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シルバー年齢のサイクリング記録です

Kiwi Cycling IV Day-1 日本出国

2009-12-01 12:28:26 | Kiwi Cycling IV
 いよいよ出発です。
 日本航空 JL3084 便
 名古屋 (中部国際空港) 12:50 発
 東京 (成田空港) 14:00 着 飛行時間 01:10


 HIS の担当者からセントレア出国だから2時間前にはチェックインするように指示があったので空港に着いたが、国際便側には自分の乗るフライトが見つからない。空港の職員に尋ねると国内便との事。この待ち時間は実にもったいない。

 席はエンジンの直ぐ上です。チェックインが早いと大体、翼の上とかエンジンの近くに座らされます。はつきりと座りたい場所を言うべきでした。
わずか1時間のフライトですからお水一杯だけのサービスです。



 成田空港で出発を待つ間、天の神に幸せを、地の神には恵みを祈り旅の安全のためにビールを頂く。

 フライトは日本航空 JL5190便ですがAIR NEW ZEALANDとの共同運航で機体はニュージランド航空です。
 東京 (成田空港) 18:30 発
 クライストチャーチ 10:00 着。飛行時間は 11:30 です。

 乗ってびっくり。ほぼ満席の席は日本人が80%以上を占めています。これならば日本航空で飛べばいいのにと思いました。

 乗りたくて乗った会社なのに機内サービスは中国の西南航空より悪い…世界最低レベルだ。
 上級席の食事提供までエコノミーは待てとあからさまにアナウンスするし、食事の前に飲み物は提供されないし、客室乗務員を呼んでも来ないし、眠っている人に対しては「起きたら食事を用意する」というメッセージは残さないし…悪口を言い出したらきりがない。



Kiwi Cycling IV Day-2 ニュージランド入国

2009-12-01 12:28:09 | Kiwi Cycling IV

 ニュージランド人は専用のゲートを通ります。
 残された入国審査を待っている日本人です。審査が終わるまでにたっぷり30分はかかっています。
 外に出ると懐かしいトレバー親父のお迎え。




 いつも最初と最後の日に泊めていただく A’Portico Gardens, B&B です。
上から順に玄関の左、正面、右です。
 中は広いリビング、ダイニング、事務室、客室2部屋、そして夫婦の部屋があります。


 午前中に自転車の準備が完了したので、昨年お世話になったボブを訪ねるためアンバレーの街に向かう途中にアスパラガスの無人販売を発見。今夜のチキン料理に添えるために購入しました。
 こんな作物の無人販売があるのは私の記憶では日本とここだけです。とにかくものすごく信頼と安全に満たされていると言うことですね。
 写真のおっちゃんがトレバー親父です。
 彼の口からは英語らしき音が出ますが全く分らない。でも今年はかなりなれてきて英英通訳はあまり必要にならなくなりました。
 英々通訳とはアドリーネ母さんがトレバー親父の英語を文章を変えずに別の発音でしゃべってくれること。


 カメラのバッテリーが切れたので携帯撮影です。
 右からボブ、ルーシー、浜ちゃん、そして私です。犬は12歳くらいのものすごく性格の良いおばあさんです。


 無人販売で買ったアスパラを茹でてチキンに添えて晩御飯です。
 チキンのソテーとパン、ワイン、食後には自宅で作ったケーキで終り。質素です。
 私はトレバーのウイスキーを飲み干してしまう。予備のウイスキーは免税店で最高級のものを2本買ってきたので遠慮なく飲むことが出来る。

Kiwi Cycling IV Day-3 Blenhiem to Picton

2009-12-01 12:27:51 | Kiwi Cycling IV


 これが今回走る全コースです。

 Addington Train Station を 0715 と案内されていたのでそのつもりで駅に着くと7時発でした。あわただしくチェックインして乗り込みます。
 列車はほぼ定刻の 12.05pm に Blenhiem に到着。

 列車は強烈な紫外線を避けるため外から見ると真っ黒な窓で異様な感じがします。
 列車には貨物車2両、展望車1両、それに売店・客車が連結されディーゼルで牽引します。速度は車より少し遅いので 80km/h くらいでしょう。

