長岡育英センター・ブログ

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ヒマワリ20cm!?ムクゲはなに科?

2005-07-24 22:14:57 | 畑日記


ひまわりは、静かに成長していました。

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新潟県も昨日梅雨明けしたという話。

そう言えば、センターの裏に植えたままの
放置状態になっている「ひまわり」が気になったので、
夕方買い物のついでに見てきました。

ひまわりは、本葉が出てから1か月ほど経っていましたが、
窓から見ている限りあまり成長が感じられません。

しかし、どうしてなかなか近くで見ると、たくましく
茎も太くなり、背も20cmくらいまで伸びているのです。



それにしても、成長が遅いのは、もう少し肥料をちゃんと
やらないとだめなのでしょうか。それと、おそらく雑草を
抜いていないから、周りの雑草に栄養を持っていかれちゃって
いるのでしょうね。

明日以降、子ども達と雑草を抜いて、肥料をあげます。
夏の太陽がたくさんあたるうちに、成長してくれることを
願うのです。

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センターの脇には、今年も紫色やピンク色の花がたくさん
咲き始めました。

これは、去年の夏もなんて言う名前だろうかと気になって
図鑑で調べたのだが「ムクゲ」という名がわかりました。
何年もセンターに勤めてるのですが、本気になって調べたのは
ようやく去年の夏のこと。

「芙蓉」だとか、「ハイビスカス」だとか、子ども達と、
センタースタッフとで、いろんな説が飛んだのですが、
図鑑で調べたら、ムクゲだということで落ち着きました。

なんと調べてみたら、みんなで言っていたアオイも
ハイビスカスも実は、ムクゲと同様に、同じ「アオイ科」の
「フヨウ属」に属する花だったのでした。

みんなアオイ属の同じ一族だったのです。
まったくあかの他人ではなかったのでした。

素晴らしい。皆さんの当てずっぽうははずれでも間違いでも
無かったのです。

おまけに、ムクゲの学名「Hibiscus syriacus」は、
「シリアのハイビスカス」という意味(たぶん)です。
やはりハイビスカスなのですね。 


ちなみに、センターの脇にあるムクゲは、おそろしく
生命力が強いです。誰も肥料も水もあげていないのですが、
確実に毎年、前年よりも多くの花を付けて、葉っぱも
枝もどんどん伸びて、立派になっていっています。

耐寒性・耐暑性ともに強いとインターネットで調べたら
書いてあったが、その通りなのでした。なんの世話も
してないのに、勝手に繁殖して伸びているのです。

欲しい方は挿し木でもガンガン伸びるという話なので、
好きなだけ切って持って行ってください。

ちなみに、一日で咲いて萎む花なので、茶道・華道などでは
古くから用いられているということなので、ぜひ丁寧に育てて
使ってみてもいいかも知れません。

センターの脇では「侘び」も「さび」もないくらい
繁茂しちゃっていますから。
ちなみに、このムクゲは韓国の国花だそうです。

一つの花は一日で萎みますが、どんどん花が咲いて
花そのものを楽しめる期間は4~5か月だそうで、
次々に咲くと言うことでおめでたい花ということで
中国・韓国では福を呼ぶとされているそうです。

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喫茶室の外には、ツタの葉っぱが絡まり始めています。

ツタは川上は好きですが、新保先生には、「いよいよ
みすぼらしくなるから切っちゃおう!」と言われてます。

学生時代、校舎の壁いっぱいに広がったツタの葉が、
秋になると真っ赤に色付いていたのがとても好きで、
センターのツタもこのまま残して伸ばしたいと思って
いるのですが、……ダメでしょうか。



この「ツタ」が一体どうやって壁にくっついているのかと
よく見てみたら、カエルの手のような丸っこいものが
茎から壁にペッタリくっついてます。

なんだろうこれは。吸盤?粘着質のもの?
買い物ついでで触るのがいやだったので、調べるのは明日。

結果は明日のお楽しみです。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上

子ども達と音楽を作る楽しさ

2005-07-24 07:13:12 | 川上のひとりごと日記
新潟県も梅雨明けしました。

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さて、更新の間隔があきました。

希望が丘保育園の納涼会には大勢の皆様から熱のこもった
たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございました。

