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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

七回忌

2008-04-13 | 子供と家族
今日は妹の七回忌。
冷たい雨の降る中いつものお寺へと出かけた。
春は天気の変わりやすい季節なので妹の命日はいつも空を気に
しながらのお参りが多かったけれど、今日は何だか一際寒くて
風邪をひいている私にはちょっと辛い一日だった。

妹が逝ってしまってから丸6年が経った。
悲しみは表面的に薄れる事はあっても決して消えるものではなくて、
今でもあの子の事を考えると涙がこぼれてきてしまう。
いつも何かある度心の中で妹に向かって呼びかけている。
もっともっといろんな話がしたかったよ。
一緒に頑張ろうと言っていたのに、先に逝っちゃうなんて本当に
ずるい。
私は一人ここで頑張るしかないじゃないか。

窓から桜を眺めつつ「来年は一緒にお花見をしようね。」と約束
したけれど、それは果たせぬものとなった。
満開の桜は悲しい記憶を沢山呼び起こす。
けれど桜は散ってもそれは決して終わりではなく、また次へと
繋がっている事もわかっている。
あと何度涙で桜を見送るのかわからないけれど、それでも花達は
また次の年も美しく舞い散るのだろうから。



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2 コメント

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私はジャスミンが (ばーば)
2008-04-15 02:00:33
お妹さんのこと
慎んでお悔やみ申し上げます。
共感し過ぎると、胸に迫ってきて
そこから言葉が飛び出しません。
いつまでも残された私たちの記憶から
消えることはありませんよね

うちも4月で。あと10日後が命日です。
父が30日。 四月は大騒ぎしながら泣いたり、
笑ったりで感情の大波の中にいるようです。
ただでさえ、自然界は天候不順なのに。。。
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妹は ()
2008-04-15 21:30:39
とっても筆まめな子だったのに遺書も何もないまま逝ってしまって、今でも何かの間違いではないか・・という想いに駆られてしまいます。

七回忌の後の会食の席で、父が挨拶の時に言った「子供に先立たれる程親として悲しい事はない。」という言葉が、とても印象に残っています。
自分もかつては人生を終わりにしようとした事がありますが、親の立場に立ってみて子供が逝ってしまう事を考えると、子供としての自分の有り方にもまた感慨深いものがあります・・。

ジャスミンの花はとても可憐で可愛らしいですね。白が好きです。

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