 列車の終点は Picton ですが我々はその一つ前で降りてサイクリングを始めます。


 本日のコースはガイドによると 50km undulating ride with a number of smaller hill climbs とあります。つまりいくつかの急峻な丘がある起伏のあるコースとのこと。ACAで30mの丘を坂道などというとしかられそう。

 下車後直ちに走り始めます。道は国道1号線で交通量が多く注意が必要な道です。道には State Highway 1 という名前がつけられていますが、日本で言う高速道路ではありません。高速道路は Moter Way と呼ばれています。

 ピクトンに近づくにつれて向かい風が強くなってきました。速度も 5km/h まで下がります。このため相方の浜ちゃんが潰れかけました。


 この叔父さんは1年間で私と走る1週間だけが彼が唯一自転車に乗るときです。昨年までは何とか走れたので連れてきたが、来年は条件付になりそうです。
 写真には、彼の後ろに既に風で折れた枝が落ちています。風の強さが伺えるでしょう。


 ピクトンは辺り一帯がフィヨルドになっていまして峠から見る眺めは最高です。
 国道1号線はここで終わりますから、車はフェリーボートでウェリントンに運ばれます。大型のフェリーボートはこの美しいフィヨルドの中を航行します。


 景観維持のためゴミを捨てるなと看板がありますが、この国の人はそういう野蛮なことはしません。
 この峠の頂上でキャンピングカーのおっちゃんに聞かれました。
 「どこ行くの」「ネルソン」「本当かよ 上れなくなったらローリーを止めて運んでもらえ」という助言。背の低い年寄りがネルソンにたどり着くとは思っていないでしょう。
 ついでに、ここは大英帝国の国です。トラックは米語で英語ではローリーと言います。

 さて、今宵の宿は Tanglewood B&B です。Tanglewood という木はなさそうで「茂みの中のB&B」という意味だと思います。ここには戸外にスパがあります。その話は後で…。
 女将が、レストランは2キロくらいのところにあるが車で送り迎えもするよとのこと。2キロなら自転車で行くよ、と走り始めたらなんと8キロも先でした。
 店に入っていくと先客のカップルがいて「あなたは司郎でしょう」と呼びかけがあった。びっくり。同じ自転車屋から自転車を借りているので私の情報が伝わっていたようです。彼らはカナダからのカップルでした。われわれのようなお年寄り2人とは随分違うね。
 夕食から帰ってすぐにスパに行く。既に先客のカップルがワインを飲みながら楽しんでいた。彼らはドイツからのカップル。それに先ほどのカナダ・カップルが加わり芋を洗うような状態で盛り上がる。
 今日はこれでおしまい。

Kiwi Cycling IV Day-4 Grove to Nelson

2009-12-01 12:27:33 | Kiwi Cycling IV


 本日のコースは90kmでガイドには a number of steep hills とあります。
 私としましては距離こそ長いがマウンテンバイクで走るのでそれほどきついとは思いませんでした。最後の峠の頂上に着いても飲料水は半分も減っていない。
 実測プロファイルとガイドと比べてみましたが、走った感じではガイドのプロファイルは正しくないですね。


 始めのうちはこの写真のように素晴らしいところを走ります。風はないし、空気は美味しいし、最高です。
 最初の難所と思われる Rai Saddle 250m は難なく通過。
 異変は次の Blue Hill 690m を巻いて走る Whangamoa Saddle 375m で起こり始めました。相方の浜ちゃんがどんどん遅れ始める。私は彼が追いつくのを待って走るから「楽」相乗効果、他方彼はやっとの思いで追いつくとすぐに出発、「地獄」の相乗効果。その写真が次です。


 最後の鞍部で彼を待ちながらトラックを見ていると、低いギアで上ってくるが私の目前でギアのシフトダウンができずもたもたしているトラックが続出。かなりきつい坂なんですね。


 突然、目前に車が止まり相方が降りてくる。
 あんちゃんの話を聞くと相方の疲れ方を見かねて拾ったらしい。
 すごい拾い物をしたものだ。
 彼らには私共々ネルソンまで送っていただき、少しでものお礼として些少のお金をとってもらおうとしましたが、彼らは頑として受け取らないので私の知っているありったけの謝辞を述べて分かれました。Kiwi って好きだね。私が毎年ここに来る理由がこれです。

