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苦しむ庶民/売れるベンツ ガソリン高でも販売過去最高

2008-07-13 13:27:02 | ニュース
天と地と。











8月には190円台?出光、ガソリン4・4円値上げ(抜粋)
7月11日 産経新聞

出光興産は11日

7月後半出荷分のガソリンなど

石油製品の卸値を

同月前半に比べ

「1リットルあたり4・4円値上げする」

と発表した。

原油価格高騰に伴い調達コストが増加したためで

7月全体の上げ幅は

11・7円となる。

月単位で卸値を見直す新日本石油やジャパンエナジーも

現状の原油価格が続けば

8月卸値を

「前月比7~8円値上げする」方針。

卸値の引き上げで

ガソリン価格の上昇圧力が一段と強まりそうだ。

ニューヨーク原油先物相場が

1バレル=140ドル前後と最高値圏で推移する中

出光が主に調達するドバイ・オマーン原油価格は

前月比7・3ドル高の136・8ドルに上昇。

このため出光の原油調達費は

7月前半に比べ

「1リットルあたり5・2円上昇」し

為替の円高に伴う0・8円のコスト低下分を差し引いて

7月後半の卸値に4・4円を反映させる。


<石油情報センター>
①レギュラーガソリンの全国平均店頭価格は7日時点で1リットルあたり181・5円となり
②初めて180円台を突破
③出光などの卸値の引き上げがそのまま店頭価格に転嫁されれば


<出光>
「(8月には)地域によっては190円台も視野に入る」











ますます

厳しくなりますねえ。



しかし











売れるベンツ ガソリン高でも販売過去最高(抜粋)
2008.7.4 共同

ドイツの自動車大手ダイムラーは4日

高級乗用車ブランド

「メルセデス・ベンツ」

の今年1~6月期の世界販売台数が

前年同期比4.1%増の59万9200台となり

上半期として過去最高を記録したと発表した。

ガソリン価格の高騰などを背景に

米国や日本の自動車大手が販売不振に苦しむ中

「富裕層を主なターゲットとするベンツ」は

対照的に好調ぶりを示した格好だ。

地域別の販売台数は

「西欧」が

1%増の34万4000台。

「米国」が

1%増の11万9300台。

「アジア・太平洋」が

17%増の7万6600台などで

アジアでの販売台数の増加が目立った。











ガソリンの天井知らずの高値が理由で

自動車の売上自体が低迷する中

トヨタのようなメーカーでも

「大型車の減産」が

始まっている。











「燃費のいい」トヨタ プリウスを米で初生産 大型車は大幅減産(抜粋)
7月11日 産経新聞

トヨタ自動車は10日

「北米の生産体制を再構築する」

と発表した。

建設中の米ミシシッピ工場の生産車種を

「大型車からハイブリッド車「プリウス」に変更する」一方で

大型車を生産しているインディアナ、テキサスなど3工場の生産ラインの一部を

「8月から3カ月間休止」

する。

減産規模は

「数万台」

の見通し。

米国の自動車市場は

景気減速やガソリン高の影響で

「大型車を中心に需要が低迷」

している。

生産体制を

「比較的好調な小型車やハイブリッド車中心に見直す」ことで

北米事業の立て直しを図る考えだ。

ミシシッピ工場では

大型SUV(スポーツ多目的車)の「ハイランダー」を

年間12万台生産する予定だったが

大型車の不振を考慮して

プリウスの生産に切り替える。

生産開始は2010年後半とする。

プリウスは日本と中国で生産しているが

米国生産は初めて。

これまで日本から輸出してきたが

昨年の米国販売台数が

「前年比7割増の18万台」を記録し

今も在庫不足が続いている。

ハイランダーは

09年秋からインディアナ工場で生産する。

一方で

大型車は大幅減産する。

トヨタは今年5月から

ピックアップトラック「タンドラ」や
大型SUV「セコイア」

などを生産するインディアナ、テキサスの2工場で

減産を実施してきた。

しかし

大型車の低迷が

「予想以上に深刻」なため

2工場の一部ラインと
アラバマ工場の大型車用エンジン

のラインの稼働を

8月上旬から11月までの約3カ月間

一時休止する。

3工場の従業員は

計7500人。


<幹部>
「(ライン休止で一部が余剰人員となるが)トヨタではレイオフ(一時帰休)は行わない方針。工場内の改善活動や研修などに従事させる。」


また

生産効率向上のため

タンドラはインディアナ工場での生産を中止。

09年春にテキサス工場へ集約する。

米国では

「大型車中心」に

自動車市場が急激に悪化。

すでにゼネラル・モーターズ(GM)が

10年までに

「大型車4工場閉鎖」

を決め

フォード・モーターとクライスラーも

「大型車の減産」

を決めたばかりで

「米ビッグスリー」が

軒並み生産縮小に追い込まれていた。











こんな状況。



ベンツは

「1人勝ち」

ってことだ。



いかなる不況でも

「富裕層はビクともしない。」

ということがよく分かる。



むしろ

「ベンツ」や

「ブランド品をたくさん身に着ける」ことで

貧乏人との

「格差」

を楽しめることになる。



現在の不況や

食糧危機は

世界的なものであり

現政権に

「その責任の全てを負わせる」

というのはムチャなハナシだ。



しかし

いわゆる

「中流家庭」や
「フツーの人たち」が

「必要以上に生活が苦しい」ことについて

節操の無い政策を連発し

格差社会を推進したおバカ

「コイズミ君」











の責任が重いのはマチガイナイところだと思う。
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