鎖骨骨折04：本日で、鎖骨骨折を受傷してより4週間経ちました。

　本日 11時ごろ、鎖骨骨折を受傷してより4週間経ちました。
鎖骨骨折において4週間は大きな意味を持つ日数です。

なぜかと言うと、
約１５０年程前に、ベルリンの大学病院で骨折の骨癒合経過の統計が論文としてまとめられました。
その論文を発表した外科医グルトさんの名前を冠した「グルト ( Gurlt ) の骨癒合日数」が
現代でも使われています。
その「グルト ( Gurlt ) の骨癒合日数」は、骨折の場所により

　　中手骨 ―――――　2週間
　　肋骨 ――――――　3週間
　鎖骨 ―――　4週間
　　前腕骨 ―――――　5週間
　　腓骨 ――――――　5週間
　　上腕骨骨幹部 ――　6週間
　　脛骨 ――――――　7週間
　　下腿両骨 ――――　8週間
　　大腿骨骨幹部 ――　8週間
　　大腿骨頸部 ――― 12週間

となっており、鎖骨骨折を受傷してより 4週間の本日は相棒の鎖骨骨折の癒合予定日なのです。


ちなみに、前回の診察では
お医者さん 「 あれ？左肩だったよね？ 」
「 はい！左の鎖骨です。 」
お医者さん 「 左肩を撮影したよね？ 」
レントゲン技師さん 「 はい！左肩を撮影しました。 」
お医者さん 「 そうだよなぁ。心臓の位置からしても間違いないよなぁ。 」



お医者さん 「 こんなに綺麗に骨のズレが整うのも珍しい 」
お医者さん 「 よく見れば、ここにスジが見えますね。 」

という訳で、骨折部分に白いモヤモヤができて、だんだんと骨がつながっていく骨再生の様子は
レントゲンでは観察できないようです。

気分を良くした相棒が
「 どんどん肩が上がらなくなるのですが、リハビリ始めて良いでしょうか？ 」と質問しましたが
お医者さん 「 本格的なリハビリは、もう2週間待ちましょう。 」と断られてました。
お医者さん 「 その代り、肩の硬直を防ぐ鎖骨に負担のかからない運動を教えますね。 」

という訳で

風呂上りに、こんな運動してます。



最近できるようになったこと
・手洗い
・上着のボタン閉め
・ポテトチップの袋を開けること
鎖骨骨折の保存療法において、胸を張った姿勢をキープする事が大切で
肩をすぼめるような、身体の前で手を合わせるような動きは痛くて出来なかったのですが
だんだんと出来るようになってきました。



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