 今宵の宿は Sussex House です。
 なんとか生きてここに来られたので祝杯をあげに街に繰り出す。
 この状況になると彼は途端に生き返る変人だ。
 何年か前のツアーでひげ親父さんが彼のことを「わがまま浜ちゃん」と命名した理由が分りました。

Kiwi Cycling IV Day-5 Nelson to St Arnaud

2009-12-01 12:27:14 | Kiwi Cycling IV

 本日は本来ならば90km、そして険しい丘がいくつかあるコースを走る予定でしたが、相方が今日は走られないのでこのコースは経験できませんでした。数年のうちにはリベンジします。


 昨夜泊まった宿のご夫婦です。他に使用人として日本人の娘さんが働いています。彼女はワーキングホリデーですから1箇所に3ヶ月以上働くことが出来ませんから大変です。
 さて、今朝はSt Arnaudまでの移動手段を考えなければならない。
 昨夜自転車屋に電話したら観光案内所に相談するように指示されましたので案内所の開くのを待ちます。
 案内所は午前8時に開くので時計を見ながら電話する。 
 案内によると定期バスは既に出発している。シャトルもあるが満席ですとの事。ただシャトルバスの会社に電話すれば何とかなるかもしれないとの事。
 シヤトルに電話すると12時まで待ってくれるならば車が空くので120ドルで送るよ、とのこと。即決です。


 時間通りシャトルバスが到着。リヤカーに自転車を搭載。本来自転車で走るコースを飛ばしてくれました。
 途中またまた強風で、地面に伏して通る車に救援を乞うサイクリストを発見しましたが我々の車は余分の搭載スペースがないので無視せざるを得ない。
 凄い坂道をガンガンと走る。自転車なら素晴らしかったことでしょう。
 車は1時間半で今夜の宿 Nelson Lakes Homestay B &B に到着。
 ここのオーナーは凄いです。彼らの生き様や考え方を夜中までうかがいましたのでいかに説明します。


 これが建物の全景です。でっかいです。丘の天辺に有ります。近くにはハイキングする距離に5,6軒の民家がありお互いに協力して生活しているようです。これについては後でお話します。


 水はどうしているのかと言う質問にこの画面左のタンクが紹介されました。
 屋根に降った全部の雨がこのタンクに溜められます。この水をフィルターを通して飲料水として利用しています。亭主のお話によれば今まで水が枯渇したことは無いようです。また、空気が綺麗なので汚染は心配ないそうです。
 電気は十分に送電されるのでオール電化だそうです。プロパンガスは街の中、あるいはその近傍でしか使わないようです。


 写真はご夫婦がキッチンに立っているところですが、ここの料理はとても美味しいので、ここに我々を運んできたドライバーもここにご飯を食べに来るそうです。
 昼食が遅かったので我々は夕食のスナックとワインを買ってきて、ダイニングで食べようとしていたらご、夫婦も自分達の夕食を同じテーブルで食べました。
 彼らもスナックだったので、どうして夕食がそんなに少ないのかと訪ねたら、夕食時はお客様の接待が忙しいので昼がメインで夕食はいつも軽く食べるようです。

 夕食の後真夜中まで話をしました。お知らせすべきトピックスをいくつか紹介します。

日本の車について
 昔は日本の中古車が輸入できなくて使いにくい新車が高く売られていた。
 政府が中古車の輸入解禁をするとパワーステアリング、パワーウインドウ、オートマティックを備えた車が新車の半額で輸入され始め、今までの何にも付いていない車が売れなくなり、日本の最新バージョンの車が安く売られるようになった。

日本が規格品の農産物を輸入することについて
 野菜は形が大きくても小さくても味は同じだし、ここでは目方で売るので家族に見合うサイズの野菜を買います。高い規格品を日本が買ってくれて恩恵を受けています。

近くに病院が無いけど心配ではないですか
 近所には良い人が住んでいてお互いに助け合っている。病気になれば一番近いクリニックまで誰かが運んでくれます。時間は30分くらい。さらに処置が必要であれば応急処置の後救急車でネルソンまで運んでもらいます。さらにドクターヘリのシステムも完備しているので安心です。

