大阪市住之江区にある大阪護国神社です
毎年秋に奉幣祭が行なわれているそうですが
今年は終戦七十年ということで特別に奉幣大祭として
開催されたということです
お誘いがあったので参加しました
大きなテントが張られ満席の参拝者です
終戦七十年を祝うので紅白です
祝詞(のりと)には陸海空の兵隊さんの御霊の苦労や
その家族の苦労を偲ぶ言葉が含まれていました
国歌斉唱の後、供え物のふたを開ける行事、
神様の御前の扉を開ける行事などが順に執り行われます
その様子は解説が放送されるので素人にも判りやすいです
途中気分がわるくなった人がいて救急車を呼ぶ一幕も、、
次に宮司さんが天皇陛下から賜った幣帛料
(へいはくりょう:古くから絹や麻、木綿等の布類を
柳筥(やないばこ)に納めてお供えをしていましたが
これに代わる金幣・貨幣)を奉納されます
それから舞姫による奉納の舞です
舞が終って舞姫がお帰りになります
戦友会や各種団体、来賓などが純に玉串法奠(たまくしほうてん)
最後に宮司さんがご挨拶
各地から参集の宮司さんもお帰りになります
帝国陸軍の歩兵第38連隊の連隊番号と菊水紋を継承している
信太山の陸上自衛隊の第37普通科連隊も参拝していました
護国神社は春は桜がきれいです
大阪護国神社の神饌(しんせん:神に供える飲食物)には
毎日氷砂糖、水、煙草の三品を特にお供えしてあるそうです
これは、一片の氷砂糖が最上の甘味、一杯の水さえ飲めず、
一本の煙草も大勢で吸い廻すという様な戦場に於ける
御苦労を偲び、護国の神に感謝するためだそうです
その氷砂糖をいただいて帰りました
大阪護国神社の終戦七十年を祝う臨時奉幣大祭は
無事に終了しました。
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