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余人

2006-12-20 01:43:55 | Weblog
ヒト余ってますか?ああ、そういう意味じゃないの?日本語、ムズカシイよお。





四男への仕事依頼、「自ら仲介」石原都知事が認める(抜粋)

東京都が2004年1月に

スイス・ダボスで開いたパーティーで

石原慎太郎都知事の四男の画家が

舞台背景の絵などを制作し

旅費など計175万円が公費から支出されていた問題で

石原知事が17日夜

フジテレビの番組に出演し

「私からも四男に『君やってくれるか』と頼みましたよ」と述べ

自らが仲介したことを認めた。

(石原知事)
「急に決まったことだったので、『四男に頼んでいいか』と聞かれ、私も『いいよ』と答えましたよ」

「画料を受け取っているわけではない」
旅費を公費から出したのは問題ないと改めて強調。


(都のこれまでの説明)
「四男に制作を依頼したのは大鼓演奏家側の意向で、知事の口添えはない」


(知事)
7日の都議会
「(パーティーの企画を)受託した会社から委託され、派遣されたもの」

[読売新聞社:2006年12月18日 01時47分]




これも「二枚舌」か。で、例の有名な発言は?





都知事四男の参画事業、予算伸び突出「余人に代え難い」(抜粋)
2006年12月13日(水)

石原知事が「トップダウン」で始めた若手芸術家の支援事業

「トーキョーワンダーサイト」(TWS)に

知事の四男が深くかかわり、批判を呼んでいる。

「身内は遠ざけるべきだ」との都議会・野党の指摘に

石原知事は「余人に代え難い」と反論。



●名刺を注文

 <朝日新聞の請求で公開された公文書>
 
  延啓氏は今年6月と9月、
  
  TWS館長でもある今村都参与らとともに

  TWSのロゴ入り名刺を注文していた。

  肩書は、事業を企画する芸術家を示す
  
  「キュレーティングアーティスト」(CA)。

 <都の説明>
 「海外での活動用の名刺。国内では使っていない」

  延啓氏は6月にフランス、9月に韓国に渡航した際に使った。

  名刺の印刷代や旅費に公費は使われていない。

  ただ、延啓氏が都からCAに委嘱されたのは03年6月から04年3月まで。

  <今村参与>
  「私の判断で印刷させた。(公費渡航が発覚してからは)誤解を生むので、名刺を使わないように指示した」



 ●参与に知人

  今村参与と延啓氏とは、TWSが立ち上がる以前から知り合いだった。

  石原知事も、今村参与が延啓氏の知人と知りつつ都参与に任命したことを認めている。

  延啓氏は01年12月、文京区内に開館した1号館「TWS本郷」のステンドグラスの原画を制作(別の画家らが描いた候補の中から今村参与が絵を選んだ)。

  03年3月には、今村参与が延啓氏を、

  「CAとは別の外部委員の職に推薦」し、

  一緒に「公費でドイツ、フランスに渡航」した。

  TWSの副館長を務めるのは今村参与の妻。

  石原知事の孫は、今村参与の妻が開く私塾に通っているという。

  石原知事は今村参与と妻についても

  「余人に代え難い」と言い切る。

 
  <TWSに出展した作家の関係者>

  「個展の打ち上げでも主役の作家は隅っこで、スタッフは今村夫妻にばかり気を使う。誰のための事業なのか」



 ●予算は4年で8倍

  TWSの予算は増え続け

  06年度の当初予算では

  「施設改修費を除いても3億7000万円」。

  「4年前の8倍」。

  他の都立文化施設は

  06年度予算では一部増えたところもあるが

  全体的には支出は減少傾向。


  渋谷区にオープンした「TWS青山」は

  都の休眠施設を使ったため、

  石原知事は「廃物利用の最たるもの」と言うが

  「家賃だけで年間9000万円」。

  TWSには、07年度も4億円余の予算が組まれる見込み。


 <今月7、8日に開かれた都議会本会議>
  共産党や民主党がTWSを批判。

  石原知事は「必要とあらば身内をも使う」と応戦。

  ただ、知事の海外出張で規定以上の宿泊費が支出された問題では「何が悪い」と激しくヤジった自民党も

  延啓氏の問題では一転、静かになった。

  12日までに、TWSや延啓氏に関して

  都に寄せられた「苦情や批判は314件にのぼる」。

     