 他にも色々伺いましたが定年後の生活を楽しんでいるようです。

Kiwi Cycling IV Day-6 St Arnaud to Blenheim

2009-12-01 12:26:52 | Kiwi Cycling IV


 今日はブレナムまで 100km を駆け下ります。GPS の測定値とガイドとは異なり、とにかく下りだけ、そして追い風が押してくれるので 40km/h で駆け下りました。気分的にも余裕がありますので珍しい写真を沢山撮りましたので紹介します。


 出発前に宿の親父と記念写真。奥さんとも撮りたかったですが奥様は写真家で,旦那がシャッターを押すことが許されていないようです。(勿論冗談)


 宿を出て直ぐのところにある標識の前で記念撮影。目的地まで 100km です。


 路面の張替えのサインです。この国は大粒の砂を撒いてアスファルトのような接着剤を散布してしばらくそのままにします。このときに砂が飛び跳ねますので警告サインが置かれます。


 相方が2日前のトラブルをどのように思っているか知らないけど、軽快に飛ばしています。彼はきっとこれがサイクリングと思っているでしょう。
 この格好でペダルを踏む必要はないし、注意するとすればオーバースピードにならないようにブレーキをかけることです。


 先がみ難いカーブにはこのような標識があります。右カーブで 55km/h で走れと言う意味です。ここまでは 100km/h で突っ込んできますからかなり重要な標識です。


 ニュージランドの国道にかかる橋の95%は1車線です。日本では考えられませんが交通量から考えれば無理して2車線は不要と言う判断でしょう。
 この標識は橋の上の優先順位を示しており向こうから来る車に優先権があります。これは自転車にも適用されます。


 この写真では分りにくいですが橋が1車線になっています。
 ここで私の言いたかったのは写真の左にある橋の番号です。
 国道に細い土管が埋められていても必ずこの橋番号が付与され管理されています。このあたりがこの国の底力です。


 火災警報です。空気の乾燥状態によって注意警報が知らされます。ただしこれは人が来て矢印を調整します。


 途中で荷物を満載したおにいちゃんサイクリストに会うが軽く激励して走る。
 ほどなくこの別嬪を発見。ただちに停車命令を発する。
 私は若い女の子には自我を捨てる癖があります。
 話をするとスイスから来て、先に走っていったのは相棒だそうだ。写真を撮らさしていただいて激励してお別れ。


 昼ごはんに入ったパブでビールをいただきました。ここにはタイからの出稼ぎのお姉さんが働いていました。
 入ってきた客や出入りの業者が一様に挨拶してくる嬉しい国です。


 パブの壁に「麻薬中毒患者には酒を売ってはならない」という掲示がありました。店の親父に麻薬患者の見分けが着くのかね、と聞くとそれは分らない。馬鹿げた法律だよと笑っていた。客に聞くわけも行かないしね。


 防風林、日本では北陸の農村地帯とか太平洋側の海岸に多数見かけますが、ニュージランドでは牧場にたくさんあります。
 牧場間の境とか、牧場と道路の境に植えられています。英語(ニュージランド後)では tree fence と言います。
 風の強いときなどに牛の群れが防風林の根元に伏しています。


 カンタベリー平原の南のほうにはオリーブはありませんが、このあたりではあちこちに植えられていましたが、まだ木が若いので最近の事業でしょう。


 目的地まで後10kです。向かい風に苦しんでいます。


 ブドウ畑の坂井にバラの花が植えられています。無粋な金網でなく香りの良いバラが素晴らしい。


 サクランボ園を発見。風が強いことを理由に立ち寄る。
 1箱10ドルでたっぷり頂きました。美味しかったですが気持ちまでは撮影できませんでした。
 ここの凄いのは広大なサクランホ果樹園が全部ネットでカバーされていることです。鳥にも少し分けてあげればいいのに…と思いました。

 今宵の宿は Henry Maxwell’s Central B&B です。詳細は明日の記事に掲載します。

Kiwi Cycling IV Day-7 Blenheim to Christchurch

2009-12-01 12:26:32 | Kiwi Cycling IV
 サイクリングは昨日でおしまいです。
 今日は列車の時間までブレナムの街とその近郊をポタリングします。
 訪問した順番に紹介しましょう。


