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普及までの長い道程/ホンダ 新燃料電池車 「量産型」生産開始 コスト、水素補給施設…ハードル

2008-06-18 00:13:53 | ニュース
地球に優しい「ぜいたく車」。












ホンダ 新燃料電池車 「量産型」生産開始 コスト、水素補給施設…ハードル(抜粋)
6月17日 産経新聞

ホンダは16日

栃木県高根沢町の「四輪新機種センター」で

「新型燃料電池車「FCXクラリティ」の生産を開始した」

と発表した。

7月から

米国

今秋から

日本で

リース販売し

3年間で計200台の販売を見込んでいる。


<燃料電池車>
①走行中の二酸化炭素(CO2)排出がゼロで
②電気自動車と並び「究極のエコカー」とされている


ただ

水素補給施設の整備や
価格面など

普及に向けたハードルはなお高く

エコカーの“本命争い”の行方は不透明だ。


<福井威夫(たけお)社長>
環境問題が主要テーマの一つとなる7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)直前という、タイミングで開かれたこの日の生産開始式にて
「燃料電池車は地球環境のための必須技術。普及に向け取り組みを進める」

式典には

米国での最初の購入者となるカナダ人女優のローラ・ハリスさんら5組も招かれ

環境保全への意識が高い富裕層らにアピールした。


<燃料電池車>
①水素を大気中の酸素と反応させて電気を発生させてモーターを駆動させる仕組みで
②走行中に排出するのは「水」だけ
③生産を始めたFCXクラリティは
④ホンダにとっては3代目の燃料電池車で
⑤業界初となる量産タイプのセダン型
⑥米国でのリース価格は月600ドル(約6万5000円)で
⑦トヨタ自動車の燃料電池車などよりも安い。


<電気自動車との対比>
走行時のCO2排出ゼロといえば電気自動車もある

しかし

(電気自動車)
●充電1回当たりの走行可能距離
 →「200キロメートルに満たず」
●充電時間
 →(専用の装置を使わなければ)「半日」かかる

(FCXクラリティ)
●東京・有明などにある水素補給施設で圧縮水素ガスを1回充填(じゅうてん)すれば
 →620キロメートル走行可能

(ただ、こうした施設は米カリフォルニアでは多数あるものの、日本では都内などに数カ所しかない)

●コストという弱点
 →心臓部の燃料電池には、希少金属で価格が高騰している白金(プラチナ)を大量に使用

ホンダは新型車の部品点数を

従来車と比べ

「74%削減」した

それでも、コストは

「1台あたり数千万円」(幹部)


福井社長が普及の目安とする

「売価1000万円以下」には

さらなる技術革新が求められる。












普及の目安が

「売価1000万円以下」。



「環境保全への意識が高い富裕層らにアピール」

というのも頷けます。



「すばらしい技術」

とは思います・・・

ただ

「希少金属で価格が高騰している白金(プラチナ)を大量に使用」

ってことから考えると











「心臓の盗難」には注意が必要なようです。
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