夢を追う男の話『世界最速のインディアン』(2007年5本目)

しかし、すげーじいさんだな~!

実はテレビの映画紹介で内容を知るまで、
てっきりこの映画は西部劇だと思っていた

『インディアン』はオートバイの名前だったとは・・・
勘違いして、あやうく見逃すところだった。

この映画の上映館は仙台地区に2ヵ所しかなく、
しかも公開週を外してしまったため、
今週は日に2回しか上映をしていないため
観るのにすごく苦労した。

正直な感想は・・・
映画そのものよりも、この映画のモデルになった人物のすごさに驚いた。

たぶんこれだけのスピードが出せた裏には、
かなりマシンのチューニングに力を入れていたんだろう。
タイヤを削るシーンとかはあったが
そこらへんを映画では、さらっと流していた感じ。

オレとしては人情話のロードムービーに仕上げるよりも
21歳の時のインディアン号との出会いから
レース出場を目標にするまでの
バートとバイクの関わりあいの部分や、
彼のバイクオタクの部分を中心に描いてほしかった。

そうすれば彼のバイクにかける愛情やレースへの強い思いの
背景がもうちょっと表れたのではないだろうか。

そちらの方面からあの最後のレースへと進む展開の方が個人的には好き。

そんなわけでアンソニー・ホプキンスの好演もあり
すごく主人公の生き方やピュアな人柄には共感を覚えるのだけど
映画そのもの出来に関しては世間の評判ほど自分は感じるものはなかった。

『世界最速のインディアン』公式サイト



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