 朝食です。後ろのカップルはアメリカからの客で、やはり私のことを知っていました。ついに言ってやりました「私はニュージランドでは有名なサイクリストです」前左の方はカナダからの客で車で遊んでいます。 朝食ではサイクリング中に横を走るフルトレーラーが怖いとか、羊をトラックに3段重ねで運んでいるのには驚いたとか、雨の日に丸太を載せたトラックが横を走ると恐怖を感じる等など語り合いました。


 宿のおばちゃんと庭で出発前にパチリ。
 彼女の息子は名古屋の鈴木自動車で1年間研修を受けている間にお嫁さんをゲット。この庭で結婚式を挙げたそうです。
 来年、このおばちゃんと旦那が東京に来るそうで再開を約束して分かれました。


 ワイナリーの入り口です。国道1号線をクライストチャーチ方面に少し走ったところに有りました。ひろいブドウ畑の中にあります。


 まずワイナリーを訪れました。いくつか試飲をして列車の中で飲むワインを一本仕入れる。ついでにグラス2個打ってくださいとお願いしたら唯で下さった。ラッキー。


 店の前です。何処のワイナリーも大同小異ですが、大きいワイナリーは広いレストランを併設して観光バスで乗り付けるお客さんを受け入れたり、祝発私設が併設されていたり、ワイナリーピクニックができるところもあります。


 ブドウの木の間はトラクターが通れる広さになっており、掘り返しや草取り収穫に利用されています。とにかく人が少ないので機械化は必須です。


 第2次世界大戦以降のニュージランドが参戦した戦争殉職者の慰霊碑です。


 参戦した戦争の名前と期間が刻印されています。


 殉職した兵士の一人一人の名前がこくいんされています。悲しい記録です。


 列車を待つ間近くのバーでビールを飲んでいると、この若いお兄ちゃんが話しかけてきました。いろいろ話していたら昨年私達が走ったコースの途中にある農場の息子であることが判明。
 農場のあたりは平らで良かったけどその後の坂道はきつかったよ~。あそこは自転車が走るところではないよ。などと盛り上がりました。

 1時半の列車でクライストチャーチへ向かうべく駅に行くと再びカナダ・カップルと会いました。

 彼女が我々の自転車をチェックしています。我々の自転車はGTのマウンテンバイクでした。


 恒例のディナーを楽しんで今年のサイクリングが終わりました。
 私は多少不完全燃焼です。このブログを書きながら来年は一人でリベンジする気持ちがムラムラと沸いております。何せ67歳…間を置けば置くほど難しくなります。

Kiwi Cycling IV Day-8 クライストチャーチからオークランド

2009-12-01 12:26:14 | Kiwi Cycling IV

 昼の便でオークランドへ発ちます。その前に Cheesemongers へチーズを買いに行きます。http://www.cheesemongers.co.nz/
 ここはチーズの専門店で写真のように棚には国産は勿論、彼女の向こうには昨日届いたばかりのスイスのチーズもあります。
 長女がチーズマニアなのでヤギのチーズを買いました。
 保冷剤をいれて厳重にパッキングされます。今夜ホテルに着いたら冷蔵庫に入れて、保冷剤は冷凍庫で再冷凍するよう厳密に指示されました。チーズを美味しく頂いて欲しい店の気持ちでしよう。
 この店は家族で働いているようで、このお姉ちゃんと同じ顔した女性がいたのできっと姉妹でしょう。
 このチーズ庫と売り場の間はガラスで仕切られておりチーズ庫はクーラーでガンガンと冷やされていました。


 手前のおっちゃんが店の主人で、4年前に来たときは古いフランス製のもモペットを持っていました。[あれ、どうしたの]と聞くと、キャブレータが駄目になり修理が出来ないので売りはなったようです。
 奥くの背の高いのがトレバー親父です。


