出前授業

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空電ノイズ

2015-08-06 10:21:00 | Weblog

朝から暑い東京都多摩市でアマチュア無線を受信しています

今日は興味ある空電ノイズにであったのでそのレポです

何か、今日はノイズ(雑音)が多く、あまり多くの局が聞こえてきません

そんな中、三重県の鈴鹿市からCQを出している局がありました

 

※CQ(シーキュー)とは誰でもいいので応答してくれませんかという

意味の世界共通の符号です

例えば、でんでんタウンアマチュア無線クラブ・JL3YIC局がCQを出す場合は、

「CQ、CQ、CQこちらはJL3YIC(ジェイエルスリー・ワイアイシー)

(ジャパン・リマ・スリー・ヤンキー・イタリー・チャーリー)

どなたかお聞きのステーション

ございまいたら、応答願います、受信します、どうぞ、、」

という流れで呼びかけます

 

今日、この鈴鹿市からのCQに応えたのが7(セブン)の局でした

※日本のアマチュア無線では日本全土を10のエリアに分けています

1は関東地区、2は中部地区、3は関西地区、4は中国地区、5は四国地区

6は九州地区、7は東北地区、8は北海道地区、9は北陸地区、0は信越地区です

ワンからゼロまでに区分しています 0はテンではなくゼロです

 

7だったので東北地区の局が応答したのですが、この時、

この局がしゃべる音声が、急にモゴモゴとなり何をしゃべっているのか

判らなくなりました 信号は届いているのですがモゴモゴとしか聞き取れません

次に聞こえたその7の局の話の内容からすごい雷が鳴っているとのことでした

その局の信号が大自然が作り出した雷とその雷が発する雑音

即ち、空電ノイズの影響を受けていたようです

 

いつもなら信号強度を示すメーターが多少なりとも振れるのですが

この時は全然振れませんでした

ガリガリという雷ノイズそのものは聞いた事がありますが

空電ノイズによってアマチュア無線局の信号が影響を受け

モゴモゴとなったのは初めて聞きました

 

全国のアマチュア無線局の信号を受信しているのは

ベランダに仮設している車などで移動する時に使う

このモービルアンテナです

 

いつもはトランジスタ式のトランシーバーで聞いていますが

それより古い真空管式のトランシーバーで聞く事もあります

経年劣化で聞こえなくなると淋しいので時々しか電源を入れません

スピーカーの大きさや音声再生回路の違いで

実はこちらの古い方のトランシーバーの方が音がいいんですよ

あ、上に置いているうちわは、真空管の熱がたまってきた時

熱くなるのであおいであげているんですよ^^*

冬は暖房機の代わりになっていいんですけどねっ!

 

発明ロボット塾7期生のF君から先日の活動で作った自作ラジオの

アンテナコイルの線の長さや、巻き数を変えたらどうなるか

実験して夏休みの自由研究にしたい、、、と質問がきました

ペットボトルコイルAMラジオ

ラジオのしくみや電波伝搬について参考資料を作ってあげました

これらの知識はアマチュア無線の免許をとりたい一心で勉強したことや

日々の交信や受信体験から得たものです

近い将来F君もアマチュア無線技士の免許を取得して

「お空で会えたらいいですね」

※アマチュア無線で交信することを「お空で会いましょう」と言います

 

夏休みの宿題、がんばってねっ!

 

 

 

 


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