土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

スローフード、そしてスロービルド

2009年11月28日 08時46分58秒 | Weblog
今朝の新聞に、スローフード協会のカルロ、ベトリーニ会長がこう書いています。今食べる事に皆がお金を惜しんでいますが、それでは食べ物はまずくなり、輸送コストや医薬品にお金を多く使う事になります。自分達の国にある食べ物を再評価するよう、特に若い世代を導いて行く事が大切です。この言葉は、今私達がやっている建築に重なります。安いにとらわれると、他所の国の、森林環境を壊す事にもなりかねず、運搬で多量のCO2の排出に加担。建てた家は日本の高温多湿な環境に対応できず、エアコン、空調機器にたよる事に、25年前後で壊す事にもなりかねません。その土地の気候風土に合った設計をし、その土地の素材を使い建てる事は、長く済み継ぐには、大切な事だと、アイビーログ工房は考えています。どんな会社でも永遠に続く事はありません。でも、その土地にある素材で、土地の職人が建てた家なら、修理も出来るし、骨組みを大きく作る事で世代が変わっても、簡単に、安全なその世代のに合ったリホームも出来ます。壊してもリサイクル出来、結局素性のわかる素材で作る事は、健康にも良いと思います。昔のままが良いといっているのではありません。伝統は、革新の積み重ねとも言います。良い物は取り入れ快適でエコな生活をしましょう。写真は暗くなりがちな屋根裏に付けた天窓。小さな窓でも、凄くあかるくなり快適です。