心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

精神病・精神疾患は家族が原因である。

2019年12月15日 | 精神科看護

【精神薬は麻薬】CCHR小倉さんに突撃インタビュー!精神薬を飲むとどうなっちゃう?

心の状態、つまり精神機能を「薬に頼る」ことは、

「自分自身の人生の放棄をすること」と同じだ。

 

精神障害者が事件を起こすのでなく、精神薬、薬が事件を起こす。

「薬害に対する、反証論文が莫大過ぎて、一般市民では訴訟を起こすのが難しい」

 

「メディア」と「製薬会社」と「精神医学」は根源が同じ。

いずれも、思想のコントロールをするための道具だということ。

 

精神医学は思想である。

どういう思想なのか?というと、権威によるレッテル貼りで、人間を支配していく、人間をコントロール下に置いていく思想。

 

要約するとこのようになります。

(CCHR自体活動は立派なものですが、CCHRと関係ある団体は、大本教と呼ばれるカルト宗教団体に繋がります。)

「どうやって人間を支配していこうか?」そこから精神医学が発展してきていますから、そもそもが間違っているのです。

 

実は、このブログでは過去の記事をさかのぼると、「精神病院必要論」を説いています。

精神病院の存在意義について

被害者がいれば犯罪者、被害者がいなければ精神障害者。

過去記事を読んでいただくとわかるのですが、精神病とは、一言でいえば、犯罪者のことです。

しかし、犯罪といっても、人殺ししたりするわけではありません。

広義の意味での「犯罪」にあたります。

「社会秩序を乱す人」全てが広義の犯罪にあたります。

罪刑法定主義の観点からいえば、法律に文言がなければ、罪ではありませんから、刑罰も存在しない。

実は、日本には独特な文化が存在し、「相手をおもんばかる」「空気を読む」という文化が存在します。

多くの不文律から社会が成り立っているのが日本社会です。

これはどういうことか?というと、「相手の気持ちを察する能力が求められる」ということです。

これは何も日本だけではないことなのですが、日本は特にこの「おもんばかる文化」が強いです。

 

違う言い方をすると、「思った事を言わない文化」でもあります。

ですから、「遠慮して言わない事」「譲り合いの精神を持つ文化」なのです。

 

「相手を気遣い、全体を気遣い、控える、我慢する」

 

この事自体はすごく良い文化だと思います。

 

全員が全員自己主張し始めたら、社会そのものが成り立たなくなります。

ですから、歴史を紐解くとかつては「五人組」や「村社会」「村八分」というものが存在し、

村やセクトという管轄で個人を衆人環視していたのです。

これで治安が保たれている一方、こういったシステムに乗ってこない人も出てきます。

そういう人を「瘋癲ふうてん」と呼び、キチガイ扱いしたのです。

 

そういう、キチガイは家で面倒を見るのが日本の文化でした。

1900年の精神病者監護法、つまり家庭内座敷牢許可制度と呼ばれるものです。

 

そして戦後から現代にかけて、高度な文明化、IT化、グローバル化の波を受けて

封建社会、村社会が崩壊してきて、若い人は都会で働くようになり、キチガイと呼ばれる人を面倒見る人がいなくなってきます。

すると、そういう村社会に馴染めない人たちを収容するビジネスが開始されました。

1950年から起きる、「精神病院ブーム」です。

精神衛生法制定によって、「どんどん精神病院を建てよう」というブームが到来します。

言い換えれば、「政府が補助金を出すため、どんどん民間刑務所を建てましょう。」という動きが始まったのです。

 

精神病院は精神保健福祉法によって、治療という名目があれば逮捕監禁罪が違法性阻却事由となる特殊な場所です。

しかも医療保護入院という、家族等の同意があるため、人権も確保されています。

「家族の同意による人権侵害が平然と行われている場所」それが精神科病院なのです。

 

つまり、精神科病院に家族を入院させているということは、「その家族もどこかおかしい」のです。

それを精神科医療では「高EE家族」などと言ったりします。

 

全国に精神障害者が400万人いて、そのうち入院しているのが34万人。

34万人の入院患者のうち、身寄りがある人が80%だとすると、25万人はおかしな家族が背景にいるということになります。

 

私は急性期病棟や精神科救急で勤務してましたから時間外で入院してくる「初発」と呼ばれる人を見てきました。

「精神科受診歴がない」

いわゆる無印の患者の多くは「家族と揉め事を起こして連れてこられる」もしくは「過去に家族と揉め事を起こしていて、家族と精神科医が結託して当事者を騙して受診させるために連れてきているケース」しかありませんでした。

