宮代町不動産屋の自転車操業日誌

自転車や園芸、ヤギ、ニホンイシガメ、デグー、アクアリウムの話題と、たまに不動産の事

濾過装置の種類について

2017年04月28日 20時02分42秒 | アクアリウム

 前回からのつづき
弊社の金魚水槽の飼育密度が高いので
金魚水槽に濾過装置を導入することにしました。

 しかしながら、一口に濾過装置といってもいろいろあります。
私の知っている限りでも濾過材の種類や濾過器の設置場所、濾過方法などの違いにより
 1.オーバーフロー ( 海水魚とか本格的なやつ )
 2.外部   ( 水草水槽とか照明やCO2にうるさいやつ )
 3.底面   ( エビとか稚魚とか小さくて、すぐ死んじゃうやつ用 )
 4.流動式  ( 下水処理場で使われていて能力が高いらしい。見た事無いけど )
 5.上部   ( ポピュラーな60cm水槽飼育セットに付いてくるやつ )
 6.スポンジ ( エビとか稚魚とか小さいヤツを小型水槽で飼うとき )
 7.外掛け  ( 30cmとかの小型水槽飼育セットに付いてくるやつ )
 8.投げ込み ( 金魚鉢の飼育セットに付いてくるやつ )
      などの濾過装置があります。()内は私見です。
今回、私が濾過装置を設置するに際して
上にいくほど濾過能力が高いけど、導入に際し手間や置き場所の準備などが大変なもの。
下にいくほど濾過能力は低いけど、導入障壁の低いものとなります。


 現状、金魚飼育数上は飼育過多だが水質検査の数字上では水質安定しているので
今回設置する濾過装置は能力よりも導入し易さを重視して「 投げ込み式 」を採用!
そうなると、やはり製品候補は1982 年の発売のロングセラー水作エイトシリーズでしょうか。


Amazon.co.jp: 水作エイト



対抗には後発の2000年発売ロカボーイシリーズ


Amazon.co.jp: ロカボーイ



となりますが、
ホームセンターのペットコーナーでは、ロカボーイしか売っていなくても
展示飼育水槽で使っているのは水作エイトと揶揄されるほどプロから支持されています。
濾過能力の差はそれほどないのですが、水作エイトの方が内部フィルターの耐久性が高いようです。
初期費用が安いロカボーイシリーズと、ランニングコストの安い水作エイトシリーズという所ですね。
どちらを重視するかは個人の好みになるのですが、私は長く飼育するつもりなので
水作エイトかな?と迷いつつ


つづく。

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濾過装置の役割について。物理濾過と生物濾過と

2017年04月27日 21時04分47秒 | アクアリウム

 前回からのつづき
弊社の金魚水槽の飼育密度が高いので
金魚水槽のアンモニア対策のため生物濾過システム導入の必要性を感じています。
生物濾過は有害なアンモニア/NH3・NH4- を亜硝酸/HNO2- から硝酸塩/NO3- へと分解してくれる
バクテリアを増やす事なので、システムといっても水槽中に分解バクテリアの住処をこしらえてやります。

 バクテリアは水槽の壁面や底砂などの表面に住みつきますが、
アンモニア分解バクテリアは好気性バクテリアなので酸素が供給される必要があります。
そのため、酸素が供給される水流があり、表面積が大きい
濾過装置内のウールマットなどの濾過材は分解バクテリアの絶好の住処なのです。
うちの娘は
「あの水の中のゴミをとるやつ。」と呼んでいますが
実は濾過装置は目に見えるゴミを取り除く物理濾過の機能以上に
アンモニアを分解する生物濾過としての働きが大きいというのがアクアリストの常識!
らしいです。

これまで導入経験がないのですが
遂に弊社の金魚水槽にも濾過装置を追加しようと思います。

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メダカや金魚の育密度について

2017年04月20日 22時57分51秒 | アクアリウム

 魚の飼育密度に関して
「体長1cmにつき飼育水1リットル」と言われています。
60cm規格水槽の場合は、幅60×奥行30×高さ36なので容量は64.8リットルとなりますが
めーいっぱい満水にしたら、ちょっとしたことでこぼれてしまうので
実用的には50リットルというところでしょうか。
 飼育可能な密度を上記の法則に当てはめると
   ・5cmの魚10匹
   ・10cmの魚5匹
   ・25cmの魚2匹
   ・50cmの魚1匹
となりますが、50cmの魚を60cmの水槽で飼育することが不可能な事は容易に想像つきます。

