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大企業の本社、首都圏外へ移転の動き加速 年内に300社超え転出超過の勢い 202109

2021-09-15 02:08:00 | 気になる モノ・コト

大企業の本社、首都圏外へ移転の動き加速 年内に300社超え転出超過の勢い
   財経新聞 より 210915  

 東京一極集中、東京一人勝ちの状況がコロナ禍で変わる可能性が出てきた。大企業を中心に本社を東京圏から首都圏外へ移転する企業が急増している。その移転先の上位は大阪府、北海道などと、人口や経済機能の全国への分散が今後加速するかも知れない。
 この背景には新型コロナ感染症の予防策としてテレワークが普及し、大企業を中心にテレワークという勤務形態が常態化した企業が増加したことにある。テレワーク制度は働き方改革の中で多くの企業が制度として設けていたにもかかわらず、その利用率は数パーセント程度であったが、2020年4月の緊急事態宣言の発出で半ば強制的にテレワーク利用率が増加し、その後この制度利用の継続意向が増加したという経緯がある。

 9月3日、帝国データバンクが「首都圏・本社移転動向調査(2021年1-6月間速報)」の結果を公表している。
 調査結果によると、21年1月から6月の間に判明した首都圏外へ本社を移転した企業の数は186社だった。6月時点で150社超となったのは過去10年間で初めてで、レポートでは「企業本社の首都圏外への転出の動きが加速している」と分析している。
 このペースが続いた場合、首都圏外への本社移転は年間300社を超えると推計され、300社を超えるのは02年の311社以来19年ぶりとなる。さらに、90年以降で最多を記録した94年の328社をも超える可能性が高いとレポートは見ており、11年ぶりの転出超過を予測している。

 一方、転入社数も高水準で、同期間の首都圏への転入企業数は172社、年間で転入社数が過去最多を記録した15年に並ぶ高水準だ。これは20年中の首都圏への本社移転予定がコロナ禍で延期された反動とも考えられるものの、首都圏流入の動きが依然として強い点に変わりはない。しかし、転出の動きが流入を上回って推移しており、通年では転出超過となる見込みだ。

 転出先を見ると、「大阪府」が22社で最も多く、次いで「茨城県」の19社、「静岡県」16社、「北海道」14社と続いており、全国に分散しているようだ。
 レポートでは「今後は、インターネットを介した業務が可能なサービス業やスタートアップのほか、大手企業でもテレワークやジョブ型雇用の導入と併せて本社のあり方を見直す機運が高まるとみられ、21年後半から来年にかけて、首都圏外への本社移転を実施・検討する企業が増加する可能性がある」と分析している。コロナを契機に日本社会は大きく変容しそうだ。
 (編集担当:久保田雄城)
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🗻 琵琶湖を見渡す絶景!高島「リトル比良」縦走登山を楽しもう 202109

2021-09-15 01:30:00 | 🚇 旅選定の参考

琵琶湖を見渡す絶景!高島「リトル比良」縦走登山を楽しもう
   トラベルjp より  210915  土庄 雄平

 滋賀と京都を隔てるように位置する比良山地。標高1000mを超える峰々で形成されていますが、その北側に「リトル比良」と呼ばれるエリアが存在します。これは比良山地より小さな峰々(標高700m前後)をつなぐ縦走ルート。
 高島山岳協会によって整備されている登山道です。標高は低いものの、登り応えがあり、みるみる変わる景色が魅力。琵琶湖を見渡す展望ポイントも充実しています。地元ハイカーが愛する名コースをご紹介。

楊梅の滝を目指してリトル比良の稜線へ

 リトル比良は湖西(琵琶湖の西側)にある小さな山脈を歩くコース。ここにはJR湖西線が通っており、往路は登山をして、復路は電車でスタート地点に戻ってくるのが一般的です。
今回は北小松→近江高島の順序で紹介します。

 まずJR北小松駅から比良げんき村を通過し、楊梅の滝を目指しましょう。標準タイムは徒歩40分ほど。滋賀県内では1位とされる総合落差76mの滝は圧巻です!

 楊梅の滝を過ぎたら、いよいよ本格的な登山道の始まりです。涼峠・寒風峠という2つの峠を目指して歩いていきます。滝から涼峠まで約20分、寒風峠までさらに約30分ほどみておくと良いでしょう。
 基本的に展望は開けていませんが、奥にそびえるヤケオ山の山容が見事。寒風峠の直前にある湿地帯も、まるで日本庭園のような趣があります。

 寒風峠まで来ると、いよいよリトル比良のメインである稜線へ。まずは一つ目のピークである「滝山」を目指して歩きましょう。そこから鵜川越えから岩阿闍梨山(いわあじゃりやま)、オウム岩へと繋いでいきます。
稜線は小刻みのアップダウンに富んだ歩き応えのあるコース。相変わらず展望はありませんが、手つかずの自然をゆく風情が味わえます。

 なかなか応える登山道を満喫し鵜川越えへ

 年間を通じて多くのハイカーが訪れる「リトル比良」ですが、中でも人気が高いのが秋です。その理由は、この紅葉のトンネル。落ち葉を踏みしめながら、色鮮やかな原生林に目を奪われる。11月上旬だけ満喫できる至福の時間です。
そして寒風峠から約30分ほどで「滝山」へ到着。リトル比良で最も高い、標高703mの峰になります。

 滝山を越えてからも、深い自然を歩く稜線が続いていきます。
リトル比良は高島山岳協会に整備されている登山道。目印もしっかり設置されていますが、この標識を見つけたら、思わずびっくりしてしまうはず!

