イスラボンの競馬食べ放題

愛馬についてのあれこれを記録する日記です

キングスフィリア、優勝(ダンナ編)

2023-01-10 13:11:22 |  キングスフィリア
1/7(土)中京競馬8R4歳上2勝クラス牝馬限定ダート1800mに出走したキングスフィリアは、見事に優勝してくれました。
私名義の出資馬で現地に行かないと勝つ記録が、また更新されました…。

変則日程の中、美浦のチップコースで追い切った上に中京まで輸送して、馬体重は前走から-2kgの420kgでした。
パドックの映像からは、ピリッとした良い仕上がりに見えましたし、やっと身が入って来たのかもしれません。

残念ながら、グリーンチャンネルがサイマル放送でパドック中継がなく、返し馬は確認できませんでした。
おそらく、岩田ジョッキーは、入念にほぐしてくれていたのだと思います。
レースはスタートを決めましたが、ダートスタートでも行き脚がつかず、1馬身ほど置かれてしまいました。
岩田ジョッキーは手を動かしていましたが、進んで行きませんでした。

でも、連続騎乗の岩田ジョッキーは、そこから慌てることなく、そのまま最後方でレースを進めました。
同じ追い込み脚質のメイショウミズモも同じ位置取りになりましたが、パトロールビデオを見ると、インコースを通って距離ロスを防いでいます。
前の馬との軸線をずらして、受けるキックバックも最小限にしていますし、岩田ジョッキーはうまいですね。
3コーナーに入る前に肩ムチで気合をつけて、4コーナーから直線にかけて、迷わず大外に持ち出しました。
この理想的な騎乗が、最後の鬼脚につながったのだと思います。

上りは36.0秒、同じく追い込んで2着だったメイショウミズモは36.5秒ですから、0.5秒も上回っています。
同日の1400mのリステッド競走で追い込んで3着だったセキフウの上りは36.6秒ですから、タイムからも、ものすごい脚だったことが分かります。

戦前の予想では、展開がはまればと思っていましたが、まさにはまりました。
先行馬が多い上にスローになったことで前が一団となり、そのおかげであまり脚を使わずに先頭までの距離を短く保てました。
同じ追い込み脚質のメイショウミズモも、良い目標になってくれましたね。

ただ、レース振りを見ると、やはり左回りが良いのでしょう。
岩田ジョッキーは終始、左ムチで修正していましたが、それでも左にヨレています。
右回りだと、直線で外に逃げてしまうかもしれません。

これで3勝ですし、血統を考えても、白老ファームで繁殖に入れると思います。
残り1年の競走馬生活を無事に終えて、繁殖に上がって欲しいです。
この記事についてブログを書く
« セルヴァン、15着 | トップ | セルヴァン、15着(ダンナ編) »

 キングスフィリア」カテゴリの最新記事