 それもそのはずで、溶存酸素の必要量やアンモニアの排出量は
相似比ではなく体積比または重量比で比較すべきで
体長が2倍になったら2の3乗の8倍の水量が必要になるはずです。
「体長1cmにつき飼育水1リットル」は、あくまで目安なのです。
事実、メダカは体長が数cmになりますが、飼育密度は「1匹につき飼育水1リットル」とされ、
私は、それ以上の飼育密度でメダカを飼っています。

しかしながら、弊社で飼育しているのは寸詰りの琉金のため

「体長1cmにつき飼育水1リットル」は当てはまらず
メダカとは逆に1cmにつき1リットル以上必要なはずです。

現在は60cm規格水槽で琉金6匹の飼育なので、ちょっと水量足りないかな?
溶存酸素についてはエアポンプとエアストーンで補っていますが
有害なアンモニアの分解に関しては何も対策していません。
成長著しい夏を迎えるにあたり、アンモニア対策の必要性を感じてきました。


つづく。
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アクアリウム用語

2017年04月13日 19時36分10秒 | アクアリウム

 こんなブログでも見て頂けている方もいらっしゃいまして
先日 「 サテライト水槽を本水槽にした。」 を見て頂いた方より
「 ベアタンクってなんのこと? 」 と質問を頂きました。
「 底床が無い水槽のことだよ。 」 と回答すると
「 ていしょうって何? 」 と質問を返されました。

しっ、 しまったぁ!!
アクアリウムバカになっている。しかも進行中である。

 仕事においても、不動産業界用語を使ってお客様を戸惑わせているかも?
と心配になってきた。

ちなみに、水槽の底に敷く砂とか土のことです。
アクアリウム用語を少しまとめてみると

・底床( 底床材 )
   トラックやベッドに使われる低床ではない。
   水槽の底に敷く砂や土のこと。

・ベアタンク( bare bottom tank )
   水槽の底に砂や土を敷かない水槽、又は飼育方法。

・☆( 星 )になる
   飼育している生物が死んでしまうこと。

・落ちる
   飼育している生物が死んでしまうこと。
   業者が使うことが多い。

・スネール
   貝類のこと。
   主に意図せず水槽に侵入してくる貝類を指すことが多い。
   代表的な貝:サカマキガイ、モノアラガイ、カワコザラガイ など。

・こけ( 苔 )る
   転ぶことではない。
   水槽内に苔が生えること。

・テデトール
   不必要なものを手で駆除すること。
   園芸系のブログにも最強の害虫駆除方法として紹介されています。

・タンクメイト
   2種類の生体を一緒に飼育するにあたり相性の良いもの。
   メダカとタニシのように生体がメインとサブに分かれる場合に使われる傾向があります。

・混泳
   複数種類の生体を一緒に飼育すること。
   ネオンテトラとグッピーのように水槽内の立ち位置が同じ場合に使われる傾向があります。

・立ち上げる
   新しく水槽を設置して飼育環境を整えること。

・パイロットフィッシュ
   新しく設置した水槽にアンモニア分解バクテリアを発生させるため
   アンモニア発生源として最初に水槽へ導入する魚のこと。
   安価で水質の変化に強い魚が使われることが多い。

・強い水
   水槽内の生体数の増減などの環境変化があってもバランスを崩さず
   生体が死んだり病気になり難い飼育水のこと。

・水が輝く
   分解バクテリアの働きで水槽の飼育水が綺麗に透き通っている様子。

・本
   生体が飼育されている水槽を数える際の単位。
   空の水槽を数える際は1つ、1個、1台、大型のものは1基、1槽など。

・日淡
   日本産淡水魚の略。



 どこかで、誰かの参考になれば良いなぁ。
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