「こ、ここまで来て、まだ5時間も!?」

 標高こそ低いものの、アップダウンが連続するため、歩きごたえのあるルートになっているのです。先を急がず、きつくないペースを維持するのが重要です。

 滝山を過ぎると、少しルート迷いしやすい区間。そのため、ピンクリボンをしっかりトレースするようにしてください。途中の鵜川越えでは、かなり標高を下げていきます。
ここまで来れば、ようやく半分というところ。一度林道に出て、岩阿闍梨山への登り返しが始まります。ここが一番の関門になるはず!

 滝山から鵜川越えまでは約1時間10分、鵜川越えから岩阿闍梨山までは約50分ほど見ておきましょう。

吸い込まれる絶景広がる「岩阿闍梨山」

 一番きつい登り返しを過ぎると、標高686mの「岩阿闍梨山(いわあじゃりやま)」へ。山頂には展望岩があり、そこからは息を呑むような絶景が展開しています。
右手には大スケールの琵琶湖、左手には緑の深い山麓を走る鯖街道。自然と地形、歴史が織りなすパノラマが素晴らしいです。

 正面に見えるのは、関西百名山にも選ばれている「蛇谷ヶ峰(じゃたにがみね、標高901m)」。琵琶湖へ向かって、たおやかな山容を誇ります。

 これから続いていく「リトル比良」の稜線。標高1000m以下の低山で形成されているとは考えられないスケールです。
「あぁ、あの先を歩いていくのか…」まだまだ先は長いですが、冒険心を刺激されるはず。

 なお11月上旬にはパッチワークのように、山肌を紅葉が彩ります。吸い込まれる高低差も、スリル抜群!ここで一息つきましょう。

 それではリトル比良・主要部のラストにあたる「オウム岩」を目指して歩いていきます。岩阿闍梨山から約1時間の道のりです。
少しアップダウンは落ち着きますが、後半にさしかかり、疲労が蓄積してくるころ。息が上がったら小休止を挟むようにしましょう。

登山道の途中に、巨岩が現れ始めたら山頂が近いという合図です。

リトル比良が誇るパノラマ展望台「オウム岩」へ

 稜線を進み、パノラマが開ける展望ポイントへ。ここは「オウム岩」と呼ばれる、リトル比良のハイライト。
巨大な奇岩の先に、琵琶湖の西岸が大スケールで広がります。手前の峰が平面的な景色のアクセントに!実は、これから歩いていくリトル比良のラスト区間でもあります。

 琵琶湖を中心とする、滋賀の地形を物語る絶景。何時間もかけて歩いたことが、報われる瞬間です。

 オウム岩からすぐ。岳山をつないで、白坂・大炊神社方面へと下山します。標高は低いですが、これが意外と長く、最後まで休まることのないルート。
しかし、樹林の稜線、奇岩と白砂が織りなす山肌、とりおき覗く琵琶湖など、景色変化に富んでいます。

途中には、これまで進んできた稜線を振り返れるポイントもあり、達成感を感じられるはず!

 そしてオウム岩から2時間弱で、町へと戻ってきます。
途中、琵琶湖を背景に、灯籠が現れたら下山口が近い証拠。下山したら住宅街のなかを20分ほど歩いて、JR近江高島駅を目指してください。

 電車でアクセスしている方は、これにて終わり。車の方は、JR北小松へ戻って、ゴールとなります。長い山行、お疲れ様でした!

⚫︎<登山ルート/標準時間>
JR北小松駅→40分→楊梅の滝→20分→涼峠→30分→寒風峠→30分→滝山→1時間10分→鵜川越え→40分→岩阿闍梨山→50分→オウム岩→1時間50分→JR近江高島駅
  🕧計6時間30分

⚫︎リトル比良の基本情報
 住所:滋賀県大津市北小松~高島市音羽アクセス:JR北小松駅から登山口まで徒歩約15分。入山後、楊梅の滝から滝山、鵜川越えから岩阿闍梨山、オウム岩を経由してJR近江高島駅まで徒歩約6時間半

※備考
・トレッキングシューズや運動用のスニーカー、歩きやすい服装でのぞんでください。
・あらかじめYAMAPなどの登山アプリで地図をダウンロードしておくと良いでしょう。

2021年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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