的に降る傾向にある。
今回も南北に縦に延びる雨雲のせいで長時間降り続いた。
専門家は今年に限ったことではないと。
今回の鬼怒川の氾濫は、利根川に合流するわけだが、
利根川のほうが高い位置にあるためなかなか合流が出来ず上流からの水が溜まり、
結果、堤防が決壊しおびただしい水害となった。
こういう箇所は全国でも多数有ると。
今までの予算配分ではすべて改修するのに1000年かかるだろうと。
決して大げさではないと思う。
公共工事がヤリ玉に上げられるが、生活に欠かせないものと、
そうでないものの線引きはあって然るべきでは。
およそ40年前に二つの大川が合流する所に住んでいた。
台風くずれの低気圧のせいで大雨が降った。
濁流の音がすごく近くの橋まで見に行ったが、
二川の比較的幅の広い川の勢いに押されなかなか合流できないのを見た。
このような現象が今回起きていたのだろう。
これから徐々に水が引き復旧が始まる中で犠牲者の数もはっきりしてくるのでは・・・。