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シルバー年齢のサイクリング記録です

4/6 ヒルクライム「伊吹山ドライブウエー」

2008-02-08 07:47:20 | ACA
4月6日に開催される伊吹山を駆け登るレースコースの分析をしてました。
 主催者は平均6%の勾配と発表しています。
 車重9kgくらいののロードでこの坂道なら軽いでしょう。
 ニュージランド南島NZ南アルプスのルイス峠は6km、8%でしかも車重12kgくらいのマウンテンに10kgくらいの荷物を載せて1時間で踏破ですから私も参加しますか~。なんたって新車は車重8.3kgですから。
 こんな軽口たたいて最初にリタイアするのは私です。なんたって明治村の入り口の坂を上れなかったのですから…ビールを燃料にしているおじさんに馬鹿にされました。

 さて、1/25000の地図は国土地理院のサイトで閲覧できます。URLは http://watchizu.gsi.go.jp/ です。次の画面が表示されますので案内に従って目的の地図を探します。

 地図が表示されましたら目的の場所にマウスを当てて右ボタンを押しますと次の画面が表示されます。ただ、ここではXYの座標だけですから高度は地図から読み取ります。下の例は伊吹山の頂上の座標を示しています。


 まずこれは一般的な地図に掲載されているものです。これを国土地理院1/25000の地図から分析します。


 1/25000の地図は10m毎に等高線が引かれており、50m毎の等高線は少し太い線で、10m毎の等高線は細い線で表現されています。道路がこの等高線を横切る場所の座標をエクセルで描画すると以下のルート図が求められます。
 各座標間の距離を球面三角法を用いて求め、スタートからの距離と高さの関係を求めた図がプロファイル図です。データが粗いので平均勾配は7.4%と表現されています。実際の道は勾配を6%程度まで下げるためつづれ折に作ります。それを表現すれば実態に近づきますが作業量はものすごく増えます。
 10mプロットが完成。計算式に問題があるようです。見直します。

 座標から距離を求めるにはヒュベニの距離計算式(旧日本測地系)が一般的です。
 D=sqrt((M*dP)*(M*dP)+(N*cos(P)*dR)*(N*cos(P)*dR))
  D: 2点間の距離(m)
  P: 2点の平均緯度
  dP: 2点の緯度差
  dR: 2点の経度差
  M: 子午線曲率半径 M=6334834/sqrt((1-0.006674*sin(P)*sin(P))^3)
  N: 卯酉線曲率半径 N=6377397/sqrt(1-0.006674*sin(P)*sin(P))