遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

寒くても咲く花はある

2024-03-05 23:47:11 | たわごと

金沢に帰ってきてこの土地の空気の冷たさを再認識しました。めっちゃ寒い。
gooニュース
白山市で早咲きの河津桜咲く二十四節気の「啓蟄」

明日3月6日(水)の天気予報
朝は関東など荒天のおそれ 北風強くすっきりしない空(ウェザーニュース)

明日も寒気が半端なくて寒いんだろうな。

復興に向けた明るい話題もあるんですが、やはり現実をきちんと把握できるように報道しないとジャーナリズムじゃないです。
奥能登4市町、1月の転出者が前年の4・27倍に…輪島市は人口1・17%減で最も減少率高く(読売新聞)
石川 珠洲の総合病院 地震で外来患者数半減 厳しい経営状況に (NHK NEWS WEB)
震災前から人口減少も医療の経営難も奥能登では大きな問題でした。インフラそのものを破壊されての再出発です。生温い計画では、あとで後悔することになるんじゃないかと思います。

東日本大震災や阪神淡路大震災の経験を生かせないと、これからもこの国には大地震はやってきます。
gooニュース
復興住宅で際立つ高齢化、「孤独死」553人…限界集落化目前に「こんなはずではなかった」

東日本大震災の規模は遥かに大きい。だからこそ奥能登よりもまだマシなんじゃないかと思うんだけど・・・生半可な未来は待っていないんだな。

〈以下引用〉
発生から29年になる阪神大震災の被災者らが入居する兵庫県の復興住宅でも高齢化が進み、23年11月末現在54・6%。県警によると、23年の1年間で67人の孤独死が確認された。同県立大の馬場美智子教授(減災まちづくり)は「復興住宅で つい の 住処すみか として残るのは、自力再建が難しい低収入者で、かつ高齢者だ」と話す。
能登半島地震では、高齢化が進む石川県奥能登地方で大きな被害が出た。 珠洲すず 市幹部は「復興住宅整備の話は当然出る。この災害で若い人がどんどん離れており、住宅の高齢化やコミュニティーの問題はど真ん中の課題だ」と覚悟する。

今、2次避難から仮設住宅へ移っていく段階だけど、それがなったとしてもゴールはそこじゃないでしょう。理想的でお花畑な未来はないんでしょう。

本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER

コメント
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