そのほかには、警察官に連れてこられた「薬物反応陰性で飲酒などで錯乱している人」「自殺未遂の人」「浮浪者」です。

その割合として、一番多いのが、「家族からの相談案件」でした。

「自宅に引きこもり浪費ばかりする」

「自室にこもってブツブツ独り言を言って出てこない」

「何か気に食わないことがあると癇癪を起し、暴力を振るったり、モノを壊してくる」

つまり、面倒見切れない家族、息子、娘を連れてくるのです。

はっきり言って、連れてこられる人たちは「社会的な引きこもり」と呼ばれる人たちばかりです。

病気でも何でもありません。

「親の育て方が悪い」

その一言です。

連れてこられる患者の多くは、

「親に甘やかされて育って、中学や高校で挫折体験をして、不登校となり引きこもり生活になった」

というパターンが多い。

父親は子育てに我関せず、母親は世間体ばかり気にして、過保護という家族背景が非常に多い。

「勉強して良い高校に進学して、良い大学を卒業して、有名企業や公務員になれば幸せな人生を生きられる」

「世間体が保たれる」

という思想を持った家庭で挫折してしまった人たちが「家庭内でトラブルを起こすこと」で困った家族が精神病院に相談しに来るところから始まるのです。

ですから、入院時、外来までお出迎えしに行きますが、「連合弛緩」や「妄想」などがある人はいませんでした。

しかし、薬物療法と呼ばれる、麻薬を投与され続け、脳機能がおかしくなってしまい「考えがまとまらなくなる」ことで言葉のサラダボールができてしまったり、酩酊状態のようになって現実的な思考ができなくなり、「妄想的発言」をすることで、統合失調症の患者が出来上がってしまうのです。

ちなみに、錯乱状態で警察から搬送されてくるのは、「薬物依存患者」か「アルコール依存症患者」ばかりでした。

そして、本当に精神が病んでいるなという入院については、圧倒的に「自殺企図」のある「うつ病」の人たちばかりでした。

 

無印の「うつ病」の人たちは、家族が「目を話すと近くの池まで行ってしまい、入水自殺しようとしたり、ロープをドアノブに引掛けて自殺しようとする」と相談してきます。

そういった人たちが入院してきて、落ち着いた時に話をすると

「私は不要な人間なんです。会社でもお荷物扱いで、生きている価値がないんです」

と会社で虐めにあっている人たちばかりでした。

周囲には「辛いから辞めたい」と相談はしている人が多かったのですが

「1年は頑張れ」や「辞めても同じ。どこいっても同じだよ」

言われ、逃げ道が無くなってしまっているのです。

本人の問題もありますが、社会や家族に問題があり、追い込んでいるケースが多かったです。

しかし残念ながら、適応障害や軽度のうつ病で入院してきた人たちは1か月もすると重度のうつ病になってしまいます。

「死にたい」という発言は減ってきますが、薬漬けになって廃人のようになってしまうのです。

病気によって脳が破壊されるのでなく、精神病院での治療と呼ばれる、拘禁と薬漬けによって脳が破壊され人格が崩壊していくのです。

朝からボーっとして脳が機能していないことが分かります。

 

私の臨床での体験を書きましたが、精神病の症状とは、単なる薬害だということです。

そして、精神病院に連れてくる家族がそもそもの原因であり、当事者を追い込んでいるのです。

 

しかしながら、日本の精神病院の90%は民間病院であり、医療費、入院費は保険、税金から支払ってもらえますから、病院側は合法的に入院という隔離収容ビジネスをしているだけなのです。

当事者を置き去りにし、家族にとっても好都合、病院にとっても好都合なwin winの関係なのです。

私には親の育児放棄にしか思えません。

大きな子供でも、子供は子供。

親に責任があると思うのです。

「病気がそうさせている」わけではありません。

親や社会が追い込んだ結果、引きこもりになったり、攻撃をするようになるだけです。

上手く育てられなかった子供を薬漬けにして一生隔離収容する場所が精神科病院だとしたら、「臭い物に蓋をする文化」の日本らしい制度だと言わざるを得ないですね。

医療保護入院などは、「家族等の同意があれば強制入院させることができる」のです。

つまり、どれだけ本人がノーマルでも家族が狂っていたら、ノーマルな人が強制入院の対象となることも大いにあり得るのです。

 

精神科病院に入院しているのは本人がキチガイなのではありません。

家族がキチガイなのです。

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