京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その67)日蓮像がそびえる、妙伝寺

2011-12-03 00:08:31 | 京の話題

皆さん、今年はマイコプラズマ肺炎が例年比三倍位流行しているみたいです、またインフルエンザワクチンの製造量は去年の三分の二と言う事で品薄です、受けられましたか?手洗いうがいが何よりです。

東山二条にひときわそびえる、「日蓮上人」の像がそびえています。

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日蓮宗本山身延山12世の日意が関西の信者が遠くの山梨身延山へ参詣する不便をおもいやり、文明9年(1477年)に本山から宗祖日蓮の仏舎利を勧請して開祖しました。

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戦乱で、場所を転々としましたが、最後にこの地におちつきました。

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堂々とした本堂に「関西身延」という扁額がかかっています。

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この寺を挟んで二寺の門が見えます。北側は浄土宗「大恩寺」、南側は「西方寺」で、白川天皇の関白で堀河天皇の摂政でもあった藤原師実(もろざね)の三子藤原経実にはじまる大炊(おおい)御門家の菩薩寺でも有りました。

両寺とも観光客は拝観出来ません。

左京区東大路二条下ル北門前町481