よくある風景

今日は生理痛でしんどいので早めに仕事を切り上げて帰宅しようと
したら、電車に乗ってしばらくすると私の乗りたい乗り継ぎの路線が
人身事故で止まっているとのアナウンス。
えぇ～またか～～と心で嘆きつつも、中継地点の駅でそのまま乗り
換えのため押し出される。

今年に入って何回目の人身事故だろう？月に一度も事故がない事は
ないんじゃないだろうか？？
やっと動き出した電車はホームでも乗ってからもぎゅうぎゅう詰めで、
汗で湿った身体の人がひしめく満員電車はとても気持ちが悪かった。

人の頭の上で私を間に挟んで会話を続ける予備校生の友達同士、
デカイバッグを肩から下ろさずぶつけまくりの女、微妙な位置で怪しい
手の動きを繰り返す痴漢もどきの中年親父・・・・。
やっとの思いで最寄り駅にたどり着けば、今度はすごい雨と雷。
もうどうせヨレヨレだからと、水たまりを思いっきり踏み散らして
家路へ向かった。
よくある一日の風景。でも余りありがたくない終わり。
ホームに人があふれているのに次々とまたエスカレーターが新しい
人を運んできて、そのまま人の波が倒れて線路に落ちてしまうかと
思った時は怖かった。
昨日の秋葉原の事件といい、どこで何が起こるかなんて本当にわから
ない。全てはきっと一瞬だ。
「ただいま。」と言えた事に感謝して今日を終わろう。