貧幸。

今朝も零下の朝となりました。丸太の上に霜の結晶が美しく乗っていました。北の国から、とか、書いている脚本家の倉本総さんが、貧幸という言葉を使っていました。幸せという物は、豊かでないと幸せでないという思い込みもある。貧しくて幸せという一見間違っているようだけど、実際昔みんなが貧しかった頃、皆不幸せだったかというと、私はそうではなかったと確信できている。豊かな世界は素晴らしいとは思っていたが、大人になり、生活を始めてみると、豊かさとは、お金がある無いではなく、希望があることではないかと思っている。今、若い人達が生活が豊かになり、明確な夢を持ちにくい時代だとおもいますが、地球環境の問題のように、今ある問題を解決する事に希望をもって行けば、豊かな生活を送れるのではないかと感じています。私が３０歳を超えてログビルダーを目指した頃、貧しかったが、今思えば、豊かで希望に溢れていたと思えます。世話になった、土佐のいごっそうのおんちゃんに、良く言われたことがあります。貧乏はかまんが、真の貧乏にはなられんぞ。言葉は違いますが、清貧という言葉とだぶります。