観音寺のM邸の、建て込みも進み、明日には大体格好がつきます。母屋越しに、甲斐君と応援の足利くんが、かけやを持ってコントをしている見たいに見え、思わずシャッターを切りました。二人で楽しそうにかけやを振っているのは、やはり、本当に楽しいのだと思います。一生懸命刻んで来た、丸太のパーツが形になる。これは本当に嬉しい事なのです。施主さんと同じように感動出来る仕事は、今の建築には少なくなって来ています。職人の姿が見えないような仕事が増えると言う事は、薄っぺらい張り物の家が増えていると言う事で、物として家を見ているみたいで、とても悲しい事。アイビーログ工房の仕事には、建築が持つ本来の楽しみがある。施主にとって、建築は一大イベント。一つの祭りのような物だと思います。施主さんと一緒に喜べる建築を、建て続けて行きたい。