川上も子ども達と共に、心を一つにして音楽を楽しむという
本当の楽しさを久しぶりに味わうことが出来、とても嬉し
かったです。

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音楽って、いろんな種類があります。

大きなホールでビシッと緊張して難しい顔で奏でる
音楽もあれば、鼻歌も音楽だし、小さな笛やハーモニカで
吹くのも音楽だし、ラッパで元気よく演奏するのも
音楽です。

楽譜を見て弾くのも音楽ならば、楽譜を見ないで
誰かが楽器を弾いているからそれに合わせて太鼓を
叩いたり、机や体を叩いて音を鳴らすのも音楽です。

誰かが楽器を奏でているから、それにつられて体が
動いちゃったとか、歌っちゃったとか、何かを叩いたら
面白かったとか、それもみんな音楽です。

いろんな音楽があっていいのだし、いろんな音楽の
楽しみ方があって良いと思います。

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そんないろんな種類の音楽の内の一つが、今回の
ルパンⅢ世でやりたかった音楽でした。

楽譜通りに作る音楽ももちろん大事だとは思います。

でも、今回新保先生がアレンジして作った楽譜は、
キーボード4台とマリンバ、ビブラフォンだけ。

つまり、ある程度のルールは音楽には当然必要なので、
音程のある楽器はしっかりした音を出してもらいました。
それも細かいリズムは後回し。

音が拾えたら、それからはひたすらオリジナルの演奏に
ノリを合わせていきます。ジャジーなリズムは楽譜で書くと
ひどく難しくなるのですが、そこは敢えて書かず(!)、
シンプルな記譜にしておいて、細かいリズムは
ノリで出していこうということにしたのです。


それで、CDやMD・カセットテープといったメディアに
「ルパンⅢ世」の曲を録音し、「繰り返し聞いてね」と
子ども達に渡しておいたのでした。

保護者の皆さんによれば、
「いつも車の中ではルパンを聞いてるんですよ…。」
という話がいろんな方から寄せられていました。

耳にたこができるほど聞いた音楽は、言い換えれば
体に染みついているのです。

文字通り「体で覚えた」ものは、頭で考えるよりも
直接に体が記憶して体が動くようになっていくのです。

キーボードのメンバーも曲の全体を覚えるのに時間は
かかりませんでした。

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こうして、キーボード、マレット系が固まったところで、
打楽器チームが合流して練習を開始。

打楽器チームは、ルパンの打楽器の基本パターンをまず
覚えてもらい、それを繰り返し続けるというのを一通り
出来るようにします。

次の段階で、「曲のこの部分では、ちょっと違うリズム
パターンにしてみよう」とか、「ここは君たちはお休み」
とかという指示を出します。

「先生!ボクの楽譜がないー!」と言っていた子ども達も
だんだんにこちらの意図がわかってきてくれたのでした。

そうして、楽譜を使わず、打楽器チームのノリが作られて
いきました。

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川上がインチキピアノを弾いているのを見て、
「あぁ、次長先生って、ホントに弾いてるんだねー!」
「え…、あんな難しそうな楽譜を…!?」
と数人の方が観客席で言っていたと聞きました。


みなさんが、弾いているフリだと思っていただければ、
それはそれでまたおいしいのですが、実は弾いてたのですね。

ですが、この会話は、正解でもあり間違いでもあるのです。

というのも、川上が弾いていたピアノも、楽譜があるようで、
実はほとんど全部、コードの和音をリズムに合わせて
「ツッツタッタッター」などと弾いていただけなのです。

長い楽譜をピアノの上に広げていましたが、見ていたのは、
音符ではなく、五線譜の上に小さく書かれた「コードネーム」
だけ。

つまり、フォークギターの人が和音をジャンジャカ鳴らして
伴奏するように、ピアノで和音を適当なリズムパターンで
弾いていただけなのです。

はじめから間違いもなければ、正解もない、そういう楽譜です。
これが、自ら「インチキピアノ」と呼ぶ理由でもあるのです。

…でも、気持ちいい音楽に、そこそこ(笑!)なったのでは
ないかと思うのです。

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自分の話はともかく。


大勢の人で音楽を作るのって、心を一つにして演奏する
のはなかなか難しいけれども、実はそれがうまくいった時は
とっても気持ちがいいのです。

それに、自分たちが演奏した音楽を聞いた人が、喜んで
くれる姿を見ることって、なかなかありません。
演奏を通して、音楽が人を勇気づけたり、感動させたり、
喜ばせたりすることもできるんだって発見することも出来ました。