 オークランドです。都会です。クライストチャーチのような温かみはありません。
 東南アジアの人たちはどのような商売をしているか、韓国料理と日本料理を試してみました。
 韓国料理は味も接客も満点。
 それに対して日本料理店は、あの接客態度は何でしょう。
 日本人が同胞でありながら、あの見下げるような態度には怒りを覚えます。それではと、英語だけで注文し始めると態度が豹変する。まったく馬鹿共が~。
 初めての海外出張でJALを使いましたが同じような扱いを受けましたので、それ以来日本の航空会社は使ったことがありません。日本人は同胞でありドル箱なのに彼らは何を考えているのでしょう。

 宿はアパートにしました。広くて安いですよ。
 ダブルベッド2つにキッチン、洗濯機がついて1部屋8千円です。2人で泊まりましたから当然1人4千円です。
 ニュージランドで言うアパートとは部屋を貸す宿泊施設で、部屋に対してのサービス、つまりルームサービスのようなものは全くありません。その代わり部屋いくらという借り方ですからグループ旅行には絶対お得。
 セキュリティもしっかりしていて部屋のキーが無ければビルに入ることは勿論、エレベーターも動きません。
 Booking.com で予約しましたが早く予約しないと安いものは直ぐに売り切れるようです。


 最後のお買い物。娘婿にタバコを買いに行ったならば民営国鉄の看板がありました。勿論うそですよ。

 成田からはJALに乗り換えてセントレアに向かいます。JALのサービスの質はわずか1時間のフライトなのに分ります。さらにラッキーだったのはビジネスクラスに載せてくれました。現役時代を思い出すフライトです。

Kiwi Cycling IV Day-9 帰国とまとめ

2009-12-01 12:25:26 | Kiwi Cycling IV
 私は元々研究職でしたからこのような記事を書きますと「まとめ」を書かないと気が収まりません。さて、まとめますよ。

 相方がちらっとこぼしていました。旅行は私に任せぱなしだった。コース作りから参加すべきだった…と。
 これまでは彼は練習しなくても何とか走ってこられたので、今回も何も言わずに連れて行きましたが、次からは一定のトレーニングを参加の条件にすべきと思いました。

 旅行への参加の仕方はこのような手作りの旅行だけでなく、一般に募集されているパック旅行でも同じです。参加する前にガイド以上の知識を持って参加すべきです。

 言葉については直ぐには習得できない問題ですが、「何を飲みますか」「何でもいいです」。こういう主体性の無い返答が外国では一番嫌われます。最低限自分を主張する力は欲しいですね。

 以下は参考のために気がついた情報を書き留めておきました。

為替

 ごらんのように滞在中どんどん下がっています。1ドル63円くらいで旅行できました。昨年は55円くらいでしたから多少は戻していますがまだまだ安い。

通信
 私の NTT Docomo は 3G という規格で周波数も高いものが使われています。これに対してニュージランドの南島はクライストチャーチからカイコーラまではこれに対応していて問題なく利用できますが、それ以北は周波数が低く、皆さんは未だにアンテナを引き出す電話を使っています。だからブログの更新が出来ませんでした。不思議なことに通話はできます。
 宿のパソコンは日本文字は読めますが、日本語の FEP (front end processor) が無いので日本語入力が出来ません。
 もう一つ不思議なのは、ニュージランド到着時には私の携帯は自動時間調整されなかったので日本時間のまま使用していました。ところが帰国に伴い出発ゲートに近づくと突然時間が修正されました。同じ空港内でも中継器の仕様が異なるのです。いい加減というか、鷹揚というか…。

クレジット
 私はJCBを使っていますが田舎ではほとんど使えません。結局 sub card のMCを使うことになりました。まだまだ日本の経済力は2番手ですね。

身振り手振り会話
 相方は英語が出来ないので「要らない」を手を横に振りますが機内はいざ知らず田舎では通じません。簡単な英語は是非覚えて欲しいものです。 Thanks. No thanks. くらいは大声で言いましょう。

虫刺され

 相方を待っていたときにものすごく小さなブヨのようなものにさされました。これが曲者で直ぐには痒くなりませんが3日目あたりから痒くなり1週間は続きます。草むらに入るときは注意してください。
 サンドフライ(sand flys)(NZのブヨみたいな小さい虫。刺されると猛烈にかゆい)と言うようです。 sand flys は辞書には見つかりませんでした。
 写真は私の汚い sand flys にやられた足です。

まとめは今後思いつくままに加筆します。