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シルバー年齢のサイクリング記録です

Kiwi Cycling IV Day-3 Blenhiem to Picton

2009-12-01 12:27:51 | Kiwi Cycling IV


 これが今回走る全コースです。

 Addington Train Station を 0715 と案内されていたのでそのつもりで駅に着くと7時発でした。あわただしくチェックインして乗り込みます。
 列車はほぼ定刻の 12.05pm に Blenhiem に到着。

 列車は強烈な紫外線を避けるため外から見ると真っ黒な窓で異様な感じがします。
 列車には貨物車2両、展望車1両、それに売店・客車が連結されディーゼルで牽引します。速度は車より少し遅いので 80km/h くらいでしょう。

 列車の終点は Picton ですが我々はその一つ前で降りてサイクリングを始めます。


 本日のコースはガイドによると 50km undulating ride with a number of smaller hill climbs とあります。つまりいくつかの急峻な丘がある起伏のあるコースとのこと。ACAで30mの丘を坂道などというとしかられそう。

 下車後直ちに走り始めます。道は国道1号線で交通量が多く注意が必要な道です。道には State Highway 1 という名前がつけられていますが、日本で言う高速道路ではありません。高速道路は Moter Way と呼ばれています。

 ピクトンに近づくにつれて向かい風が強くなってきました。速度も 5km/h まで下がります。このため相方の浜ちゃんが潰れかけました。


 この叔父さんは1年間で私と走る1週間だけが彼が唯一自転車に乗るときです。昨年までは何とか走れたので連れてきたが、来年は条件付になりそうです。
 写真には、彼の後ろに既に風で折れた枝が落ちています。風の強さが伺えるでしょう。


 ピクトンは辺り一帯がフィヨルドになっていまして峠から見る眺めは最高です。
 国道1号線はここで終わりますから、車はフェリーボートでウェリントンに運ばれます。大型のフェリーボートはこの美しいフィヨルドの中を航行します。


 景観維持のためゴミを捨てるなと看板がありますが、この国の人はそういう野蛮なことはしません。
 この峠の頂上でキャンピングカーのおっちゃんに聞かれました。
 「どこ行くの」「ネルソン」「本当かよ 上れなくなったらローリーを止めて運んでもらえ」という助言。背の低い年寄りがネルソンにたどり着くとは思っていないでしょう。
 ついでに、ここは大英帝国の国です。トラックは米語で英語ではローリーと言います。

 さて、今宵の宿は Tanglewood B&B です。Tanglewood という木はなさそうで「茂みの中のB&B」という意味だと思います。ここには戸外にスパがあります。その話は後で…。
 女将が、レストランは2キロくらいのところにあるが車で送り迎えもするよとのこと。2キロなら自転車で行くよ、と走り始めたらなんと8キロも先でした。
 店に入っていくと先客のカップルがいて「あなたは司郎でしょう」と呼びかけがあった。びっくり。同じ自転車屋から自転車を借りているので私の情報が伝わっていたようです。彼らはカナダからのカップルでした。われわれのようなお年寄り2人とは随分違うね。
 夕食から帰ってすぐにスパに行く。既に先客のカップルがワインを飲みながら楽しんでいた。彼らはドイツからのカップル。それに先ほどのカナダ・カップルが加わり芋を洗うような状態で盛り上がる。
 今日はこれでおしまい。

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