嗚呼、青春

今日は子供の中学の運動会だった。
いつもより早い梅雨入りでお天気が心配だったけれど、暑い程晴れて
無事行う事が出来て本当に良かった。
（雨で平日に延期になると仕事で見に行けなかったので。）

かけっこ系の種目は学年別クラス全員リレー、個人別徒競走、選抜選手
リレーの3つがある。
うちの子は足が遅くて今回のクラスリレーも息子の番でトップだったのが
最下位になってしまい、どうなる事かとハラハラ見守った。
でもその後何とかまた逆転して優勝する事が出来た。
過去に「お前のせいで負けた。」となじられた事もあり、子供自身も
心配していたので「結果じゃなく頑張る気持ちが大事。」なんて言っては
いたものの、正直泣き顔を見ないで済んだ事にちょっとホッとしてしまった。
勝ち負けだけが全てじゃないのに、悲しいけどこれも現実だ。

いつもこういった学校行事で子供達が頑張っている姿を見るとどうし
ようもなく泣けてしまう私なのだけど、今回もリレーが始まった瞬間
一人涙ポロポロ。
自分の子は勿論、一年の女子のリレーで勝った子も負けた子もゴール
した瞬間泣き崩れた姿を見た時は、ほんと泣けました。
あぁ、青春だなぁ・・・って。

私は学校が好きじゃなかったし、余りいい思い出がない。
子供達を見ていると、心を閉ざしていた過去の自分の姿を思い出す。
同時に子供にはいろんな経験をして、沢山の思い出を作って欲しいと
思ったりする。
でもこれって後になってからこそ感じる事であって、真っ只中にいる
時はわからないのが青春の貴重さと輝きってものなのかな・・とも
思ったり。
「青春」なんて言われると気持ち悪かったし実感なかったけど、それは
過去確実に存在していて、今の自分には無いものだ。
自分の出来なかった事を子供に託すのはどうかと思うから、いつか子供
にも自分の昔を懐かしく振り返る瞬間が来てくれればそれでいい。

ちなみにうちの子は今身長が163cmなのだけど、クラスの男子で一番
小さいのだそうだ。大きい子は180cm以上！
最近の子は発育が良いのだとつくづく感じた。
ついこの前中学に入学したような気がするのに、1年生に比べると3年生は
すごく大きくて大人っぽく見えた。