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では海外のゲームは?/カナダのクリエイター「日本のゲームはクソ」 今は昔「世界を席巻」

2012-04-08 13:38:32 | ニュース
ゲーム業界の盛衰。










カナダのクリエイター「日本のゲームはクソ」 今は昔「世界を席巻」、ガラパゴス化で凋落(抜粋)
2012/3/30

かつて世界を席巻した日本のゲーム産業。

「クールジャパン」の一つとして評価されているといった報道もあるが

海外のゲームクリエイターに言わせれば

最近の日本のゲームソフトは「クソ」なのだそうだ。

確かに業界の売り上げは下降の一途を辿っている。

このような酷評も出てしまうほど日本のゲームはダメになってしまったのだろうか。


<コンピュータエンタテインメント協会(CESA)調査>

(ソフトを含めた家庭用ゲーム出荷金額)
2007年 約2兆9364億円(2010年 1兆7974億円)

(ソフトのみ)
07年国内 約2886億円(10年 2590億円)
07年輸出 約5600億円(10年 4114億円)


任天堂の「ファミコン」から始まり世界を席巻してきた日本のゲーム産業。

ソフトでは「マリオ」「ドンキーコング」「パックマン」「ポケモン」などが

世界で大ヒット

「バイオハザード」はハリウッドで何度も映画化された。

ただし

「マリオ」が登場してから約40年

比較的新しい「バイオハザード」でも15年が過ぎていて

世界のゲーマーが飛びついたという新作の話はとんと聞かなくなった。


<12年3月上旬に米サンフランシスコで開催されたゲーム開発者会議(GDC)>
(日本の最近のゲームソフトをどう思うか、と質問された、カナダ人のフィル・フィッシュ氏:「FEZ」というゲームを開発している著名なインディーズゲームクリエイター)
「日本のゲームはクソ(Your games just suck)」


このニュースが世界中に配信され

氏の「ツイッター」に批判が殺到

「炎上」騒ぎになった。

フィッシュ氏は非礼を詫びたものの

「日本のゲームはつまらない」

という考え方は変えなかった。


「日本のゲームはつまらない」と主張しているのは彼だけではない。


<イギリスのゲームマガジン「Edge」ウエブ版 3月28日掲載>
山岡晃さん(ゲームソフト「Silent Hill」で有名な作曲家でゲームクデザイナー)とTheodore Reiker氏(ハンガリーDigital Realityのクリエイティブディレクター)インタビュー

山岡さん
「(日本のゲームソフトが海外で受け入れられなくなったことについて)これまでの日本的制作手法に限界が訪れているため」

→日本市場に受け入れられることばかり考え、世界のニーズをないがしろにしている

Reiker氏
「日本のゲームは確かに世界を支配し、今もクリエイター達は頑張っているとは思うが、時代は変わっています」
「ヨーロッパ映画がハリウッド映画の台頭で衰退したのと似ています。海外の超大作ゲームや、SNSに日本のゲームは負けたのです。これからどう復活するのか楽しみです」


