主の平和 

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平和を祈る

2017年08月12日 | 日記

8月6日 折りあって、ロンドンに日本から来ていた友人と共に ウェストミンスターアビィに行きました。
午前11時15分、聖歌隊によって歌われる聖餐式に出席しました。

広島には2011年に行きました。大震災後で、すでに予定していた里帰りを娘と共にした時です。
福島第一原発の事故の影響がどのくらいなのか、分からない状態でしたので、娘への影響を
心配して、被災地へ向かいたい思いを断念しました。
その代わり、原爆のことを知ってほしいと思って、娘を広島へ連れて行ったのです。
その際に、こちら英国在住の方々にも知ってほしいと思って、広島平和記念資料館の日英文で
書かれた本を購入しましが、その本と礼拝式文をもって、聖餐式に出ました。

その日の午後、日本語英国教会の為に長年尽力されて、今も自宅で療養されている園田先生を
見舞い、有志と共に 聖歌を歌い 祈りを捧げました。
その短い祈りの前に、今日は広島の日ですと、先生に言うと、広島と長崎をかつて訪問されたと
話されました。

第二大戦中は、福島に疎開されていたとのことで 毎日4キロの道を歩いて学校に通ったとも話されました。

下記は長崎平和宣言 -- 苦しい体験と思いを声に出すことができない方々の代理として声を高らかに挙げた市長さんの宣言には
感動しました。

長崎平和宣言 2017年 

映画 「ダンカーク」をご覧になられたでしょうか。私は娘と観にいきました。
下記は 現在98歳になられる、ダンカークの戦争体験者 ケンさんが、映画を鑑賞された後に言われている言葉です。
当時は 20歳だったケンが、映画によって 当時の思い出が呼び戻されて、涙が出ましたと言われています。
戦友の一人で、ドイツ軍の捕虜になって 5年間収容所にいて帰国した方が、どうして 我々は(戦争)をするのかな
人間には知恵が与えられているのに、繰り返し戦う 愚かさがあるとも話されています。

ダンカークの戦争体験者の言葉 英語

以前、ホロコーストの生存者の方の講演会に行きました時、差別は戦争への第一歩と言われていました。
差別から、相手への嫌いな思い、憎しみ、怒りが生じてきます。
その差別の思いの基をよく見ると、相手が自分と同じ人間であることが忘れられて、相手を尊ぶことの欠如があります。
イエスが「敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい」と言っています。

怒りではなく、愛をもって接し、 貴重な命をお互い与えられているといつも 心にとめられますように。
共に、平和のうちに 歩むことができますよう 祈りましょう

主の豊かなる恵みが 皆様と共に

Yuki