このエリアには案外皆さまも知らないが、見どころ満載のお寺が有ります。前記の実相寺から少し南に行くとこのお寺が有ります。正しくは「浄土宗西山禅林寺派恵光山貞禅寺」と言います。このお寺に「恋塚」という
優しい感じの石碑があります。（真相を知ると悲しくなりますよ）
この「恋塚」は後に散策する、「恋塚寺」と同じく、北面武士「遠藤盛遠」（後の文覚上人）が源渡（みなもとのわたる）の妻袈裟御前に横恋慕した末に殺してしまうという悲しい説話にちなみます。（落語にも、袈裟御前とういネタが有ります）
このお寺は寿永元年（1182年）「文覚」の開祖とします。本堂に安置してあるご本尊は「阿弥陀如来立像」また右手の観音像は「十一面観音立像」が祀られています。
普段は未公開ですが、私一人が訪れた時、特別に公開頂きせつめいを受けて、撮影も了解頂きました。（その節は、お寺さん有難うございました）・・・・本間に厚かましい私です。
特別にお許し頂きました、ご本尊「阿弥陀如来立像」です。合掌。
次の記事に、この境内にある「六地蔵巡り」の一つの珍しいお地蔵様を紹介します。
南区上鳥羽岩ノ本町93