一年前、砥部町の先輩から戴いた、コケのような植物が、いつの間にか、飛び石の間一杯に広がっていました。寒さにも、乾燥にも雨にも強く、これは、草屋根にも使えるかもと、思います。日本には、草棟の藁葺きの屋根のある地方が、昔からあります。季節の花が咲く屋根が連なる町並みなんて、なんか良いと、思いませんか?地方地方の植物で、飾られた緑の屋根が並んでいるなんて、考えるだけで、楽しいのですが。草屋根は、断熱性能も良く、壊しても土ですから、環境破壊もないし、これからの屋根材かもしれません。後は、防水と防根を克服出来れば完璧です。藁葺き屋根は20~30年で、葺き替えをするそうですが、古い腐った、藁は、畑の最高の肥料になり、完全な循環が出来ていました。環境の事を考えれば、少し手間がかかろうが、自然素材で作る事は、意義深いものがあります。藁は無理でも、土なら何処にでもあります。構造が大きい、ログハウスなら、重量の問題も大丈夫。誰か、草屋根、注文して下さい。待っています。
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