 ●TWS館長「排除したら差別だ」

  <今村都参与への質問>

――石原知事や延啓氏との接点は

 「延啓氏とは8年ぐらい前、美術関係の会合で知り合った。知事とは参与になる半年前の01年6月ごろ、都庁に呼ばれたのが最初。延啓氏も同席していたように記憶している」

「知事には若手芸術家の育成策について意見を求められた。当時、八王子市などで人材育成の提言をしていたのが目にとまったのだと思う」

――ステンドグラスに延啓氏の絵を選んだ理由は

 「延啓氏の絵は宗教性が薄く、いいと思った。報酬は払っていない」

――「私物化」との批判をどう思うか

 「延啓氏の旅費は支出すべきでなかった。外から見たら『知事の四男がうろうろしている』と見られるのかもしれないが、若手芸術家に慕われる兄貴分的な存在。彼がどんなに役に立っているか理解してもらいたい」

――今後の対応は

 「知事の四男だからと排除するのは差別だ。都民が納得するよう、より透明性の高い組織や手続きに改めていきたい」

    
トーキョーワンダーサイト(TWS)
若手芸術家の支援事業。01年12月に開館したミニ美術館「TWS本郷」では若手作家の作品を展示し、05年7月開館の2号館「TWS渋谷」では作品の販売も。今年11月に開館した「TWS青山」はアトリエを併設した宿泊施設。知事は「日本で初めての複合的な芸術戦略で、海外で高い評価を受けている」と説明。







まあ、、イチバン手痛いカンチガイは

イシハラさんがジブンのことを

「偉大な芸術家」だと思ってるコト。



まあ、確かに1作位は話題性のある「作品」をモノしたかもしれないけど、

ソレだけ。



彼の意見一つで誰かの「芸術性が評価」できるとは思えない。

というより「オコガマシイ」。



「余人に代え難い」

っていうコトバは一見、

言われたそのニンゲンを持ち上げるコトバみたいだけど

ソレダケじゃない。



「カレをおいて、他にそんな実力を持ったヒトはいない」

っていうイミ。

カレ以上の実力者がいない?!

なんてことはアリエナイ。例え、

「身内だからロハで使える」

てコトを割り引いてもない、と思う。

第一「余人(ほかの人)」のことを確認してから言ったコトバ?



失礼極まりない発言だ。




でも、それだけ「四男の実力に自信」があるなら、

オーディションでもして「公明正大」に選んだらよかったんじゃないの?

但し、「サンヨさんとか身内の意見が強い」ってのはナシでね。




サンヨさんは

「彼がどんなに役に立っているか理解してもらいたい」


というけど、「当たり前だ」。

少しも役に立ってないなら、それこそ「犯罪」だ。



「都民が納得するよう、より透明性の高い組織や手続き」というけど、


 ①「知事が”トップダウン”で始めた事業」に

 ②「四男の知人と知りつつ」都参与に任命して

 ③その参与の判断で「画家らが描いた候補の中から四男の絵を選んだ」り

  四男を「外部委員の職に推薦」したり

  一緒に「公費でドイツ、フランスに渡航」した

 
 わけで、ハナシをしているサンヨさんの立場自体に「透明性」がない。



 「そんなヒト」が何を言っても、トーテー信じられん。



  別の言い方をすれば「確かに余人に代え難い」人材ですね。





それにしても、

やっと「自らが仲介したことを認めた」ワケだけど、

「(パーティーの企画を)受託した会社から委託され、派遣されたもの」

なんて「セコイうそ」を言ってたのは





良心のカシャクですか?
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