新渡戸稲造記念 さっぽろがん哲学外来

さっぽろがん哲学外来の活動予定や活動の様子などを
皆さんにお伝えします。皆さんの参加をお待ちしています。

がん哲学校たより・32(0062)

2014年07月07日 | 樋野先生からのメッセージ
樋野先生からのおたよりです。(2014.7.6配信)
第66回「がん哲学学校」

「急速な決心と決死的なる着手の習慣」~愛の生みたる不屈の気性~

2014年6月10日(火)日本テレビnews every. <http://www.ntv.co.jp/every/>18時15分頃(約20分間)「がん哲学外来=心を救う言葉の処方箋」の放映に続いて、「2014年7月2日(水)読売テレビ番組名:番組名:かんさい情報ネットten 夕方4:47~7:00 <http://www.ytv.co.jp/ten/>」でも放映されたとのことである。早速、関西在住の方から「感動的な報告でした。人生とは品性の完成とか、人生いばら道だけど宴会のことばに残りの時間に生きた証しを探し、がんと生きた人たちのドラマをみて感動された国民が多くおられたことでしょう。良かったです。」の感想が寄せられた。続編も検討されているようである。出版社の方からも連絡を頂いた。「メデイアの力」には驚きである。

「人間は、自分では「希望のない状況」であると思ったとしても、「人生の方からは期待されている存在」であると実感する深い学びの時が与えられている。その時、「その人らしいものが発動」してくるであろう。「希望」は、「明日が世界の終わりでも、私は今日りんごの木を植える」行為を起こすものであろう。「自分の命より大切なものがある」は、「役割意識&使命感」の自覚へと導く。「責務を希望の後に廻さない、愛の生みたる不屈の気性」が甦ることを実感した。

週末の午後、「がん哲学外来 お茶の水メディカル・カフェin Occ」が開催された。https://gs851.ggsv.jp/~w851151/medical_cafe_prop/prop00001-01.php 

早速、『「がん哲学外来」の意味をもう一度原点にもどり、考えることが出来ました。その後テーブルで、榊原先生ご夫妻のご用意いただいたお菓子を頂きながら、色々な方の本音のお話を伺い、とても楽しい時を頂きました。今日はとてもそれぞれのテーブルの報告も感銘深く聞かせて頂きました。終わりの先生のお話もしっかりノートしました。素晴らしい3時間の余韻を頂きながらお茶の水をあとにしました。』、「胸が熱くなる感動話や医療人として考えさせられるお話の数々を聞き、本当に学ばされます。そのような時間を過ごすことができ本当にありがたいと思います。」など数々の感動的なコメントを頂いた。

「やるだけのことはやって、後のことは心の中でそっと心配しておれば良いではないか。どうせなるようにしかならないよ」(勝海舟) 。「急速な決心と決死的なる着手の習慣,実行と忍苦との偉大な能力」(新渡戸稲造)の学びである。

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