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シルバー年齢のサイクリング記録です

Kiwi Cycling II-15 North Canterbury

2007-12-12 19:18:37 | Kiwi cycling II
 クライストチャーチを中心に広がる南北の南極側の平原をカンタベリー地方と呼び肥沃な大地です。特にクライストチャーチから北のほうの平原を北カンタベリーと呼び美味しいワインの産地です。
 今日はハンマースプリングを出てアンバレーまで91キロのポタリングです。朝食は7時、つまり8時には出発できますので到着時間など気になりません。どうせ明るいうちに着きます。ただし、明るいのは夜の8時くらいまでですけど…。



 プロファイルでは少し丘があるようですがほとんど問題になりません。とにかく広々とした平原を楽しみます。ただし早朝から紫外線は相当な量です。


 クライストチャーチまで125キロですから一日で十分に走られる距離ですが、アンバレーで皆さんに泊まらして見せたいものがあるので91キロのポタリングとします。この道中はとにかく楽しみながら走ります。




 このあたりまだ初夏ですから葡萄の木は伸びていませんが私の好きな風景です。右の写真は牧草に水をやるスプリンクラーですが長さ50メートルくらいの巨大なもので、メカニズムを見ると、水を噴霧しながら向こうの方に走って行き、端を認識すると自動的にこちらに帰ってくるシステムになっていました。人が少ないから小さな国なのにこんなのが必要ですね。



 ここは Culverden の町ですが、町に入ると必ず Cafe Bar という看板があり、私どもサイクリストにはオアシスに見えますが地元との人の社交場というか溜まり場のような存在です。飲み物と簡単な食事が楽しめます。この店は Red Post Cafe で昨年もここに立ち寄りました。


 日本ではコーヒーのことをホットだのアメリカンだの勝手な名前を付けています。ご当地でも同じでラテッを飲みたいと誰かが言ったのでお姉ちゃんにイタリア語みたいだけど意味は?と聞くと「知らない」で終わり。
 猿投クラブにイタリア語に強いお姉ちゃんがいるので問い合わせたならばイタリア発祥のコーヒーでカフェオーレのようなものですね。
A latte: For the type of pillar found in the Marianas Islands, see Latte stone. A latte (also referred to as a caffè latte, and sometimes erroneously spelled “latté”) is a type of coffee drink made with hot milk.
Italian origin: In Italian, latte (IPA: [ˈlat̪t̪e], anglicised as IPA: /ˈlɑːteɪ/) is simply the word for milk. What in English-speaking countries is now called a latte would be referred to in Italy as "caffè e latte" (in colloquial Italian "caffellatte" - with one or two "l"[1]), literally "coffee and milk", similar to the French café au lait and the Spanish café con leche. Caffelatte is today part of the defined international coffee menu, which also includes cappuccino and espresso.
 A latte は古代マリアナ諸島に建設された石柱のことでラティーと発音するようで、caffellatteがそれに似ていたから語源となったようです。ラテェは今やカプチーノやエスプレッソと並んで国際的なコーヒーメニューになっているようです。

 町は大きくても高速道路沿いに500mも走ればもとの大平原に戻ります。


 こちらに来て不思議に思うのが土地境に植え込みがあります。それも尋常ではなく高さ10メートル以上の植え込みです。写真のように高速道路の脇にもあります。
 防風林か、自分の財産主張か…そのうちに現地に問い合わせてみます。


 写真のように木陰にベンチマークが休憩所で300メートル右です。
 テントマークがあればキャンプ可能。
 キャンパーマークがあれば電源・水付のキャンパーサイトがあります。
 休憩のために入ったならば大型のバスが止まっており、年老いたカップルが居ましたのでバスの中を見せていただいた。
 「親父中見せて」「いいが靴ぬいで上がって来い…ところで、どこから来た」「おいら日本からだよ」「違う、どこを走ってきた」「ルイスを越してきたよ」「そりゃすごい~」なんてやりながら中を見せていただく。
 写真は胴長短足の筆者が乗り込もうとしています。
 2人で旅行をしているとのこと。
 バスの最後尾がダブルベッドの寝室、その前にバスルーム、さらに前にキッチンとリビングになっておりお婆ちゃんがクッキーを焼く準備をしていました。水は車体の下に大きなタンクがありポンプで押し上げます。汚物も車体の下のタンクに溜めてキャンパーサイトで捨てることができます。このバスに途中、激励のクラクションを頂きながら追い越されました。しかし、年寄り2人で毎日どのような話をするのでしょう。

 このキャンパーはさらに後ろに買い物用の小型車まで牽引しています。日本ではできないよね~。


 左の写真はカササギの死骸です。昨年はこれが異常繁殖しハイウエーを走るサイクリストを随分沢山攻撃したようです。ハマちゃんも私もやられました。今年もやられると心配しながら走りましたが、攻撃がない代わりにカササギの死骸を見つけました。
 これはカラス科の鳥で日本では佐賀に棲むカチガラスに似ています。こちらの言葉ではミグパイと呼んでいます。繁殖期が6~11月でこの時期に自己防衛のため凶暴になるようです。
 右の写真は獣医の看板です。都会にも近づき家畜も増えてきたのでこの商売は繁盛でしょう。ただし日本みたいに可愛い犬猫の絵看板はありません。あくまで牛とか羊が相手でしょう。


 Albergo B&BのBeatが出掛けに昼飯食うならHurunui Hotelがいいよ。と言っていた。写真がそれですが昔は街道沿いのホテルだったが今はこのあたりの人々の溜まり場になっているレストランというかカフェバーです。
 ここで昼食をとることにし、またまた2人で1皿の注文も食べ残してしまいました。初めて fish chips なるものを注文しました。これは魚の種類は分かりませんが白身の魚のフライです。サーモンは高価ですがこれなら安くて美味しいので昼ごはんにはお勧めです。


 さらに今宵の宿に向かって走っていたならばワイナリーを発見。下左の写真がMud House Wines の試飲コーナーです。
 ハマちゃんと私が知ったかぶりでティスティングをする。
 「どちらかと言うとドライがいいね」「サー これはいかがでしょう」
 「悪くないが味が硬いね…もう少しフルーティーなのは無いかね」「サー これがお勧めです」
 などとやっているうちにヒゲ親父が5本買ったよ。カウンターのお兄ちゃんがバイクにどうやって乗せるんだと心配顔。ヒゲ親父はそんなこと気にしてはいない。さらにMrs. W が3本買う。凄いですね。


参加者紹介

 Mrs. W 紅一点というか掃き溜めに鶴というか楽しい仲間。残念ながらこのツアーは爺婆ツアーですので年齢不詳ながら婆です。リーフトンでのお料理の手さばきの良さはさすが主婦以上でした。尊敬。地理的に一寸遠いですが職にあぶれたら家内の弁当会社で雇います。

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