itchy1976の日記

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大坪正則『スポーツと国力』

2007年04月17日 23時39分33秒 | 書評(新書)
スポーツと国力―巨人はなぜ勝てない (朝日新書 35)
大坪 正則
朝日新聞社出版局

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今回は、大坪正則『スポーツと国力』を紹介します。スポーツと経済は密接に関連している。スポーツは国力を反映している。日本のプロスポーツと欧米のプロスポーツの歴史・制度を比較しながら、これからの日本のスポーツビジネスを考察しています。また、スポーツビジネスにはスポーツ経営を知っている人の育成が不可欠だとも説いています。

日本のプロ野球が魅力あるものになるためのカギは、巨人が握っている。巨人が自分たちだけでなく日本プロ野球のために行動してくれれば、日本プロ野球のためになる可能性があると思う。巨人だのみではダメだ。各球団が稼ぐ力をつけ、なおかつコミッショナーがもっと権限を持って日本プロ野球のために動くことが大事だと思う。

日本のプロリーグが今必要なのは、稼ぐ力をつけることである。そのためには、リーグ経営を「売り手独占」を追求できるしくみを作ることである。フランチャイズでの独占営業とコミッショナー事務局の一括管理がそれである。権利の価値をあげるのがスポーツ経営である。需要を喚起することが大事である。また、需要喚起のためにテレビというかマスコミ対策というものも欠かせないと思う。


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