itchy1976の日記

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東野圭吾『虹を操る少年』

2007年04月18日 23時31分27秒 | 書評(東野圭吾)
虹を操る少年 (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社

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今回は、東野圭吾『虹を操る少年』を紹介します。光を演奏することで、何らかのメッセージを発信する天才少年光瑠。光瑠の光の演奏に引かれていく若者たちがおおくなるにつれて、光楽及び光瑠の存在を煙たがる大人たちの魔の手が忍び寄る。

本書は東野圭吾氏の小説でおなじみの推理ものではありません。SFものといってもいいでしょうね。エンディングは、余韻を残す終わり方になっている。

なぜ、本書を書いたのでしょうか。特殊な能力を持つ人間を忌み嫌う既存の人間の傲慢さに嫌気が指したということなのだろうか。「人間ほど世代交代を忌み嫌う生物は地球上には存在しない」という文章が気になる。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Re:Unknown (itchy1976(当サイト管理人))
2010-05-03 02:50:49
コメントありがとうございます。名前を名乗ってからコメントしてほしいですね。

単行本が1994年8月発売らしい。その前に「週刊小説」と言う雑誌に連載されていたので、1994年以前と言うことになりますね。

今この本を読んだとしても通用しますね。

これからもよろしくお願いします。
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Unknown (Unknown)
2010-05-02 17:38:20
昨日初めて読んで、「いつ書いたの?」って。

これ「今」の大人に必要なファンタジーです。
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Re:Unknown (itchy1976(当サイト管理人))
2009-12-29 23:16:23
苗坊様コメントありがとうございます。

確かにおっしゃるとおり、昔の作品なのにそんなに古臭く感じないですね。

これからもよろしくお願いします。
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Unknown (苗坊)
2009-12-29 21:41:09
こんばんわ。こちらにもTBありがとうございました。
この作品、結構昔の作品なんですよね。
それなのに、今見ても普通に読めて時代遅れだと思わないのが凄いと思いました。
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