長岡育英センター・ブログ

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【お泊まり会レポートその3】

2005-07-19 12:33:58 | 育英写真館
さて、朝です。

しかし5時前から、外は湿度が90%を越えてそうなほど。
じっとりと、いやしっとりとしているのです。

朝のウォークラリーはどうしようかと、郁恵先生と
話していると、
「…雨、降ってますよ。」と郁恵先生。

そうか…。残念。
ぽつぽつ降ってきた雨に、ウォークラリーを断念します。

この日は、前日から大雨注意報が出ていたのでした。
降水確率70%とも言われていたので、やはりその通り、
雨は止むどころか激しさを増します。

起床時間を5:00から5:30に変更しました。
が、センターのみんなは、すでにほとんどが目を覚ましていて、
着替えたり、荷物をまとめたりしています。

荷物をまとめ終わると、みんなでばら組の部屋に荷物を移動。
そして、ご本堂を掃除します。



6:30 そうしている内に、「朝のおつとめ」の時間となります。

託善寺の住職である大島保育園の園長先生より、「正心偈」を
読んでいただきました。



みんな真剣な顔で聞いています。

おつとめの最中に雨がどんどん激しくなって、園長先生の
声が聞こえなくなるくらいの「どしゃ降り」に。

ひょっとしたら、おつとめの終わる頃には雨も止むのかな…と
かすかな期待をしていたのですが、残念でした。
でも、あれくらい雨が降ってくれると、きっぱりと諦めが
つくというものです。



おつとめの後は、ウォークラリーにいけないので、園長先生による
お寺に関する「質問タイム」です。



みんなが元気よく手を挙げて、素朴な疑問を尋ねます。

「あの木のお札はなんですか?」
「それは永代経のお札です。それは…云々」

「なんで鳥がろうそくを持っているのですか?」
「それは、【鶴亀】といって…云々」

「この写真に写っている人は誰ですか?」
「…むむむ。これは小さい頃の園長先生と里絵先生!」

などなど。

ウォークラリーには行けませんでしたが、普段なかなか
聞くことの出来ないお寺の中のことを園長先生とお話が
出来て、刺激的で楽しい時間となったのでした。

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おつとめの後は、体育館に移動して、ラジオ体操です。



ちょっと眠たそうですが、班長さんが前に出てお手本です。



保育園のみんなも、先生達も元気いっぱいです。
よく眠れましたか!?

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ラジオ体操の後は、朝ご飯の準備が出来るまで、
全員でお世話になった保育園と再びお寺のご本堂の
掃除です。

川上は、雨が止んだので3年生の代表3人と大島中央公園へ
昨日のキャンプファイヤーの片付けに行きました。

ついでに公園をぐるりと回って、ゴミ拾いです。

近所のおじさんが、
「ご苦労様。ありがとうね!」と言ってくださったのが、
とても嬉しかったです。

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8:15過ぎ 朝ご飯です。

今回も食事係さんが中心になって準備をしてくれました。
メニューはご飯に、手作りの海苔佃煮、野菜、それに
新保先生作のスクランブルエッグ。

ウォークラリーに行っていない分、あまり体がバテて
いないのか、みんなしっかり朝ご飯を食べました。

デザートには冷えたスイカ。
さっぱりして、おいしかったです。

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9:00 食事を終えると、片づけをみんなでして、
あっという間に解散式です。

短い時間でしたが、2日間を一緒に過ごしたみんなとお別れです。

ばら組さんと、同じ釜の飯を食べ、一つの火を囲み、
同じダンスや歌やゲームを楽しみ、怖い話に共に震え上がり、
一つ屋根の下に眠り、同じ朝日を浴びて、一つのラジオを
聴いて体操し、ウォークラリーには…行けなかったけど、
お寺では一緒に仏様にお参りをしました。

どれをとっても日常の生活とは違う体験で、子ども達にも
わたし達大人にも、楽しく、心に残る体験でした。



班長さんを代表して、男の子からは駿さん、女の子からは
綾さんが出て、挨拶をしてくれました。

その後、川上と園長先生からのお話の後は、みんなで円く
輪になって、ゆずの「また会える日まで」を手をつないで
大合唱です。

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青い空 白い雲 勇気を持って踏み出そう
思い出すと笑いあえる 楽しい思い出
大好きなみんなの笑顔が宝物
強い絆(キズナ)を ぼくは忘れないよ

またあえる日まで 夢を忘れずに
変わらないままで ずっといようよ
またあえる日まで 夢を叶(カナ)えよう
信じることが 心をつなぐ


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【お泊まり会レポート おわり】

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最後になりましたが、快く子ども達をお泊まり会に
参加させて頂きました、保護者の皆様のご理解とご協力に、
心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

次は、サマーキャンプです。育英センターのみんなだけで
どれだけのことがキャンプで出来るのか、自分を思いっきり
試してきたいと思います。そして、一生に一度の今年の夏を
楽しい思い出で飾れるようにしたいと思います。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上

【お泊まり会レポートその2】

2005-07-19 11:26:24 | 育英写真館
写真はないけど、夜のこと。

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育英センターのみんなの泊まる場所は、大島保育園の隣の
お寺、託善寺のご本堂。

高い天井に、大きなお扉。そこに、蚊取り線香の香りが漂い、
静けさに包まれて、保育園の体育館とは隣同士であっても、
まるで別の世界です。


21:15すぎ

緊張の面持ちで、まずお寺に入ってのルールを聞いたら、
寝る場所を作ります。

だんだん慣れてきたみんなは、畳の上に、自分の持ってきた
タオルケットを敷いて、パジャマに着替えます。

広いご本堂は、みんなの開いた荷物でたちまち合宿所のように
なりました。


それでも、40人が全員寝る場所を作っても、まだ空いてる
場所はいっぱいありました。さすが、ご本堂は広いのですね。

21:30

消灯の時間を少し過ぎて、ようやくみんなが着替えを終わり、
寝られる状態になりました。

ご本堂は網戸が無いので、暑さと蚊が心配されましたが、
なんとお寺の大きな窓には大島の園長先生が網戸用の網を
切り売りで買ってきて貼っておいてくださったので、
扇風機がいらないくらい心地よい風を受けて、快適に眠る
ことが出来ました。


