goo blog サービス終了のお知らせ 

goo何気無い日々が心地よい安寧

何気無い日々が続く様に。生きていく事の大変さがカナン。ある種空気の様な存在になりたいもの。

🎓 低GI値の食品はダイエット効果だけでなく、精神を安定させるのにも役立つ  210513

2021-05-13 10:58:00 | 健康関連

低GI値の食品はダイエット効果だけでなく、精神を安定させるのにも役立つ
  Men'sBeauty  より 210513

⚫︎消化・吸収が早いのは身体にイイことではない

 我々が食べた物は消化されて栄養素に分解されたあと、消化管の壁を通って血液の中に入っていく。その消化・吸収のスピードはゆるやかなほうがいいのだ。スピードは自然に近い食品ほど遅く、精製された食品ほど早い。

「消化・吸収は早いほうが身体にイイような気がするが……」と思う読者諸兄もいるだろう。そこで、筆者が栄養学のドクターに教わった話を公開していこう。

 栄養学ドクター「確かに、素早く吸収されたほうが身体にイイ、というイメージがありますね。しかし、吸収が早いということは、本来、私たちが持っている機能を正しく使わず、バイパス(迂回)してしまうことになるのです。
 血糖値を上げる糖質にしても、砂糖のように分子量が小さく精製されたものより、多糖類のデンプンで摂ったほうが、血糖値はゆっくり上がる。身体にはそれが自然なのです。

 しかし、現在の食生活は、自然にまったく逆行しています。見た目や味で玄米より白米を選び、全粒粉でつくったパンより白いパンを選ぶ。砂糖や塩にしても、白くてサラサラの精製されたものを使う。というように精製された食品に極端に偏っているのです。

 その結果、消化・吸収のスピードが早くなり、血糖値の上がり方も急だというのが、現代の食事の傾向です」

⚫︎炭水化物を摂るならGI値が70以下の食品を選ぼう

 栄養学ドクター「血糖値がどのくらいのスピードで上がるかがわかる指標に『GI(グリセミック・インデックス)値』があります。

 ブドウ糖を100とした場合の、それぞれの食品の数値を示したもので、精製の度合いが進んだ食品ほど数値が高い、つまり、血糖値を早く上げてしまうのです。

 炭水化物の場合、GI値が70以下を選択基準にするといいでしょう。米なら胚芽米がちょうど70。GI値50台の玄米なら申し分なし。

 野菜で注意が必要なのはGI値が90のジャガイモ。使い勝手のいい食材ですから、完全封印は難しいと思いますが、控えめにすることをオススメします」

⚫︎【主な食品のGI値】 ※ブドウ糖を100とした場合

白砂糖=110、キャンディ=108、
黒砂糖=99、菓子パン=95、食パン=91、チョコレート=91、ジャガイモ=90、
ハチミツ=88;餅=85;白米=84、うどん=80;

胚芽米=70、トウモロコシ=70、
そうめん=68;パスタ=65;
十割そば=59、ライ麦パン=58、玄米=56;サツマイモ=55、バナナ=55、全粒粉パン=50、
肉類=45~49、豆腐=42;魚介類=40前後、
チーズ=35;納豆=33、卵=30;アーモンド=30;トマト=30;
ピーナッツ=28;プレーンヨーグルト=25;牛乳=25、キュウリ=23、
コーヒー=16;みりん=15;緑茶=10;紅茶=10

⚫︎血糖値が急上昇すると、イライラ感や緊張感に支配される
 栄養学ドクター「血糖値が早いスピードで上がると、それを下げるためにインスリン(ブドウ糖を効率よく利用させるうえで必須のホルモン。すい臓から分泌される)がどんどん分泌されるわけですが、その弊害は少なくないのです。

 脂肪をつくって肥満を促すし、交感神経を刺激してイライラ感や緊張感をもたらすことに。もちろん、糖尿病にも悪影響を及ぼします。

 血糖値は通常、ホルモンによって一定の範囲に調整され、維持されています。一定の範囲から上、つまり、濃度が高くなるとすい臓からインスリンが分泌され、濃度を薄めて血糖値を下げるように働きます。

 逆に、濃度が低くなると、血糖値を上げるためにアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールなどといったホルモンが作用し、新たにブドウ糖が補給される仕組みになっています」

⚫︎血糖値が安定すると「楽しい、気持ちいい」という感情が湧く!
 栄養学ドクター「血糖値が安定し、脳に十分なブドウ糖が供給されていると、精神状態はとても安定したものになります。やる気と集中力があり、楽しい、気持ちいい、といったプラス感情が自然に湧いてくる状態。

 この心の状態を維持するには、血糖値を安定した状態に保つということが何よりも重要です。
 食事をしたあと、血糖値がゆるやかに上がって、その後、ゆるやかに下がり、3~4時間後には空腹時とだいたい同じ値になって、空腹時のレベルから下がり過ぎないことが前提。
 そして、ゆるやかに血糖値が上がって下がるカーブと、インスリンの分泌量の推移が並行になっていることが基本です。

 血糖値がゆるやかなカーブを描くようにするには、インスリンの分泌が少なくてすむような食生活を心がけましょう。GI値の低い食品を摂ることが、血糖値をコントロールする最適な手段なのです」

   取材・文/ウェルネス・ジャーナリスト 藤田麻弥

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 📗 遺伝学の劇的進歩が可能にする 老いなき世界  21051 | トップ | 🚙定期点検 🚶‍♀️向島界隈 🚶‍♀️A... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。