海外だけでなく日本のゲーム市場も縮小し続けている。

かつては

「1兆円といわれる日本の市場を制したゲームメーカーが世界を制する」

と言われた時代もあり

メーカーは国内重視を貫き

海外には目を向けてこなかった。

海外子会社もソフトの販売拠点が殆どで

海外をターゲットにしたソフト制作には力を入れてこなかった。

日本で絶大な人気の「ドラクエ」といったRPGは海外では需要が低く

一方で

スポーツやガンシューティングといった海外での人気ジャンルの商品は出なかった。

その結果、海外市場は外国メーカーの草刈場となり

日本では人気の低いマイクロソフトのゲーム機「XBOX360」が

ソニーの「PS3」販売台数を抜き去るという事態さえ起きてしまった。

しかし

「これから国内向けと海外向けの2本のラインで開発を進めればいいのか」

となるとこれも難しい。

長引く不況と大ヒット作が生まれにくくなった現在では

「メーカーにそれだけの体力が残っているか」

が疑問だからだ。


「日本のゲームはクソ」の発言に対しネットでは、

「アメリカのゲームも糞だろ 銃ひたすらぶっ放すか、箱庭で殺す、の繰り返し。ゲームに国民性が出てるだけ」

「日本のゲームが糞って事はないだろうけど 海外のゲームファンに背を向けてる事はわかってた」

「日本のゲームは大作嗜好、作家嗜好が強くなってからおかしくなった。ゲームは所詮ゲームと割り切って子供の玩具に徹してたころのほうが面白いものを作ってた」

などの意見が出ている。










この記事を

「痛いニュース」

で読んだんだけど

実はここで書きたいことは

「記事の内容に全く関係ない」



ただ、コメントさせてもらうのであれば

「メーカーにそれだけの体力が残っているか」

ではなく

「自分の体力で何をするか」

ではないか?



結局、この記事は

「お金がないと何もできない」

というジレンマにとらわれている。



「売れなければお金は増えない」のだから

これでは、いつまでたっても

「売れない」ことになる。



好きではないが

「ヒットしてるグリーのゲーム」や

他業界であれば

「廉価で作った映画の大ヒット」

に見られるように

「お金をかけなくてもゲームは売れる」

…と思う。



新しい発想があるかどうかだろう。



さて、今回書きたかったのは

「痛いニュース」記事内から検索したものだ



「ニコでオブリビオンの実況動画見て
面白そうだからとやってみて、自由度の高さに驚いた。」



「オブリビオン」て何?



これは洋ゲーだった。



ゲーム自体はアマゾンで見てみると

「確かに自由度が高い」ゲームらしい。



ただ、人によっては

「何やっていいか分からない」
「戦闘がつまらん」

みたいなコメもある。



まあ、自由度が高い洋ゲーなんてのは

往々にして、そんなもんだろう。



びっくりしたのは

「ニコのオブリビオン実況動画」の方。



ゲーム実況動画ってのは

今までにも見たことがある。



たいていは

「達人のように上手いヤツがゲームをクリアする」

ってもの。



しかし

「これ」は

違っていた。



http://www.nicovideo.jp/watch/sm8481759
「おっさんの大冒険」



「こういうゲームの仕方、利用の仕方があったのか」



一言でいえば

「感動した」。



内容は「笑える」んだけどね。



「ハゲの主人公が素手だけでゲーム世界を旅する物語」



また、キャラクターが絶妙だ。



「弱いのに強がったり」
「ちょっと、ストーカーチックなことしたり」



見ないと伝わらないな、こんなこと言っても。



おもしろかったが

あっという間に終わってしまい

「失踪すますた」

みたいな状況らしく

もはや更新はないようだ。



で、気になって調べていたら

続編ゲームの「skyrim」に

またもや、すごい奴を見つけた。



これは、同じ人が作ったのか?



http://www.nicovideo.jp/watch/sm17095763
「全裸でSkyrim」



天才的だ。



「面白い」のみならず

「編集のセンス」が

「神がかり」。



この動画は

「オープニング」と
「エンディング」が

存在するのだが

全裸の汚いおっさんが出てくる

オープニングが

「すげえ、カッコいい」。



悔しいほど

よくできてる。



ニコニコのコメにもあるけど

「金を取れる」レベル。



ここ最近

見逃すと残念な気持ちになるTV番組など

ないに等しいが

このクオリティで常に見ることが出来るなら

「次回から有料になります」

と言われても

金払うだろう。



第一シーズンが終わり

次のシーズンがあるのかは微妙だが

「次も見たい」。



ゲーム実況動画については

「ゲームが売れなくなる」

という意見がつきまとうが

この辺の動画に関して言うと

「何やっていいか分からない」

人にとってのチュートリアルであり

かつ

ゲームに内包される魅力を伝えるものにもなっている。



ゲームが欲しくなる。



実際に買ってる人もいるみたい。



日本のゲーム業界の将来は分からんが



日本のゲーマーの未来は

こういう人たちがいる限り










「すごく明るい」と思う。
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