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川上をはじめ、センタースタッフもみんなと同じお寺の
ご本堂で一晩眠りました。

お寺に泊まるのは初めての体験ではありませんでしたが、
ご本堂は過去に1回あったかどうか。川上にとっても、
貴重な体験でした。

一つ屋根の下で眠ることで、みんなのかわいい寝顔や、
朝の寝ぼけた様子など、みんなが普段センターで見せるのとは
ひと味違う、一面をたくさん見ることができて、とても
楽しかったです。

寝言を言っている人もちょっといました。
夜中まで起きているセンタースタッフは、誰の声か
わからない寝言に、クスクスです。

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川上が眠ったのは、結局1:30ころ。

はたして、数時間後に起きられるのでしょうか!?
ひどく心配しました。


4:39 目が覚めると周りの人は数人起きています。

「おはよう。もう少し静かにしていようね。」
と言って、周りの友達の顔を見ます。

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ぐるりとみんなを見渡してみて面白いのは、やけに
みんな「くっついて」寝ていること。

どうしてこんなに広いのに、そんなにくっつく必要が
あるの?というくらい。あちらこちらで、接近して
寝ているのです。

すごい人になると、友達と手足が重なっていたりして、
誰かのお腹の上に足がのっていたり。重たくないのかな?と
不思議に思うほど。

知らず知らずのうちに、みんな温もり・肌の温かさを
求めているかのようです。

お父さん、お母さん、兄弟・家族と離れている淋しさを
友達にくっつくことで解消しているのでしょうか。

この暑いのになぜ???と、非常に興味深いのです。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上

【お泊まり会レポート その1】

2005-07-19 10:15:03 | 育英写真館
15日、16日の両日開催されたお泊まり会。

雨も心配されましたが、暑い夜をばら組さんと
楽しく過ごしました。

お泊まり会の様子を写真でご覧ください。

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15日、17:00 お泊まり会スタート。会場は大島中央公園。

保育園のばら組さんは、朝から水道公園、エコトピア寿に
行っていました。そこへ、学校を終わったセンターの
みんなが夕方から合流するかたちで、スタート。

最初は、班作りゲームをしました。手に謎のカラフルな
ゴムをはめます。そして、音楽に合わせて公園中を走り
回ります。音楽が止んだところで同じ色のゴムの人を
探します。

実はそのゴムの色は同じ班の印。班の数と同じ、12色
あります。全員が集まったところで、先生を中心に
自己紹介をして、班の旗をみんなで完成させます。

あらかじめセンターのみんなが書いてくれた班のみんなの
名前のまわりに、ばら組さん達が思い思いの絵を描いて
素敵な旗の完成です。

班の名前もみんなで考えました。



18:00 続いて、班ごとに夕食の準備です。

メニューはカレーライス、フルーツサラダ。
おいしそうなにおいです。


食事の盛り付けには、食事係さんが活躍。

センターの小学生と、保育園のばら組さんが
協力します。



19:15 夕食の後は、ミニミニキャンプファイヤーです。

小さな木を井桁に組んで、火を付けます。
点火するのは火の精!? なぜか「火の用心」風の
はっぴを着ています。

この後、なかなか火がつかずに、「燃えろよ燃えろ」を
何回も繰り返して歌いました。

本当にみんなの気分は「燃えろよ燃えろ!」だったのです。

ちなみに歌の伴奏は新保先生のギターと川上のピアノ。
楽しかったです。



キャンプファイヤーでは、小さいけれど本物の火を囲んで、
歌を歌い、ダンスを踊りました。

定番の「スイカの名産地」では、CDの田中星児の歌声に
あわせて、激しく踊りました。踊りの動きは、激しい方が
楽しいのです。

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キャンプファイヤーの様子。








キャンプファイヤーの最後のお楽しみは、花火大会。



BGMはもちろん「ながおか大花火音頭」。
北島三郎の声が公園中に響き渡り、一足早くここだけ
長岡まつり気分です。




3年生は男の子も女の子も、お泊まり会では皆が花火師です。



キャンプファイヤーの後は、大島保育園の体育館に移動して
お楽しみ会です。



ばら組さんもセンターさんも歌を発表します。



「お兄さん・お姉さん達、なかなかうまいんだなぁ」
と、ばら組さんは…きっと思ったのでした。



1・2年目の先生達による出し物は…なんでしょう。
リンボーダンス。賑やかに楽しく踊りました。

飛び入りのみんなも、なかなか上手にリンボーダンスが
出来ました。

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その後は、怖い話。

川上のインチキな怖い(?)話の後に、3年生の綾さんの
本当の「怖い話」で、みんなが震え上がったところで、
2年生チームが、手作りのお化け衣装を着て登場。

「きゃー!」「こわいー!」

体育館が、一瞬お化け屋敷になったのでした。

でも、近くで見ると、お化け達はどれも愛嬌のある
かわいいものばかりで、安心したばら組さん達は、
楽しくその後のおやつタイムに臨んだのでした。



短い時間の中に、たくさんの楽しいことを経験した
センターのみんなとばら組さん達は、就寝の準備です。

体育館にセンターの小学生だけ残り、園長先生から
これからお寺に泊まるという話を聞きます。

「そう言えばそうだった」

急に緊張してきます!!!

(その2へ続く…)

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上