本日のコースは90kmでガイドには a number of steep hills とあります。
私としましては距離こそ長いがマウンテンバイクで走るのでそれほどきついとは思いませんでした。最後の峠の頂上に着いても飲料水は半分も減っていない。
実測プロファイルとガイドと比べてみましたが、走った感じではガイドのプロファイルは正しくないですね。
始めのうちはこの写真のように素晴らしいところを走ります。風はないし、空気は美味しいし、最高です。
最初の難所と思われる Rai Saddle 250m は難なく通過。
異変は次の Blue Hill 690m を巻いて走る Whangamoa Saddle 375m で起こり始めました。相方の浜ちゃんがどんどん遅れ始める。私は彼が追いつくのを待って走るから「楽」相乗効果、他方彼はやっとの思いで追いつくとすぐに出発、「地獄」の相乗効果。その写真が次です。
最後の鞍部で彼を待ちながらトラックを見ていると、低いギアで上ってくるが私の目前でギアのシフトダウンができずもたもたしているトラックが続出。かなりきつい坂なんですね。
突然、目前に車が止まり相方が降りてくる。
あんちゃんの話を聞くと相方の疲れ方を見かねて拾ったらしい。
すごい拾い物をしたものだ。
彼らには私共々ネルソンまで送っていただき、少しでものお礼として些少のお金をとってもらおうとしましたが、彼らは頑として受け取らないので私の知っているありったけの謝辞を述べて分かれました。Kiwi って好きだね。私が毎年ここに来る理由がこれです。
今宵の宿は Sussex House です。
なんとか生きてここに来られたので祝杯をあげに街に繰り出す。
この状況になると彼は途端に生き返る変人だ。
何年か前のツアーでひげ親父さんが彼のことを「わがまま浜ちゃん」と命名した理由が分りました。
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