土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

西岡常一の教え。

2010年07月29日 10時29分40秒 | Weblog
毎日暑い日が続いていますが、久しぶりに、雨が続いています。晴れが続けば、雨でも降ればと思いますが、いざ雨が降れば、晴れたら好いのにと、人間は勝手なものです。写真は工房で、丸太を刻んでいるところですが、木を刻む仕事というのは、本当に集中出来ます。暑くて、木屑にまみれて、本当に3Kのきつい仕事ですが、ストレスは感じません。そこが、若者を引き付ける所だと思っています。丸太を刻むと言う事は、伐られた木に、第二の、木の命を吹き込む作業です。50~70年生きて来た木に、100年~200年の命の可能性を吹き込む作業だと思えば、真剣になることは、当然と言えば当然なのですが、楽な仕事もあるこの時代ですが、若い人が、お金に換えられない大切な物を得、感じて貰えたら嬉しいと思います。久し振りに、西岡常一棟梁の本を読みましたが、最後にこう言っています。功利的な事を考えずに、時間をかけてもええから、本当の仕事をやってもらいたい。ごまかしやなしに、ほんまの仕事をやってもらいたい、そう思います。今の時代、難しい事ではありますが、アイビーログ工房の仕事は、そうありたいと考えています。

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