苦しくても大丈夫

人間は誰もが悩みます。泣くこともあるでしょう。この世では、痛いものは痛いのです。
同じ厳しい仕事をしている仕事仲間を見ましても、Aさんは辛いと言いながらもタンタンと仕事をし、
Bさんは笑顔を見せる事も忘れて心身共に辛そうです。不満ばかりを言います。
同じ仕事をしていても、人により現れる様相が全然違います。
分析的に両者では、健康状態の違い、家庭が抱える問題の違い、富裕さの違い・・・などなどと言えるのかも知れません。
本当に、そうでしょうか？その違いで、本人の様相が変わるのか？
もしそうならば、AさんとBさんの立場や環境全てを交代すれば、Bさんはタンタンと仕事に対して前向きに出来るはずですね？
しかし現実界では、そうはならないのです。
２人の間には、苦しみに対する根本的な受け止め方が違うのです。
では、なぜ同じ苦しみに対しての受け止め方に、人による違いが生じるのか？

色々な説明を飛ばして行き着くところは、本人の心に憑く霊的垢の違いです。これを改善しない限り、物質面や待遇を幾ら優遇しても、Bさんの不満心は納まりません。改善した問題とは、また違う問題を自ら見つけ出して悩み始めます。切りが無いのです。本人が抱える霊的垢の度合いで、性格も簡単に変わります。
霊的垢は迷いの次元の話です。本当は自分の魂に憑く垢などは、無いのが真相です。しかし、この現実界は、真理の次元を含んだ迷いの次元でも在るのです。本当に稀有なる次元世界です。
だから生きている短い間だけは、霊的垢を失くす様な生活を努力する事は、現実的に心が楽に成り、環境が本当に改善して行くのです。なにせ迷いの世界ですから、環境が変わる事も実際に起こるのです。
現実界では、負のハンディと成る霊的垢を憑けたまま、どんな有料セミナーに行こうが、有料先生に会おうが、自分で瞑想しようが無駄です。自分の家に戻れば同じです。お金を失くす分、現実的に損をします。しかも、先生の発する「有料（優良）リピーターに成れよ垢」を憑けられて、余計に不安と虚しさが増す結果に成るだけです。
自分が持つ霊的垢は、自分自身でしか絶対に浄化できないのがポイントです。生きているのは、自分自身だからです。

皆さんが心に預かる内在神は、真我（しんが）でもあります。本当の自分自身です。肉体の位置では、自ら見て胸の中心から３ｃｍほど右よりに内在神が鎮まっています。
現実界の迷いの次元では、内在神を「預かる」と言う分離の表現に成りますが、深層では自分自身なのです。しかし、この迷いの次元に居る時は、深層の次元を求める為に社会生活を疎かにしては生けません。家庭を壊す様な求道は無意味です。
せっかくの貴重で終わりの来る今の世界を、存分に体験し、味わえば良いからです。そう考えると、苦しい時はチャンスです。
自分の心が苦しい時に、何を選択し、どう生きるのか？
自分の心に居る内在神＝良心が、すべてを観て呉れています。苦しい時は、内在神を身近に感じられる機会でもあります。
自分自身を納得させましょう。
これが人生の本当の目的です。

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私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
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