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シルバー年齢のサイクリング記録です

Kiwi Cycling II-9 Reef Cottage

2007-12-12 19:20:01 | Kiwi cycling II
 今夜泊まるのは Reef Cottage と称するB&Bであるがとにかく変なところです。
 建物は1887年に地元の弁護士の事務所として立てられたものを改造したもので、ある部屋は金庫がそのまま残してあり、その中がバスルームになっているけったいな構造です。

 写真はヒゲ親父の部屋ですが、昔、書類や現金などを保管していた金庫がそのままバスルームになっています。パロディーかも知れませんがなんともケッタイな部屋です。


 到着したのが早く、太陽は8時くらいまでは日差しが強いので洗濯をした。洗濯機に乾燥装置が備え付けられているのは半分くらいで、ここの洗濯機も乾燥機はついていませんでした。洗剤は気前良く遣わさせてもらえます。洗剤は持っているからいいと言っても遠慮するなと言い張ります。しかし、ヒゲ親父…そんなこと家でやっていますか。手つきはいいですよ。ツアーコンダクターはこのときはラウンジで飲んでいました。

参考 NZは日本語で言う summer time という制度、国際的に正しくは the day light saving time というのを採用しています。従いまして朝は6時でもそれなりに暗いですが、夜は10時になってもまだ明るいので宿舎到着時間が遅くなっても明るいので気分はあせりません。南十字星を見たかったのですが、暗くなるのは真夜中ですのでサイクリングの疲れから来る睡魔には勝てずそれを見ることは叶いませんでした。

 ここの親父は大工が好きで新しい部屋の増設中であり、既に作られている部分もほとんど自分で造作したようでした。建築基準法などという法律は無いかもしれない…。今日も親父が大工仕事をしており、塗装作業をみかねたヒゲ親父が塗装の仕方を指南。仕事を忘れるためにここに来たのにやはり仕事人間でした。


 ラウンジには台所が備え付けられており自由に料理ができるので、近所のスーパーで材料を買いステーキディナーとなった。食材の購入に合わせて向こう2日間の昼食も購入。ハンマースプリングに着くまでコンビニの1軒もありません。幸い果物やチーズが美味しいので助かります。
 我々が再びここを訪れたことで主が喜んで地元の美味しいビール、モンティースゴールドを半ダース差し入れをしてくださった。

 全体としては昨日の Roosewood B&B や明後日宿泊する Albergo Hanmer のような洗練されたセンスはないがなんとなくホットする雰囲気でした。

 コテージの台所で食事の準備をしていたならば宿の女将が可愛い女の子を連れてきた。なんと彼女は明日泊まるマルイア温泉の従業員で時々ここに遊びに来るそうだ。ついでだからマルイア温泉の晴美ちゃんに我々が明日行くことを伝えるようお願いした。

 翌朝も早くから強烈な太陽とどこまでもブルーできれいな空のもとで記念写真を撮って、これから2日間のアルプス越えの難関を突破すべく出発しました。



 写真でも分かるように歩道に庇が伸びておりアメリカの西部劇のような雰囲気があります。この町も石炭と金鉱で大騒ぎになった町です。右の写真の手前がコテージ、奥が喫茶店になっています。

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