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エスカレーター

2006-12-17 12:37:37 | Weblog
意味のないテスト。



係長級に“自動昇格”1702人 神戸市が来春、制度見直しへ(抜粋)
2006年12月15日(金)産経新聞

神戸市が

「係長試験に合格していない行政職員」

を在職年数や年齢に応じて昇格させ

「係長級と同一の給与を支払っていた」

ことが15日、わかった。

行政職の

「4分の1にあたる1702人(4月現在)」が

この制度の適用を受けていた。

職責とは無関係に級を上げ

国が是正を求めている

「「わたり」と呼ばれる“自動昇格”制度」

とも受け取られかねず

職員全体への成果主義の導入なども含め

来年4月から見直す。


(神戸市)
係長試験に不合格の職員は

その後、昇級できなくなる。

このため42歳以上で

勤務成績を考慮して約2年以内に選考し

大半を「主任」に昇格させていた。

この制度では

昇任試験に合格した「係長」と

「主任」が

給料表で同じ「級」に位置付けられ

「ほぼ同じ基本給」となる。

単純計算で年収で最大31万円

退職金も112万円増える例もある。

係長には

管理職手当などが支払われ

主任との区別はあるが

今後は給料表での「級」の差を明確にし

昇格時の選考方法も是正する方針。

しかし、すでに昇格している職員については

給料減額などの措置は取らない。

「主任への昇格は一定の経験が必要で勤務成績も考慮している。一律に自動的に昇格させているわけではないが、今後は職務、職責に応じて『級』の位置付けを明確にする」






民間でも

「昇給・昇格に試験」

を導入している例はあるけど、

こんなに甘くはない。


「係長試験に不合格の職員は昇級できなくなる」

ことへの温情処置らしいけど、

「ある年齢になれば、必ず主任になれる」んじゃあ

試験の意味がない。



「経験や勤務成績」を考慮しているとはいえ、

「適格者かどうかを確認する試験」であれば、

「試験に不合格」=「不適格者」でないかい?



係長というのは役職だけど、

おそらく必要とされる「係長」の数は少ないだろうから、

この試験っていうのは

「係長になれる資格」

を取るために受けるんだと思う。



「給料表での「級」の差を明確にし昇格時の選考方法も是正する」

らしいけど、もっと単純じゃないかなあ。



「係長試験の不合格者」は「昇給しない」

っていうのでどう?

「そのまんま」だけど。

ただし、試験の成績評価の何割かは

「経験や勤務成績」を考慮する。

それに「試験」は毎年チャレンジできる。

そうすれば「勤務成績」が上がったり、

「経験」を積めば

だんだん合格の確率が上がる。



ちなみに昔いた「キャノン販売」って会社は

当時、そんな方式でした。

ある年齢からは試験に合格しないと

「給料が上がらない」。



「経験や勤務成績」で昇格させたいんだったら、

ハジメっから「試験」なんか使わなければいいんじゃない。



「試験」なんか受けさせるから「不正」になったんじゃないの?
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