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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

長生きしてね

2007-10-07 | 子供と家族
先日母の誕生日だったので、少し遅れて今日お祝いがてら遊びに行った。
前日にプレゼントに・・と何かお菓子を買おうと思い、デパ地下へ。
母は日本茶が好きなので和菓子がいいかな~と思ってあれこれ見ていた
のだけれど、見れば見るほどどれも美味しそうで迷う!
いやぁ、デパ地下のスイーツ売り場はほんと楽しいね(笑)
和菓子も洋菓子もみんなキラキラとっても綺麗。

結局散々迷った末、とある和菓子店の秋の新作でパウンド生地の中に
蜜漬けリンゴが入っていて、上に粒あんが乗っている和風ケーキを購入。
このお店はショーケースの前で悩んでいたら「良かったらお味見なさい
ますか?」と、お皿に乗せた試食の品とお茶まで出してくれたのだ。
ずらっと並んだ店の中でこんなに丁寧だったのはこの店だけ。
どれにしようか決めかねている時は、こういうところでここにしよう~
と買う気になったりするものだ。
買ったケーキともう一つ試食で出てきたのが「くりきんとん」。
お正月に食べるあれではなく、栗だけで作ったおまんじゅうのような
お菓子なのだけど、これが自然な甘さですっごく美味しい。
本当はこのくりんきんとんをプレゼントにしたかったのだけれど、
賞味期限は当日まで・・との事で泣く泣く断念。
また何か別の機会にぜひ購入したい。

うちの母は晩婚の上すぐには子供が出来なかったので、もうかなりの
年齢になる。
段々身体の自由がきかなくなる両親を見ていたり、自分も肉体の衰えを
感じるようになってきたこの頃、老いというものに対して色々と考える
ようになってきた。
誰もが歳をとるけれど、若いうちってなかなかそれを実感出来ない。
でも今は「老い」ってものをとても身近に感じ、お年寄りの側になって
物事を考えている自分がいる。
思いやりっていうのは、相手の立場に立って考えるって事なんだなぁ
・・なんて事も改めて思う。
相手がどう考えているか、何をしたら悲しいか、嬉しいか、喜んで
貰えるか・・・。ほんの少しそう思って動けたなら、むやみな暴力や
いじめは無くなるだろうにね。

今、子供がまたいじめにあっている。
思いやりを伝えるにはどうしたらいいのだろう。
とてもはがゆい。