新渡戸稲造記念 さっぽろがん哲学外来

さっぽろがん哲学外来の活動予定や活動の様子などを
皆さんにお伝えします。皆さんの参加をお待ちしています。

がん哲学校たより・33(0063)

2014年07月22日 | 樋野先生からのメッセージ
樋野先生からのおたよりです。(2014.7.15配信)
第67回「がん哲学学校」
見据えるこれからのイノベーション~医療を拓き、文化を創る~

「第4回がん哲学外来コーディネーター養成講座」(福井県済生会病院に於いて)が開催された。全国から約120名の受講者があり満席であった。ガイダンス「がん哲学外来コーディネーターとは」(安藤潔 東海大学医学部教授)、講座「がん治療の最前線」(紅谷浩之 オレンジホームケアクリニック代表)、パネルディスカッション「がん患者さんやそのご家族との関わり」、グループワーク「がん哲学外来の可能性」、人形劇(藤本宏美 福井県済生会病院がん患者会「咲咲の会」)、グループ発表と、大変充実した学びの時であった。3回目の養成講座受講者には、「がん哲学外来コーディネーター」認定証が授与された。

翌日の「がん哲学外来市民学会~がん哲学外来の見据えるこれからのイノベーション」(大会長:田中延善 福井県済生会医療福祉センター総長)(福井県県民ホールに於いて)も、300人を超える参加者があった。基調講演「がん患者さんをサポートする病院のイノベーション」(宗本義則 福井県済生会病院 集学的がん診療センター長)、ワークショップ「各地のがん哲学外来報告」、特別講演「がん患者・家族支援と“がんの社会学”~心通う対話を目指して~」(山口建 静岡県立静岡がんセンター総長)、シンポジウム「がん医療の隙間を埋める新たな癒しの力」での特別講演①「使命、運命」(柏木哲夫 学校法人金城学院 学院長)、特別講演②「がん哲学のイノベーション~企業の開発と人生の開発~」(多喜義彦 システム・インテグレーション代表取締役社長)、「アクティビティケアは医療を拓き、文化を創る」(多田千尋 高齢者アクティビティケア開発センター長)、パネルディスカッション、朗読(福田布貴子 福井テレビアナウンサー)と格調高いプログラムであった。筆者は、一般社団法人「がん哲学外来」理事長、「がん哲学外来市民学会」代表として、挨拶する機会が与えられた。

早速、「とても充実した養成講座&学会でした。」、『福 井の行き帰りの電車の中で山岡鉄舟の本を読みながら、がん哲学外来と勝海舟、山岡鉄舟との関係について考える時間が出来ました。(1)「暇げな風貌」、 「偉大なるお節介」と勝海舟、(2)がん患者である山岡鉄舟に寄り添う勝海舟』などのメールを頂いた。一歩、新たな階段を上り、まさに「身長が、伸びた」 体験であった。


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