たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

St. John's Day

2011年06月24日 | コミュニティーライフ

 

6月24日金曜日 St. John's Day 

 

6月24日は、イエスキリストに洗礼を施した洗礼者ヨハネの誕生日です。

夏至(1年で1番、日の長い日)と近いこともあり、ヨーロッパでは“冬の祭事”=クリスマス、“夏の歳時”=聖ヨハネの日として、お祭りやイベントが行われる事が多くあります。

 

この村でもSt. John's Dayは大きなイベントで、この村の真ん中にあるホール前広場で、催しがありました。

 

1、聖ヨハネに関する短い劇(?)

2、歌いながら手をつないで大移動

3、少しづつ、少しづつ移動しながら、ファイヤーの周りに大きな円を描く。

4、点火&合唱

5、ピクニック!!!

 

この村の住人&この村にある小学校の児童がほぼ全員集まって、とっても盛大でした。

 

 

夜にもイベントがありました。

それは、BAND DANCE!!!

楽器の演奏ができる、人たちが壇上で音楽を演奏し、

みんなで輪になって踊ったり、

会場を横切ったり、

飛んだり、回ったり、、、

 

数日前から、「金曜日はバンドダンスがあるね!!行くでしょ??」ってVillagerたちは何度も何度も聞いてきていたのです。

「そ~ぉんなに、楽しいものなんかね、、。」ってダンス文化の無い所育ちのいとえは、首をかしげていましたが、Villagerたちも若いボランティアの子たちも、ハウスペアレンツたちも、みんなみんあ笑顔で楽しそうでした。

 

いとえ自身も、写真を撮っていた時間も長かったのですが、今まで話した事のなかったVillagerやボランティアの子たちとカップルを組んだりして、たくさん汗をかきながら、楽しみました☆☆☆

 

ずっとこの村に居ながら、なかなか顔を合わせるチャンスのない人も多いので、身体を動かしながらコミュニケーションがとれたのは、とっても有意義な時間でした♪♪

 


最もおいしいグリーンピース

2011年06月24日 | 農場の作業

6月24日(金)St. John's Day



本日はSt. John's Dayということで、お仕事はOFF!!

なのですが、そうも言っていられないのが農園芸でございます。

最近、ずっと除草をしているインゲン、エンドウたちですが、ハトの食害が激しく、対策をしなければならない状態にあります。

そこで、この午前中、既に熟し始めているエリアからネットをかける作業をしました。

ズルズルズルズルとネットを引きずりおろし、、、、


3人がかりで、ネットを広げていきました。


広大、、、、。

まだまだネットが足りません。

とりあえず、もっとも深刻なエリアをカバーして、ネットも無いので、作業はうちきり。



St. John's Day は、村にとってとっても大事なOFFの日で、お昼にはイベント&ピクニックが待っていました。

イベント&ピクニックの話には別のカテゴリーで書きます。

イベント&ピクニック(ランチ)の後は、ボスと共にミツバチチェックとCANONを持ってのお散歩をしました。

まずは、養蜂箱のチェック

1箱に1匹しかいない女王さま探しです。

ちょっと易しめに、寄りの写真で問題!!!


さぁ、どの子が女王蜂でしょう??

簡単すぎたかしら??

そう、真ん中あたりの胴長の子。その子が女王様です。

もっと寄ると、こんな感じです。

 この子がせっせこ小さな小さな米粒の4分の1くらいのたまごをたくさん産んでくれるのです。

みなさんは、1匹の働きバチが一生かけて集める蜂蜜の量をご存知でしょうか?

、、、、、。

 

なんと、たったのTea Spoon一杯なんです。

なんて、なんて、貴重な貴重な蜜なんでしょう。

黄金色に輝くトロッと芳しいHoney

養蜂箱、憧れます。山欲しい、庭欲しい、ミツバチ飼いたい、亀を放し飼いしたい、孫欲しい、、、。欲望ばっかり(笑))



元気にミツバチたちが生活していることを確認してから、フィールドのお散歩。

このお花なんのお花でしょう??


マーガレット?デイジー?うん。キク科ですよね。 

ん~、、、、。

正解は、シュンギクです!!!

キレイにお花が咲きました♪♪

もう、花壇に植えても良いのではないでしょうか、シュンギク。

本当に立派に咲き誇っています。

これも、タネの収穫のためでございます。



さて、この双葉たちは、何の双葉でしょうか??


ん~。

やっぱり、双葉ってかわゆいですよね☆☆☆

ついつい【となりのトトロ】の

「ン“~~~ンッッッッパ!!」

ポコポコピコポコピコ(発芽の擬音)”

、、、

「ゆめだけど、ゆめじゃなかった!!」「ゆめだけど、ゆめじゃなかった~ぁ!!」

『わ~ぁい!!』

のシーンを思い出してほっこりしてしまういとえです。

そうそう、なんの双葉かって?!

わかりました??

英語では「Buck Wheat」です。

そう。ソバ

ここでは、緑肥として、ソバは育てられています。

なので、この子たちはある程度大きく育ったら、トラクターで土と混ぜ込まれて耕されてしまいます。

(麺の話をしたら、ポニョのチキンラーメンを食べているシーンを思い出してしまいました。。。。)



さて、次!!!



Sugar Snap(スナップエンドウ)

この切り口のみずみずしさ!!!素敵すぎます♪♪

Kelvedon Wonder(グリーンピース、実エンドウ)


これです!これ!!!!!!!!


まだ、ちょっと収穫には早かったのですが、本当にすっごい美味しいのです!!!

ここに、植わっているエンドウや、インゲンは基本的に除草しながらつまみぐいしているのですが、(収穫したては生でも美味しい。)

このKelvedon Wonderは、他の子たちから抜きん出てうまいのです!!!

ここでの、つまみぐいはどれもみずみずしくて、エグみも全くなく、でも、味も濃くて美味しいのですが、

この子はまた、別格に甘くてうまい!!!

とっても古くからある品種なのだそうですが、Still very Popularなのは納得です。








タネ袋用にサヤインゲンの撮影に夢中なStormy Hall のボス。

茎をおさえてみたり、ツルの向き変えてみたり、サヤをひっくり返してみたり、編集部の撮影の時とおんなじ(笑)

お世話になったカメラマンさんたちを思い出して、会いたくなってしまいました。。。。





(やっぱり、ジブリはいとえの生きる糧でございます。むしろ、病気w