憲法学者であり慶応大学名誉教授の小林節氏。
今回の国会審議のありかたについて独裁政治が始まったと。
選挙で多数勢力になれば何をやってもいい。
憲法解釈を変える。立憲主義を破壊する。民主主義を破壊する。
これが独裁でなくて何なのか。
外国で軍部がクーデターを起こし政権を倒し実権を手にする。
それと大差ない。
「軍部」といえる自衛隊がすでに戦争法案が成立したことにしてあれこれ具体的な軍事行動表を作成。
このまま憲法を変えて自衛隊が正式に「軍隊」になったその時、
民主主義は完全に死ぬ。
国会の機能は停止され、「軍隊」がすべて決定する。
軍事予算を最大限確保し、余りが出れば民生に回す。
おそらく国民は生死の境をさまようような生活状態となるだろう。
戦前よりもっと大変なことがこの先に待ち受けている。
秘密保護法で沈黙させられるだろう。
そうなる前に「民主革命」をめざし、行動を起こさねば。