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続・倒れるぞー

2006-12-09 22:26:45 | Weblog
やっぱり、ヤバイ事故起きてんじゃん!




電柱倒壊、NTTも61本 88年以降、7人が重軽傷(抜粋)
2006年12月9日(土)朝日ドットコム

東京電力、四国電力、九州電力で特定の時期に製造された

「コンクリート製電柱が倒壊」

していた問題で、

NTT東日本とNTT西日本でも同様の事故が88年以降、

計61件起きていたことがわかった。

両社は

「倒壊する可能性がある計約188万本の電柱」

の点検と交換をすでに終えているという。

折れたり倒れたりした電柱は、ほとんどは、大日コンクリート工業(名古屋)と日本コンクリート工業(東京)、ヨシモトポール(同)の3社が製造し、大半が70年代前半から80年代後半に作られていた。

ケース1
00年8月
横浜市でバイクに乗っていた男性が

「目の前に倒れてきた電柱に驚いて転倒」し

手足に打撲を負った。

ケース2
88年以降
柱に登って作業中だった男性が

「両足と右手を骨折」する重傷

を負うなど作業員3人が負傷した。


00年6月
兵庫県宝塚市で

「通行中の車のボンネットを折れた電柱が直撃」し

会社員3人が頭や腕を打つなど軽いけがをした。

(NTT西による倒壊の理由)
○電柱に入れる鉄筋の素材
→通常は細い「鋼線」と呼ばれる鉄筋が使われるが、
 倒壊した電柱の大半は太い「鋼棒」と呼ばれる鉄筋が使われ
 腐食しにくくするための加工はしていなかった。

○角に立っていたり、並んだ電柱の端だったりして
 
バランスを崩しやすい立地条件のものが多い

※ 当時の日本工業規格(JIS)には適合。
  

(経産省による補足)
電力会社で倒壊した11本の電柱のうち7本は

点検で「異常なし」とされてから2年以内に倒壊しており

点検が不十分だった可能性がある。




イイワケは分かるが、

○重大な事故が起きてるのに、指摘されるまで「公表しなかった」コト。
○点検したにもかかわらず「異常」を見つけられなかったコト。

はマチガイナイ。



「点検と交換をすでに終えている」から「もういいっしょ」って感じも伝わってくる。



「通行中の車のボンネットを折れた電柱が直撃」する事故って、

かなりヤバイよ。



いろんな理由があるのは分かるけど、後から言っても、

「後出しジャンケン」みたいなもんだ。



公表されて、気をつけたからって防げるとは限らないけど、

「だから公表しない」って姿勢には「誠意」が感じられない。




第一、「バランスを崩しやすい」立地条件にあって、

「腐食しやすい」構造だっていう予備知識があるんなら

もう少し、きちんと点検してれば





「電力会社で倒壊した11本の電柱のうち7本」

の事故は防げたんじゃないすか?
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