地球に優しい「ぜいたく車」。
ホンダ 新燃料電池車 「量産型」生産開始 コスト、水素補給施設…ハードル(抜粋)
6月17日 産経新聞
ホンダは16日
栃木県高根沢町の「四輪新機種センター」で
「新型燃料電池車「FCXクラリティ」の生産を開始した」
と発表した。
7月から
米国
今秋から
日本で
リース販売し
3年間で計200台の販売を見込んでいる。
<燃料電池車>
①走行中の二酸化炭素(CO2)排出がゼロで
②電気自動車と並び「究極のエコカー」とされている
ただ
水素補給施設の整備や
価格面など
普及に向けたハードルはなお高く
エコカーの“本命争い”の行方は不透明だ。
<福井威夫(たけお)社長>
環境問題が主要テーマの一つとなる7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)直前という、タイミングで開かれたこの日の生産開始式にて
「燃料電池車は地球環境のための必須技術。普及に向け取り組みを進める」
式典には
米国での最初の購入者となるカナダ人女優のローラ・ハリスさんら5組も招かれ
環境保全への意識が高い富裕層らにアピールした。
<燃料電池車>
①水素を大気中の酸素と反応させて電気を発生させてモーターを駆動させる仕組みで
②走行中に排出するのは「水」だけ
③生産を始めたFCXクラリティは
④ホンダにとっては3代目の燃料電池車で
⑤業界初となる量産タイプのセダン型
⑥米国でのリース価格は月600ドル(約6万5000円)で
⑦トヨタ自動車の燃料電池車などよりも安い。
<電気自動車との対比>
走行時のCO2排出ゼロといえば電気自動車もある
しかし
(電気自動車)
●充電1回当たりの走行可能距離
→「200キロメートルに満たず」
●充電時間
→(専用の装置を使わなければ)「半日」かかる
(FCXクラリティ)
●東京・有明などにある水素補給施設で圧縮水素ガスを1回充填(じゅうてん)すれば
→620キロメートル走行可能
(ただ、こうした施設は米カリフォルニアでは多数あるものの、日本では都内などに数カ所しかない)
●コストという弱点
→心臓部の燃料電池には、希少金属で価格が高騰している白金(プラチナ)を大量に使用
ホンダは新型車の部品点数を
従来車と比べ
「74%削減」した
それでも、コストは
「1台あたり数千万円」(幹部)
福井社長が普及の目安とする
「売価1000万円以下」には
さらなる技術革新が求められる。
普及の目安が
「売価1000万円以下」。
「環境保全への意識が高い富裕層らにアピール」
というのも頷けます。
「すばらしい技術」
とは思います・・・
ただ
「希少金属で価格が高騰している白金(プラチナ)を大量に使用」
ってことから考えると
「心臓の盗難」には注意が必要なようです。
ホンダ 新燃料電池車 「量産型」生産開始 コスト、水素補給施設…ハードル(抜粋)
6月17日 産経新聞
ホンダは16日
栃木県高根沢町の「四輪新機種センター」で
「新型燃料電池車「FCXクラリティ」の生産を開始した」
と発表した。
7月から
米国
今秋から
日本で
リース販売し
3年間で計200台の販売を見込んでいる。
<燃料電池車>
①走行中の二酸化炭素(CO2)排出がゼロで
②電気自動車と並び「究極のエコカー」とされている
ただ
水素補給施設の整備や
価格面など
普及に向けたハードルはなお高く
エコカーの“本命争い”の行方は不透明だ。
<福井威夫(たけお)社長>
環境問題が主要テーマの一つとなる7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)直前という、タイミングで開かれたこの日の生産開始式にて
「燃料電池車は地球環境のための必須技術。普及に向け取り組みを進める」
式典には
米国での最初の購入者となるカナダ人女優のローラ・ハリスさんら5組も招かれ
環境保全への意識が高い富裕層らにアピールした。
<燃料電池車>
①水素を大気中の酸素と反応させて電気を発生させてモーターを駆動させる仕組みで
②走行中に排出するのは「水」だけ
③生産を始めたFCXクラリティは
④ホンダにとっては3代目の燃料電池車で
⑤業界初となる量産タイプのセダン型
⑥米国でのリース価格は月600ドル(約6万5000円)で
⑦トヨタ自動車の燃料電池車などよりも安い。
<電気自動車との対比>
走行時のCO2排出ゼロといえば電気自動車もある
しかし
(電気自動車)
●充電1回当たりの走行可能距離
→「200キロメートルに満たず」
●充電時間
→(専用の装置を使わなければ)「半日」かかる
(FCXクラリティ)
●東京・有明などにある水素補給施設で圧縮水素ガスを1回充填(じゅうてん)すれば
→620キロメートル走行可能
(ただ、こうした施設は米カリフォルニアでは多数あるものの、日本では都内などに数カ所しかない)
●コストという弱点
→心臓部の燃料電池には、希少金属で価格が高騰している白金(プラチナ)を大量に使用
ホンダは新型車の部品点数を
従来車と比べ
「74%削減」した
それでも、コストは
「1台あたり数千万円」(幹部)
福井社長が普及の目安とする
「売価1000万円以下」には
さらなる技術革新が求められる。
普及の目安が
「売価1000万円以下」。
「環境保全への意識が高い富裕層らにアピール」
というのも頷けます。
「すばらしい技術」
とは思います・・・
ただ
「希少金属で価格が高騰している白金(プラチナ)を大量に使用」
ってことから考えると
「心臓の盗難」には注意が必要なようです。