心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

呉秀三とは病跡学をもとに日本に人体実験精神医療の基礎を作った人物である

2020年06月07日 | 精神科医療とRAPT理論

「どうして精神疾患が治らないのか?」

「精神異常者」はいますが、精神疾患は存在しないからです。
存在しない病気を仕立て上げ、医療の対象としているのです。

今回のテーマは精神医学、精神科医療の核心に迫る内容となっています。

「呉秀三が一体何をしたのか?」が分かってしまえば、精神医学の本質が見えてきたのです。
10年以上精神科医療の現場で勤務していて、やっとモヤモヤしていたものがとれた、霧が晴れた気持ちでいっぱいです。


精神疾患の原因は不明なのですが、現在言われているのが「3つの要因がある」と言われています。
それが「外因性・内因性・心因性」と呼ばれるものです。
それぞれ簡単に説明すると

・「外因性」とは薬物やアルコールといった物質による脳への影響、その他交通事故や転倒転落、電気ショックのような感電などによる頭部外傷による脳への影響によって
脳機能に異常をきたしてしまう精神症状のことです。
交通事故により、「時計が読めなくなった」「会話の意味が理解できなくなった」「考えた事を発言できなくなった」といった
高次脳機能障害となってしまう人もこの部類かと思います。

・内因性とは、原因不明のものを指します。
個体差つまり「家系や遺伝」とよばれるものによる影響で生じる精神機能の障害を指します。

・心因性とは「ストレスによる、脳へのダメージによって脳機能が低下して生じる精神症状」のことです。

それぞれ精神医学は「治療と称して」

●「外因性」に対しては向精神薬という薬物を投与したり、mECTと呼ばれる電気ショックをしています。
●「内因性」に対しては、ナチスドイツや東大や慶応大の双子の研究や、遺伝的な家系の研究、人種の研究を行っています。
また最近わかったのが、病跡学といった、天才、偉人と呼ばれる人の家系や行動歴、社会性を調べ分析するということをしています。
●「心因性」については、潔癖症の人に、汚物を触らせるエクスポージャーと呼ばれることをしたり、心理テスト、催眠療法
TIC(トラウマインフォームドケア)と呼ばれるような、患者を傷つけないように、トラウマ再体験をさせないような関わりにより患者の自尊心を低下させないように配慮すること
などがあります。
心因性については、看護人からの暴力や経済搾取をすることで「患者虐待」で訴えられる昨今、病院での非人道的行為はできなくなってしまいました。
ですから、心因性でいえば、幼児虐待、戦争体験、大災害、異常性愛(小児性愛)によって、人はその苦痛の再体験することを恐れ
人格を切り離す、解離性同一性障害( Dissociative Identity Disorder)や多重人格障害(: Multiple Personality Disorder ; MPD)になった人を
研究対象として入院させたり外来通院させます。

実際に臨床で行われていることは、「心の病を治療する」のでなく「心の病を作り出すこと」をしているのです。
臨床で勤務していたころは、これらの事に違和感を感じていたのですが、「入院して抑制していた部分が外れて症状が強く出たのだ」と勘違いしていました。
そして、CCHRや内海聡氏の活動に関する動画や著書を読み始めてから、「製薬会社のマーケティング目的」「精神科医療による支配体制づくり」のためだ
と感じるようになりました。
しかしRAPT理論を学ぶことでこの精神科医療というシステムが
製薬会社が金儲けのために、「開発された薬剤に適合する精神疾患名を作り出しキャンペーンを打つ」という
単なる、製薬会社の利益追求のためや、精神科病院を経営する民間病院群、日本医師会の勢力拡大のために精神科医療があるのだとしたら
「非常に回りくどいビジネス」だと感じたのです。

それは、治療と言いながらも入院患者が嫌がるような、向精神薬投与や電気ショックをしなくても、プラセボを「処方した」ということにして、入院させておけばよいからです。
下手に内服すると副作用が激しくでるようなSSRIやSNRIといった向精神薬を投与すれば、「薬飲みたくない」と思い、退院してしまう患者が出てきてしまうかもしれません。
病院は患者が退院すれば収益が下がるため、患者に対して苦痛を与え続けるような向精神薬投与や電気ショックを無理に続ける必要はないと思うのです。

なぜ未だに続けているのでしょうか?

それは「内因性」の研究つまり19世紀から世界的に行われている病跡学を追跡することで見えてきます。
パトグラフィーと呼ばれる病跡学は実験心理学が出ており、実験心理学を始めたのがドイツのライプチヒ大学のブントでした。
ライプチヒ大学の精神医学研究所のパウルユリウスメビウスがメビウスがいます。
>彼は『ゲーテ』という本を書き、ゲーテの躁鬱の7年周期を見出した。
>また、ニーチャやルソーの研究を行なうなど、精神医学的な天才論の創始者である。
>「パトグラフィ(病跡学)」という用語を作ったのはメビウスである。
>彼はライプチヒ大学の講師であったが、女性を蔑視する論文を書いて世間から反感をかった。
>このことは、クレッチマーの『天才の心理学』(岩波文庫)の中に登場する。
>また、大学当局とトラブルをおこしたりしたことでも有名になった
http://webpark1658.sakura.ne.jp/world/visit09.html

それはパトグラフィーが「天才は精神病である」と結論付け、精神医学研究によって「精神病が生み出せれば、天才を生み出せる」と仮説付けしたのだと考えられるのです。

このパトグラフィーから精神医学が出ており、様々なアプローチによって、その候補者を集めて、人為的に精神異常者を生み出そうとし始めます。
クレッチマーのスキゾイド(分裂病質)とは
「社会的に孤立していて対人接触を好まず、感情の表出が乏しく、何事にも興味関心がないように見える」性格の人を指す言葉なのですが
こういった性格が、天才的な芸術家、音楽家、小説家に多いことからスキゾイド、シゾイドが分裂病、統合失調症の呼び名に使われたのかもしれません。
http://psychodoc.eek.jp/abare/schizoid.html

クレッチマーは「分裂気質-分裂病質-分裂病」という正常から異常へのグラデーションがあり、体型などにも影響を受けるという考えを持っており
「人格、性格」を研究の対象としていたことがわかります。

無愛想で自閉的、他者に関心を示さない、地域、家庭での変わり者を集めて、天才の法則を探し出す人体実験をしようと始まったのが精神科医学の原点だとしたら…
日本は「赤信号みんなで渡れば怖くない」という全体主義、事なかれ主義、長い物には巻かれよ、右に倣え」という文化が支配的であるため

「多数決に従わない人、変わった性格の人、集団で浮く人は”家庭や地域での厄介者”」になってしまいがちです。
そんな変わり者を収容して税金や医療費で面倒見てくれる施設があるとしたら、家族は安心できますね。

日本が、世界で一番精神病院ベッド数が多い精神病院大国だと言われる所以には、この日本の文化的背景が強く根差しているのです。


精神科医学は「単に製薬会社や病院経営者が金儲け主義のためだけにやっている」のではないのです。

RAPT理論に出てくる上級国民たちによって、脳研究のための人体実験が行われている分野なのです。
医療とは病を治す分野のはずです。
このように、悪人たちによって様々な分野が歪められてしまっていることがわかると思います。

是非、この動画を通してRAPT理論に
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