こんなことを、子ども達が少しでもいいから感じてくれたら、
今回の企画は成功だと思うのです。

そして、あ~こんな音楽を一緒に楽しんでみたいと
聞いている人が思ってくれたら、もっともっと嬉しいです。


これからも、子ども達と楽しみながら音楽を作っていけたら
これ以上幸せなことはないと思います。

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夏休みになると、音楽教室の合奏に正式なメンバーとして
1年生も練習をスタートします。

これだけの演奏が出来るんだという自信を持って、2・3年生に
遠慮することなく、堂々と自分の担当になった楽器を鳴らして、
音楽を楽しんでほしいと思います。

保護者の皆様のかわらぬ応援をよろしくお願いいたします。

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by 川上

東京も揺れた

2005-07-24 06:15:51 | 川上のひとりごと日記
昨日夕方、東京で震度5強の地震がありました。

こんな書き方はどうかと思いますが、昨年の
中越地震の発生したのも土曜日の夕方でした。
しかも、奇しくも昨日が中越地震から9か月目。

いやな符合を感じずにはいられませんでした。

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埼玉県新座市に住む我が妹も、足がガクガク震えたと
言っていました。昨年の中越地震直後に長岡入りして、
体験した大きな余震のことを思い出したといいます。

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立体駐車場の車が落ちたり、建物の壁が崩落していたり、
たくさんのエレベーターの中に人が閉じこめられたり
鉄道がストップして大勢の人がバスに振り替え輸送で
並んでいたりする映像をニュースで見ると、都市型の
地震の怖さを感じます。

まさしく災害は、人の生活しているところに起こる
から「災害」と呼ばれるのだと思いました。人のいない
ところで地面が動いたって何したって、自然現象の
一つに過ぎないのです。災害とは、人の生活に影響を
及ぼす現象のことをいうとなにかで読みました。


これからも多くの被害者が出ないことを祈ります。

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中越地震でわたしが得た教訓は、自分の身を守るのは
究極自分しかないということと、いざというときに
まず頼れるのは行政や公なものよりも、身近な人達だと
いうこと。

(その後の長期的なものを考えた場合には、当然、
公の力も大切なのは言うまでもありません。)

それから、大切なのは常に正確な情報を得る努力を
して、誤った情報に流されて惑わされないということ。

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とりわけ、大きな災害に遭うと、妙なものに無理矢理
因果関係を見出し、それをまことしやかに語る人が出たり
するのは、災害に遭って現に困っている人には、
甚だ迷惑な限りです。

正しい情報を見極めて選択する目は、日頃から鍛えて
おかないと育たないし、急に災害が起こったから正しい
情報を得られるようになるわけではないと思うのです。


そういう勉強を学校で真剣に教えてくれるといいなぁと
思うこともあります。

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さて、着地点を間違わないように文章を書きます。


気象庁の予想では、今後数日間は「震度4」の地震が
起きる可能性があるということです。

充分気を付けていただきたいと思います。

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以下、Yahoo!ニュースより引用。

震度4の余震、起きる可能性=気象庁

 千葉県北西部を震源に、東京で震度5強を記録する
強い地震が起きたことを受け、気象庁の吉川澄夫地震
予知情報課長は23日夜、同庁で記者会見。
「余震活動は活発ではなく、順調に減衰している。
ただ、過去の例を見ると、今後数日間はマグニチュード
(M)5クラス、最大震度4程度の余震が起きる可能性がある」
と述べ、注意を呼び掛けた。

        (時事通信) - 7月23日21時1分更新


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by 川上