恥ずかしながら、情報はインターネットとテレビとで充分と思っていまして
数年来新聞は取っていません。
その代わりと言っては何ですが、Yahoo!のヘッドラインに頼らず
ニュースサイトを拝見しています。
先日、産経ニュースサイトで
G20でも朴槿恵大統領は三重苦の憂鬱…通貨スワップ協定を再締結して
韓国は「借り」を感じてくれるのか?という記事を拝見しました。
その際に思い出したのが、以下の事です。
私が地域活動をしていた際に、ある大学で韓国人の先生を紹介頂く機会がありました。
仮に呉先生とします。
紹介者
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
「呉先生は、せっかく長期休暇があっても、3日くらいで韓国から帰ってくるんだよ。」
紹介者
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
「いつも、もっと韓国でゆっくりしてくれば良いのに!って言ているんですよ。」
呉先生が理由をおっしゃるには
・韓国に帰省すると、職業や年収、資産など個人的な事をいろいろ聞かれて疲れてしまうんです。
・冷蔵庫を勝手に開けられて、家族と食べようと思っていたお土産を食べられてしまうのです。
・日本人は「先日は御馳走様でした!」と、よく言いますが
韓国では
その場で「御馳走様」と言いますが
後日感謝の言葉が発せされる事がないのです。
韓国では親しさをアピールする行為だそうですが
日本に永く住んでいる呉先生は、上記の事が負担に感じてしまうため
帰省しても、すぐに日本へ帰りたくなってしまうそうです。
結論として、記事を書いた加藤達也さんのおっしゃるとおり
韓国が日本人の思い描く「借り」を感じてくれるのは通貨スワップに限らず難しいようです。
心優しいモンスターが、馬車に轢かれそうな少年を助けたら
「キャー!!子供が怪物に襲われている―!」と言われてしまう誤解。
ヤマアラシのジレンマの初期段階のように
お互いの体温が感じられつつも針が刺さらない丁度良い距離を探っている状況。
どっちが良いとか悪いとかではなくて歴史や文化の違いじゃないのかな?
外交官はプロなんだから相手方の歴史や文化を踏まえたうえで外交交渉を有利に進めて欲しいものです。