京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その81)白狐のお告げが有った、御辰稲荷神社

2011-12-21 00:39:17 | 京の話題

インフルエンザ流行のきざし、今年はA香港型だそうです。皆さん、手あらい・うがい、大丈夫ですか。今は、ワクチンは在庫はもう無いそうです。後は、神頼みしかないかな?

丸太町通の東山通を少し越してひがしに行くと、この小さな社が有ります。

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祭神は「宇迦之御魂神」(うがのみたまのかみ)「猿田彦神」(さるたひこのかみ)「天宇受売神」(あめのうずめのかみ)この「天宇受売神」は今のダンサーの始まりです(ですから芸事にはあらたか)です。

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宝永年間(1704年~)東山天皇の女御の新崇賢門院(しんそうけんもんいん)の創祀です。

社伝によると、宮中に寝ていると夢枕に白狐が立ち「禁裏御所の辰の方角に森が有り、そこに私を祀ってほしい」というお告げが有りました。、その場所に行くと、やはり森が有りました。

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白狐のお告げが辰の方角に有ったため「御辰稲荷」と言うようになりました。

この社は色々な御利益が有り特に「辰」には達成の「達」に通じることから願望成就に人々の信仰を集めています。

下に石を授与され、その下に置き祈願すると、達成すると言われています。(私は、なにとぞ、年末ジャンボ当選を祈願しました)ナニ、そんな不浄な事はダメですて、だめもとです。

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また、芸能上達、商売繁盛の神としても親しまれています。ついでに、インフルエンザ除けもお祈りしときます。

左京区聖護院頓美町29-1